子連れM氏の旅行ブログ

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名古屋で科学とグルメに触れる1泊2日ドライブ(1日目~2日目:味噌カツ、手羽先を堪能し、名古屋東急ホテルに宿泊 2017年11月の記録)

皆さんこんにちは!今回は引き続き、2017年11月の名古屋方面への1泊2日旅行の続きとなります。名古屋市科学館を後にし、一度ホテルにチェックイン。その後すぐに夕食へと向かい、名古屋の食事を満喫しました。宿泊した名古屋東急ホテルも、朝食バイキングなどに趣向が凝らしてあり、お勧めです。

 

旅程

1日目:柏→名古屋到着、ひつまぶし花岡(昼食)→名古屋市科学館矢場とん栄セントライズ店(夕食)→世界の山ちゃん本店(二次会)→名古屋東急ホテル

2日目:名古屋東急ホテル東山動植物園→一刻魁堂イオンタウン千種店(台湾まぜそば)→柏

1日目の名古屋市科学館までの記事はこちら↓

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矢場とんの極上リブ鉄板とんかつをいただきます!

名古屋市科学館を出発し、一度名古屋東急ホテルにチェックイン。荷物などを置いてから、徒歩で矢場とん栄セントライズ店に向かいます。

夜の名古屋のテレビ塔。こうして見ると、札幌にとても似ています。

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矢場とん栄セントライズ店の位置は下の地図の通りです。正真正銘、名古屋のど真ん中です。

 

栄セントライズは、地下1階から2階までが店舗フロアで、それ以外の高層階はオフィスの複合ビルです。土曜日の夜でしたが、あまり待ち時間もなく入れました。

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来ました来ました。極上リブ鉄板とんかつです!どんどん行ける美味しさ。

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早朝から活動していたので少し疲れていましたが、一気に回復しました。

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世界の山ちゃん本店の手羽先と馬肉たたきで一杯。

矢場とん味噌かつでお腹は膨れましたが、折角名古屋まで来たのでもう一軒。東京にもあるお店ですが、世界の山ちゃんの本店に行ってみます。場所は下の地図の通りです。

名古屋東急ホテルの目と鼻の先の位置にあり、帰る前の二次会としては最適でした。

 

有名な手羽先と、右端に少し写っているのが本店限定の馬肉たたきです。ビールと一緒に、どんどん食が進みます。

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親族と一緒に2時間ほど滞在。名古屋を満喫することができました。

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名古屋東急ホテル宿泊記。朝食バイキングは特におすすめ

今回宿泊するのは、名古屋東急ホテル。場所は下の地図の通り、栄からも徒歩5分圏内でとても便利なホテルです。

 

フロントも広々。11月中旬でしたので、クリスマスムードに包まれていました。

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宿泊したのはスタンダードツインルームです。(下の写真はホテル公式ホームページより引用)

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バスルームは一般的なユニットバスでしたが、比較的広く充分。

 

よく食べ、よく歩きました。たっぷり寝て疲れを癒してもらいます。

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朝食会場はこのような感じです。(下の写真はホテル公式ホームページより引用)

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シェフが目の前で作ってくれるオムレツなども美味しかったですが、きしめん、味噌田楽などの名古屋グルメが味わえるのが特徴的です。

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小倉トーストもいただけて、名古屋グルメ尽くし。楽しい朝食バイキングでした。

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ホテルそのものも上質ですが、趣向を凝らした朝食バイキングが大変気に入りました。

www.tokyuhotels.co.jp

名古屋東急ホテル 宿泊プラン一覧

 

さあ、2日目は東山動植物園をじっくり回ります。次回の記事もぜひご覧ください。それではまた!

(過去に名古屋方面を訪れた際の記事をご紹介します。よろしければご覧ください↓)

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名古屋で科学とグルメに触れる1泊2日ドライブ(1日目:名古屋市科学館 2017年11月の記録)

皆さんこんにちは!今回は2017年に名古屋に1泊ドライブをした様子をご紹介します。名古屋に当時住んでいた親族を訪ねたのが主目的の旅でしたが、前後で科学館や動植物園をじっくり見学できました。

 

旅程

1日目:柏→名古屋到着、ひつまぶし花岡(昼食)→名古屋市科学館矢場とん栄セントライズ店(夕食)→世界の山ちゃん本店(二次会)→名古屋東急ホテル

2日目:名古屋東急ホテル東山動植物園→一刻魁堂イオンタウン千種店(台湾まぜそば)→柏

 

1日目のルート

初日は早朝柏を出発し、名古屋には10時半ごろ到着しました。その後は親族と合流してしばし談笑。ランチはひつまぶし(地点B)です。午後は名古屋市科学館(地点C)を見学し、見所が大変多くそこで日没となりました。後は味噌カツ手羽先を満喫し名古屋東急ホテル(地点D)に宿泊です。

 

栄で美味しいひつまぶしを。ひつまぶし花岡で昼食。

名古屋と言えば、独特のグルメが発展した街です。1泊2日の滞在で、可能な限り味わおうと気合いが入っていました(笑)

まずは、言わずと知れたひつまぶし。栄の繁華街のど真ん中にある「ひつまぶし 花岡」へ。

雑居ビルの2階に上がる形の店舗で、少し迷いましたが無事到着です。

 

早速いただきます!まずは4分の1をうな丼で。そして次の4分の1を薬味と一緒に混ぜて食べ、さらに4分の1をお茶漬けに。思い出しながら書いているだけで、また名古屋に行きたくなりました。

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最後の4分の1は一番好みの食べ方で・・・ということで、お茶漬けをもう一度楽しみました。

 

店内は広くありませんが、名古屋到着後に予約を入れて席をキープしていただいたので問題なし。本当に美味しいひつまぶしでした。

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ひたすら大きい!名古屋市科学館。世界最大のプラネタリウムも。

旅の最初から、ガツンと良いものをいただきました。気分も良く、続いては名古屋市科学館です。場所は以下の地図の通り、名古屋の中心部に位置しています。

 

建物は非常に特徴的です。この存在感のある球体の中には、世界最大、内径35mのプラネタリウムが入っています。

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科学館内は大きく生命館と理工館に分かれており、1階~6階まであります。さらに、プラネタリウムを含んだ天文館がある構成です。(下の図は名古屋市科学館ホームページより引用)

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想像以上のスケールに驚きつつ、中を見て行きます。

 

ここからは展示をかいつまんでご紹介します。

まずは理工館の2階、うかぶボールの展示です。スイッチを押すと空気が流れ、ボールが浮かぶ様子です。ボールの表面を、空気が包むように流れる「層流」が出来ているため、ボールは揺れながらでも安定して浮かんでいます。

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こちらも理工館2階、うみのステージの中の「いろいろなポンプ」という大型展示です。らせん状の板を回転させることで水を低い所から高い所へくみ上げる、アルキメデスポンプなどの展示は大掛かりで見応えがありました。

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とにかく物理系の展示が充実しているのが特徴的です。愛知県ならではといった感じががしました。私は高校の物理でかなり苦労をした記憶があるのですが、その先入観は捨てて、子供達には興味を持ってもらおうと必死で解説します(笑)

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生命館では地球や人体のことについても学べます。ただ、半分が理工館というレイアウトの通り、この科学館は物理の楽しさを学ぶつもりで訪問すべきでしょう。

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ジオラマは名古屋の都心部を再現。東海道新幹線はスマートですね。

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こちらも見応えがある竜巻ラボ。高さ9mの空気の渦が観察できます。

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そして世界最大のプラネタリウムの中へ。素晴らしい星空を満喫できる上に、伝統的な形で学芸員さんの生の解説があるプラネタリウムです。

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最近のプラネタリウムは画像や音響は素晴らしいのですが、ヒーリング方面に趣向が偏っているものも多く、星空をじっくり勉強できない作品も多いと感じていました。そのため、この名古屋の硬派で素晴らしい設備のプラネタリウムは、本当に素晴らしいと感じます。

 

大満足して科学館を出ます。既に日が大分傾いていました。

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ここからは屋外展示も見て行きます。国産の大型ロケットである、H-IIBロケットの展示です。このロケットで、国際宇宙ステーションへ物資を届ける日本の補給船HTVの打ち上げを行うそうです。

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他にも、国際宇宙ステーションの日本の実験棟「きぼう」の構造試験モデルが展示されていたりと、屋外も大変見応えがありました。

www.ncsm.city.nagoya.jp

名古屋にこのような素晴らしい科学館があるとは、全く知りませんでした。さすが製造業が盛んな愛知県だなと思わせる展示です。理系も楽しいよ!と、子供達に伝えつつ、ここからは再び食い道楽旅行に戻ります(笑)

夕食から宿泊記までは、また次回の記事でご紹介します。それでは!

 

(過去に名古屋方面を訪れた際の記事をご紹介します。よろしければご覧ください↓)

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初秋の奥会津1泊2日ドライブ(2日目:猪苗代湖からの福島絶景ドライブ 2013年10月の記録)

皆さんこんにちは!今回は二岐温泉を出発し、少し北上して猪苗代湖、吾妻小富士方面にドライブします。紅葉が日に日に進む10月中旬。紅葉狩りをしながらのドライブを楽しみに出発です。

 

旅程

1日目:柏→大内宿→塔のへつり→観音沼森林公園→二岐温泉大丸あすなろ荘泊

2日目:二岐温泉猪苗代湖→磐梯吾妻レークライン→磐梯吾妻スカイライン→柏

今回の記事では、2日目のドライブの様子をご紹介します!

これまでの旅の様子↓

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2日目のルート

二岐温泉大丸あすなろ荘(地点A)→猪苗代湖青松浜湖水浴場(地点B)→磐梯吾妻レークライン:涼風峠(地点C)、三湖パラダイス(地点D)、中津川渓谷(地点E)→磐梯吾妻スカイライン:国見台(地点F)、兎平(地点G)→道の駅土湯(地点H)→二本松ICから東北道磐越道経由で柏

本来は磐梯吾妻スカイラインを通り抜け、福島から帰宅する予定でしたが渋滞のために引き返しました。それも含めて良い思い出です。

 

猪苗代湖 青松浜湖水浴場で磐梯山と湖の絶景を堪能。

二岐温泉を出発し、磐梯山方面へ。途中には大きな猪苗代湖があります。今回は猪苗代湖を南側から見る、青松浜湖水浴場で休憩。位置は下の地図の通りです。

 

猪苗代湖周辺は、冬のスキーで何度も訪れていますが、雪のない季節でしかも南側から見るのはこれが初めて。湖越しに山々が見えて、こちらの方が絶景かも。

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少し霞んでいますが、磐梯山もくっきり。夏は湖水浴ができるということです。波も静かで景色も良く、気持ち良いかもしれません。

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小さな舟も出ています。猪苗代湖はヤマメ、イワナ等の淡水魚も釣れるようで、釣り券なども販売されているようです。この広い湖で、山々を見ながら釣りをしたら楽しいでしょうね。

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iko-yo.net

 

緑と湖沼群の中を走る磐梯吾妻レークライン。

猪苗代湖を後にし、さらに北上を続けます。ぐんぐんと磐梯山が迫ってきます。雪の無い時期に見る磐梯山は新鮮です。

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磐梯吾妻レークラインは、1888年に大噴火を起こした磐梯山が山体崩壊を起こした際にできた湖沼群を縫うように走る、絶景ロード。最近までは有料道路でしたが、今は無料開放されています。(以下の図は福島県ホームページより引用)

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途中でこのような休憩スポットも点在しており、ゆっくり止まりながら走るドライブも乙です。

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こちらは三湖パラダイスという駐車場からの眺望。小野川湖と桧原湖が見えています。

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レークライン途中にある中津川渓谷です。中津川渓谷は、レストハウスの駐車場から歩道を少し歩いて上から見ることができます。紅葉の最盛期には、この斜面の木々が一斉に色づきます。

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遊歩道で渓谷まで下りられます。片道15分程度ですが、ブナ林が続いて気持ちの良い道です。

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遊歩道の入り口まで戻ってきました。渓谷に下りた写真は残念ながら残っておらず・・・

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www.urabandai-inf.com

遊歩道を散歩した後、レストハウスにて名物のソースカツ丼をいただきました。

 

磐梯吾妻スカイラインは絶景ポイント多数ですが、渋滞で完走ならず。

続いて磐梯吾妻スカイラインへ向かいます。こちらは一切経山、吾妻小富士など見所たっぷりの絶景ロード。福島の土湯から高湯までを結ぶ山岳道路です。(以下の図は福島県ホームページより引用)

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このような感じで、ぐんぐんと標高を上げていきます。視界が広い!

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レークライン同様に、途中で休憩できるスポットが多数。国見台で休憩です。

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国見台から磐梯山方面の眺めです。

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標高を上げるにつれ、紅葉が少しずつ進んできました。同時に渋滞も。

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浄土平のレストハウスまであと2kmという地点で、車が進まなくなりました。手前の兎平の駐車場で引き返します。

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もっと間近でこの山々を観たかったのですが。。やはり、狙い目は朝一番ですね。

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帰り道、少しずつ色づいた山々を見ながら、土湯方面に下ります。

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土湯付近から福島市内です。少し霞んでいますが、福島の市内が一望できます。

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www.urabandai-inf.com

最後に道の駅「つちゆ」に立ち寄り、お土産などを購入後、二本松ICより帰宅です。

2日目は、主目的である磐梯吾妻スカイラインを完走することは叶いませんでしたが、代わりに土湯峠からの絶景が見られて満足でした。レークラインとスカイラインの気持ちの良いワインディングは、なかなか他では味わえない爽快感がありました。紅葉の時期が一番のお勧めですが、それ以外の時期も涼しい高原の緑の中を走ることができる、本当に気持ちの良い道です。

それにしても、2013年のこの旅も福島県の奥深さを知るには充分な旅でした。大内宿から始まり、二岐温泉大丸あすなろ館も本当に良い宿でした。ただ、周辺にある湯野上温泉や甲子温泉、2日目の土湯周辺にある野地温泉などもとても良さそうでした。何度行っても飽きないエリアだと思います。また機会を作って行ってみたいと思います。

それではまた!

初秋の奥会津1泊2日ドライブ(1日目~2日目:二岐温泉大丸あすなろ荘宿泊記 2013年10月の記録)

皆さんこんにちは!前回の記事に引き続き、会津地方への1泊2日のドライブの様子をご紹介します。今回は足元から源泉が湧き出る自噴泉岩風呂がある、二岐温泉大丸あすなろ荘の宿泊記です。

 

旅程

1日目:柏→大内宿→塔のへつり→観音沼森林公園→二岐温泉大丸あすなろ荘泊

2日目:二岐温泉猪苗代湖→磐梯吾妻レークライン→磐梯吾妻スカイライン→柏

1日目の様子↓

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大丸あすなろ荘にチェックイン

二岐温泉大丸あすなろ荘は、福島県内でもなかなかの山中にあります。ただ、意外と便利で白河市内からも1時間程度、道路が特に狭いこともなく、気軽に訪問できる場所にあります。スキーで賑わう羽鳥湖なども、比較的近くにあります。

位置は以下の地図の通りです。

 

駐車場から門までの道も、豊かな森の中で癒されます。

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チェックインし、お部屋は和室の一般的な部屋ですが綺麗でした。山奥の宿とは思えない快適さです。

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そして部屋の窓からは渓流と紅葉が満喫できます。素晴らしいところです。

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大丸あすなろ荘の温泉。純度100%の温泉を贅沢に味わいます。

一息ついて温泉を楽しみます。露天風呂が名物ですが、まずは内湯を。内湯はとても綺麗で快適です。(写真は宿の公式ホームページより引用)

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さあ、いよいよ露天風呂に向かいます。急な階段を渓流の方へ。

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露天風呂に向かうのもちょっとした森林浴になります。

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まずは渓流露天風呂に向かいます。右奥の小屋が脱衣所です。

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すぐそばを綺麗な渓流が流れる露天風呂。もちろん源泉かけ流しです。(以下の写真は公式ホームページより引用)

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そして名物の自噴泉岩風呂(甌穴風呂へ)!このお風呂が一番古いお風呂で、元々は平安時代皇位継承にやぶれた宮人が薬湯を求めて発見したと伝わっているとか。湯の底にはポットホール(甌穴)が3ヶ所あり、元々は川の底だったことが良く分かります。お湯は結構熱めです。(以下の写真はJTBホームページより引用)

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何度でも入りたくなる100%の源泉かけ流しです。

 

洗練された美味しい夕食

夕食の時間となりました。お品書きは以下の写真の通りです。

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山の中ですので、正直野趣あふれる料理が出てくるのかと思いましたが、上品な味付けで大変美味しかったです。松茸の土瓶蒸しからお造り、鮎の塩焼きまで全て楽しめました。

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食後はまた温泉へ。至福の時間です。

 

朝食もヘルシーで美味しい!

朝食はこのような感じです。量は控えめですがご飯はお櫃で沢山いただけます。

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チェックアウト後、玄関にて。もっと野性味あふれる温泉宿だと思っていたら、良い意味で予想を裏切られました。温泉は楽しいですし、食事も美味しくて最高です。

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10月中旬ですが、チェックインしたときより紅葉が進んでいるような。こうした変化を楽しめるのも、この季節ならではです。良い滞在でした。

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www.motoyudaimaruasunarosou.com

大丸あすなろ荘 プラン一覧

 

2日目はもう少し福島県内をドライブして帰宅します。それでは!

初秋の奥会津1泊2日ドライブ(1日目:大内宿、塔のへつり、観音沼 2013年10月の記録)

皆さんこんにちは!今回は福島県会津地方への1泊2日ドライブの様子をご紹介します。2013年とやや古い記録ですが、江戸時代の宿場町の雰囲気をそのまま伝える大内宿は素晴らしかったです。

 

旅程

1日目:柏→大内宿→塔のへつり→観音沼森林公園→二岐温泉大丸あすなろ荘泊

2日目:二岐温泉猪苗代湖→磐梯吾妻レークライン→磐梯吾妻スカイライン→柏

今回の記事では、1日目のドライブの様子をご紹介します!

 

1日目のルート

柏から常磐道磐越道を経由し会津若松ICで降ります。そこからは県道を経由し大内宿へ。その後は近隣の見所を回るルートです。

 

タイムスリップ気分が味わえる宿場町。大内宿を楽しむ。

朝の静かな大内宿を歩きたかったので、柏を早朝に出発。猪苗代付近で綺麗な虹が出ました。こういうサプライズがあるのもドライブの醍醐味です。

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大内宿に到着です。位置は下の地図の通りです。

 

駐車場に車を停め、大内宿まで風情のある小道を進みます。

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徒歩10分足らずの距離ですが、森林浴をしているようで快適。

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大内宿の中に入ると、立派な茅葺き屋根の民家がたくさん。

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このように、南北450m、東西200mが国の伝統的建造物群保存地区に指定されており、江戸時代のままの雰囲気が良く残っています。会津茅職人の調査に訪れた美大生が、保存の必要性を村に訴えたのが、保存地区に指定されたきっかけだったとか。最初に声を上げてくれた方、そして守り続けている住民の方々には頭が下がります。

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水路にも清らかな水が流れています。10月中旬の朝の気温は8℃ほど。ひんやりとして気持ちの良い空気です。

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唐辛子をかたどったちりめん小物が可愛い。一軒一軒風情があります。

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さて、朝ご飯にしましょう。本家玉屋さんに入ります。建物はなんと築400年。

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お座敷から街道の様子も見えて、なかなか楽しいです。

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こちらが名物の祝言そば(ねぎそば)。この長ネギをお箸がわりにして食べます。

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長ネギをかじって薬味代わりにしつつ食べる味もなかなか。一度は体験してみてください!

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さらに大内宿を散歩していきます。10時を過ぎた辺りから人通りも増えて活気が出てきました。お店も繁盛しています。

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冷たいラムネ。こういう古い町並みで飲むのは格別ですね。

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先ほどのネギそば発祥のお店という、三澤屋さん。

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店先で五平餅なども購入。食べ歩きも楽しめます。

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最後に展望台から大内宿の全体を一枚。古い町並みを残しながらも活気がある、素晴らしいところでした。

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ouchi-juku.com

 

迫力ある景勝地塔のへつり

大内宿を出て、湯野上温泉を過ぎると塔のへつりに到着です。途中通過した湯野上温泉も風情のある温泉地でした。いつか泊まってみたいものです。

塔のへつりの位置は下の地図の通りです。

 

会津鉄道が1時間に1本ほど出ており、駅からも徒歩でアクセス可能です。

 

塔のへつりはこのように、阿賀川沿いに立ち並ぶ断崖の景色が続きます。

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「へつり」とは、この地方の方言で「断崖、急斜面」を指すそうです。第三系凝灰岩、凝灰角礫岩、頁岩が互い違いに層をなしており、柔らかい部分だけが風化して独特な形の岩や、不思議なくぼみが沢山出来ています。

 

藤見橋を渡り、岩を間近で観察します。初夏には藤の花が岩肌に咲き、美しいそうです。

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エメラルドグリーンの川面と白い岩が見事な景観です。

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綺麗に侵食されており、本当に面白い。

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いつまでも眺めていられる景色です。

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実際窪みに行ってみると、なかなかの奥行で驚きます。パワースポットでもあるらしいです。

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次は新緑の時期か紅葉の時期に行ってみたいところです。

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駐車場近くに会津鉄道の線路があります。たまたま、毎週末運行されている観光列車が通りました。会津若松会津田島間を運行している、なかなか見所の多い列車です。

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www.aizu-concierge.com

 

観音沼森林公園にて、水辺の景色に癒される。

塔のへつりを見学した後は、観音沼森林公園を訪問します。観音沼森林公園の場所は下の地図の通りです。

 

ここは紅葉の名所として有名なフォトスポットです。今回は少し紅葉には早い時期でしたが、涼しい空気と綺麗な景色で満足。

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やや色づき始め。人も少なく、のんびりできます。

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一周1kmちょっとの遊歩道も整備されています。たまたまウォーキングのイベントが行われていたようで、無料で豚汁をいただけました。軽いお昼ご飯になるほどのボリュームで、地元の野菜やキノコも美味しい!

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食後、遊歩道を歩いていきます。ブナやカエデが多い森林をゆっくり散歩。紅葉と緑の葉が混ざっている景色も良いです。

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針葉樹も混ざった豊富な樹種が、良い景観を作っています。

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色々な葉や枝が落ちていて、子供にも楽しい遊歩道です。時間をかけてゆっくり歩いていきます。

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ドウダンツツジが綺麗に赤くなっていました。

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遊歩道のちょうど中間地点あたりに到着です。ここには嶽観音堂があります。

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杉に囲まれた立派なお堂です。坂上田村麻呂が東征の際に建立したと伝わっています。

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www.aizu-concierge.com

観音沼でたっぷり癒された後は、楽しみにしていた二岐温泉大丸あすなろ荘に宿泊します。その際の様子は次回の記事でご紹介します。それでは!

茨城の秋の味覚満喫ドライブ(栗、梨、サツマイモ!)

皆さんこんにちは!いよいよ秋本番ですね。今回は我が家にとって初めての、本格的な栗拾い体験のために茨城方面に出かけた様子をご紹介します。結局のところ、栗だけでなく、梨やサツマイモなど、秋の味覚を満喫する旅となりました。

 

ルート

柏の自宅を出発し、千代田石岡ICで高速を降ります。まずはからたち園で栗拾い(地点B)→しらかばラーメンで昼食(地点C)→四万騎農園でマロンソフト(地点D)→霞ヶ浦平和記念公園(地点E)→かいつか本店(地点F)→サンパタータ(地点G)→土浦北ICから柏へ帰宅です。

走行距離は181kmでした。

 

からたち園にて栗拾い。意外と大粒の栗がたくさん!

まずは本日の主目的である栗拾いから。旧水戸街道沿いの「からたち園」へ。位置は下の地図の通りです。

この「からたち園」などがある茨城県かすみがうら市は、霞ヶ浦筑波山のちょうど中間辺りに位置し、風通しが良いエリアです。さらに土壌は水はけの良い関東ローム層ということで、果樹園に適した地域で気候も温暖。ほぼ一年中果物狩りができるエリアです。

 

「からたち園」入り口です。大きな看板が出ており、場所は分かりやすかったです。

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駐車場に車を停め、受付をします。ここで軽く説明を受けてから、バケツとトングを受け取りスタートです。(混雑するシーズンは予約をお勧めします。)

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栗林に向かう前に、梨畑もありました。この農園は梨も有名だそうです。帰りに買って行きましょう。

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看板に従って林を進みます。途中、とても賢そうなワンちゃんがいました。

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さあ、この辺りから栗拾いスタートです。お昼ごろの到着だったため、結構取られてしまっているかな・・・

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林の中をくまなく探します。

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よく探すと結構良いものが落ちています。楽しい。

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子どもでもどんどん拾えて楽しい体験です。

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大きな木に栗が鈴なり。たまに風が吹くと落ちることもあるので、チャンスです。

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最終的にかなり収穫できました!最後に虫食いなどをチェックし、受付で計測してもらいます。

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栗拾いと一緒に、自然の中でブランコも楽しめます。

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最終的に栗を計測してもらう際にも、目立って傷んでいるものを外してもらえます。

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梨も購入しました。直売所でしか買えないB品です。試食もさせていただいた上、ゆで栗もいただきました。その場で食べるゆで栗は大変美味しかったです。

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www.pcwan.jp

 

地元の方に愛されているしらかばラーメン。

栗拾いが終了し、昼食です。昼は国道沿いの「しらかばラーメン」へ。位置は下の地図の通りです。

 

外観はこのような感じ。元々調べていた店ではありませんでしたが、「からたち園」に行く途中に地元のナンバーの車が沢山止まっていたのが見えたので、ここで昼を食べようと決めました。

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店内は意外と広々。お座敷席もありました。

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さあ、来ました。タンメンと半チャーハンセットです。普通に美味しい!

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お値段もお手頃な上、ジュースとおもちゃが付いたお子さまラーメンもあります。家族連れでも楽しめるお店でした。

tabelog.com

 

しらかばラーメンの隣には、矢口果樹園。果物狩りの他、直売もありますので立ち寄ります。

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「からたち園」では新高を買いましたが、こちらでは「あきづき」を購入。

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www.yaguchikajuen.com

 

そして矢口果樹園の向かいには、木村果樹園。国道6号沿いですが、意外と果樹園街道です。

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こちらでは中ぐらいの粒の新高を購入しました。試食させていただきましたが、瑞々しくて美味い!帰宅後、食べ比べるのが楽しみです。

 

四万騎農園の本格的なマロンソフト

何かデザートも欲しくなってきました。ということで、四万騎農園のマロンソフトを食べに行きます。場所は以下の地図の通りです。

 

こちらの入り口はやや格式高い感じです。

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カウンターの品ぞろえも、ジャムやジェラートなど、色々そろっています。お土産に購入するのも良さそう。

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パンフレットを栗で押さえているのもお洒落です。

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さあ、楽しみにしていたマロンソフト。栗の味がしっかりする濃厚な味わいでした。

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お店の外では、ブランコなど子供が遊べる設備も揃っています。

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そして裏手には農機具を保管する倉庫など。倉庫1つ1つも綺麗です。

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大谷石の倉庫の壁に、ちょっとした遊び心もあり。

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何棟か大谷石の立派な倉庫があり、驚いてしまいました。

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この長いロープが面白かったです。迫力のあるスイングが楽しめます。

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駐車場前の立派なケヤキの木でも木登りができます。

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shimakinoen.com

 

霞ヶ浦平和記念公園にて。

霞ヶ浦近くに、予科練平和記念館に隣接した公園があると知り、行ってみることに。位置は土浦市街地を抜けたところで、下の地図の通りです。

1922年(大正11年)、日本は航空機の重要性が高まっていることを背景に、陸上機と水上機の両方の訓練が可能である、この霞ヶ浦沿いの阿見町に「霞ヶ浦海軍航空隊」「霞ヶ浦海軍航空隊水上班」を開設しました。

さらに若者を選抜し、将来の熟練した航空機搭乗員の要請をするために「海軍飛行予科練習生(通称:予科練生)」制度を設けて、優秀な若者を集めて育成します。

第一期生の倍率は73倍だったそうですから、相当な難関だったことになります。

 

今はこのように、予科練平和記念館として展示が残っています。緊急事態宣言のために閉館中ですが、立派な建物。開館した際には、また見学したいと思います。

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ここを飛び立った少年たちの8割が戦死したとの記述がありました。何ともやりきれない気持ちになります。

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人間魚雷「回天」の実物大模型が屋外に展示されています。

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ここから乗り込んだと思われます。窓はなく、潜望鏡が1つ付いているのみ。定員1名です。

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記念館の隣の霞ヶ浦記念公園の小山の上からはレンコン畑と霞ヶ浦が見渡せます。平和な長閑な風景です。

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霞ヶ浦平和記念公園は遊具や芝生も充実しており、思いっきり遊べる良い公園でした。

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www.yokaren-heiwa.jp

 

旅の最後は、サツマイモの名店めぐり(かいつか、サンパタータ)

茨城県はサツマイモの名産地でもあり、栽培面積と生産量ともに全国2位を誇ります。こうしてみると、茨城県は農産物のレベルが非常に高いですね。PRが下手なのかな・・・という印象を持ちます。

 

まずは、サツマイモの名店1軒目。蔵出し焼き芋かいつか かすみがうら本店へ。位置は下の地図の通りです。

 

広い駐車場がある、お洒落なお店です。

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店内は焼き芋や大学芋、スイーツなど何でもあり。

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量り売りの焼き芋を購入しました。濃厚でしっとりした甘さで大満足です。

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お土産でポテトアップルパイを購入しましたが、これもサツマイモが沢山入ってしっとり甘い。大変美味しかったです。

流山おおたかの森ラゾーナ川崎にもお店が出ているそうで、首都圏の方も気軽に購入可能なようです。

www.kuradashi-yakiimo.com

 

続いて2軒目はサンパタータかすみがうら店。場所は下の地図の通りです。

 

こちらは、昔ガソリンスタンドだったのかな?というような感じの店舗。

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店内の品ぞろえは充実しています。そして先ほどの「かいつか」よりも手頃なお値段のお土産品も多いです。

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スイートポテトに惹かれて購入しました。

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こちらでも焼き芋を購入しました。先ほどと同じくしっとりしていますが、皮まで美味しい焼き芋です。甲乙つけがたいところですが、個人的にはサンパタータの焼き芋の方が好きでした。

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sunpatata.com

こんな感じで、結局は食道楽な感じのドライブになりました。栗拾いから始まり、茨城の秋の味覚を満喫できて、なかなか良かったです。それではまた!

歴史、自然、グルメ!函館方面2泊3日の旅(3日目:函館の伝統的な建造物群、函館朝市など)

皆さんこんにちは!函館方面2泊3日の旅もいよいよ最終日です。この日もたっぷりと函館観光を楽しんでいきます。

 

今回の旅程

ここで今回の2泊3日の旅程をご紹介します。

1日目:柏→羽田→函館空港五稜郭、麺厨房あじさい本店→シラフラ(乙部町)→開陽丸記念館(江差町)→グリーンピア大沼泊

2日目:グリーンピア大沼→大沼公園ラッキーピエロ峠下総本店(七飯町)→函館山湯の川温泉函館市熱帯植物園)→竹葉新葉亭泊

3日目:湯の川温泉函館駅前から市電観光(末広町下車、旧イギリス領事館、函館区公会堂)→函館朝市→聖ヨハネ教会→カトリック元町教会→旧戸井線アーチ橋→恵山海浜公園→函館空港→羽田→柏

1日目からの旅の記録は、過去記事をご参照ください↓

kozure-m.hateblo.jp

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3日目のルート

湯の川温泉をチェックアウトした後は、函館市内観光です。函館駅前のコインパーキングに車を停め、市電で末広町へ。末広町からは徒歩で元町周辺の建造物群を見学します。その後、市電で函館駅前に戻り、朝市(地点B)で昼食。今度は車でロープウェイ乗り場付近の駐車場まで移動し、教会群を見学します。まだまだ時間に余裕がありましたので、旧戸井線のアーチ橋(地点E)、恵山海浜公園(地点D)と回り、函館空港に移動しました。

 

レトロな雰囲気の函館市電

やはり大きな街に来たら、そこの公共交通機関にも乗ってみたいものです。函館駅前に一度車を置き、函館市電に乗ることにしました。

函館駅は相変わらず綺麗ですね。この駅舎は2003年に開業し、JR北海道と提携関係にあるデンマーク国鉄の設計によるものです。外装は塩害や酸性雨からの耐久性を重視しチタンを使用しているとのこと。

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カッコいいJR函館駅から、レトロな市電へ。函館駅前停留所です。

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時間にして10分弱の乗車時間ですが、末広町停留所まで乗車です。十字街駅で谷地頭方面と分岐しますが、その際のガチャガチャする音が堪りません(笑)。そしてPASMOも使用可能ですので、旅行の際にちょっと乗車するにも便利です。

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停留所から真っすぐ日和坂を上ります。良い雰囲気です。

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旧イギリス領事館にて、幕末の歴史を学ぶ。

坂を上ると、和洋折衷の綺麗な建物が見えてきます。これが旧イギリス領事館です。

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旧イギリス領事館の位置は下の地図の通りです。

 

小さな玄関ですが、中に入ると受付があります。今回は旧函館区公会堂も回れる2館共通入場券を購入しました。

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入ってすぐ左側には、イギリスの小物類が購入できるお土産屋さんが。キーホルダーとステッカーを購入しました。個人的には観光地に行ったら必ずステッカーを探します。デザインも色々あって楽しい。

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こちらが領事執務室です。この領事館は、函館が国際貿易港として開港した1859年から1934年まで使用された領事館です。激動の時代を見てきた部屋です。

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執務室の椅子で記念撮影ができました。

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幕末期に領事を務めた、ユースデン領事と榎本武揚の会談の様子についても解説パネルがあり、興味深かったです。イギリスは旧幕府軍、新政府軍の争いに不干渉の立場を取っていましたが、榎本武揚はユースデン領事に意見を求めます。それに対し、領事は「武装をとかないかぎり徳川の蝦夷地開拓は許されないだろう」と冷静に助言していたことが紹介されています。

 

こちらは家族居室です。質素な部屋でしたが、小物類は一つ一つお洒落でした。

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函館開港の歴史室となっている部屋です。開港前夜から、ペリーの来航をきっかけに日本初の国際貿易港となるまでの歴史が紹介されています。ロシアとの関係も詳しく紹介されており、教科書以上の知識が学べます。

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1階の記念ホールの様子。開港当時の箱館やペリーの航路が床一面に描かれており、面白いです。

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内部に入るのは初めてですが、大変勉強になる展示でした。面白かったです。

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hakodate-kankou.com

 

元町公園で一休み。

旧イギリス領事館から、基坂(もといざか)を上ります。石畳の坂道は、写真では収められない美しさです。

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山の方を見ると、これから訪問する旧函館区公会堂があります。この公園はベンチやトイレも整備されているので、一休みに最適です。

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ただ、気を抜いているとすぐそこに歴史ある建物があったりします(笑)。こちらは、旧北海道庁函館支庁庁舎。1909年に建設された建物です。レンガ作りの書籍庫と合わせて、なかなか見応えがありました。

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www.hakobura.jp


大規模修理を終え、明治時代の姿がよみがえった旧函館区公会堂。

さあ、元町公園を出ると旧函館区公会堂です。位置は下の地図の通りです。

 

明治期の函館を代表する洋風建築で、2021年3月に大規模修繕を終えたばかり。当時のままのきらびやかな外見が戻っています。こうした鮮やかな色使いは、明治期の洋風建築の特徴だそうです。

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廊下の雰囲気も良いです。ガラスもやや表面にゆらぎのある、昔風のガラスです。

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バルコニーに出てきました。本当に素晴らしい公会堂です。

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バルコニーからは函館港が一望できます。函館は良いところだなぁ。旅から帰るのが切なくなるような景色です。

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大広間にも、昔のシャンデリアが復元されています。ピアノもありました。ここでコンサート等もできそうです。

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こちらは皇太子殿下(後の大正天皇)などが使用された御座所。家具類は当初のものを修復して展示しています。

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特にこの大理石の暖炉が素晴らしいです。こうした展示が気軽に見られるのは良いですね。

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hakodate-kokaido.jp

 

市電の末広町までの帰り道、相馬株式会社社屋です。函館の豪商・相馬哲平が初代の会社ですが、この相馬哲平が函館区公会堂建設に多額の寄付を行い、完成に貢献した人物だそうです。

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函館朝市で海鮮丼!

結構坂道を歩いたので、多少お腹がすきました。函館朝市で海鮮をいただきます。

函館朝市は、函館駅前で大変便利な場所にあります。

 

このような感じの商店街で、海鮮関係のお土産で迷ってしまいます。

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到着したのはお昼時でしたので、やや店じまいを始めるムードでしたが、色々な魚が売られています。お土産のイクラを購入しました。

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そして、地味に狙っていたのが活イカ釣り堀。イカを釣り上げて、その場でイカソーメンが食べられるとの噂でしたが・・・この日は不漁のためイカがいませんでした(泣)

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気を取り直して、お腹が大きいヤマメを見て作戦を練ります。

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もう少し朝市を探検。ケガニを興味深そうに眺める我が子。

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朝市の方と話したところによると、日曜日は漁船が出ないので、翌日の月曜日はどうしても活イカは少ない傾向にあるとのこと。次回行くとしたら、やはり連休初日の朝ですね。

www.hakodate-asaichi.com

 

イカが無くても、イクラを食べたい!ということで、すずや食堂さんへ。

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ウニ、イカイクラの三色丼を注文。全然、これでも満足です。本当に美味しかった。

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満腹になったところで、もう少し市内観光をします。

 

独特な外観の聖ヨハネ教会

ここからはもう一度車に乗り、ロープウェイ山麓駅の駐車場に駐車しました。そこからは教会群にすぐ行けます。

 

まずは聖ヨハネ教会です。十字架をイメージした独特なデザインです。1874年にイギリスの宣教師が伝道を始めた、プロテスタントの教会です。

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www.hakobura.jp

 

ヨハネ教会からブラブラと歩き、旧相馬家住宅へ。ここは外からのみ見学しましたが、先ほどの相馬株式会社初代の相馬哲平の邸宅です。和洋折衷の建物は、外から見ても興味深い作りです。

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カトリック元町教会。内部の祭壇も必見です。

こちらはカトリック元町教会です。聖ヨハネ教会からすぐの場所です。高さ33mの大鐘楼が見事です。

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内部も自由に見学できます。中でも中央の祭壇はローマ教皇ベネディクト15世より寄贈されたもの。荘厳の一言でした。

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また、「十字架の道行」の14の壁像も非常に表情豊かで美しいものでした。なかなか子供たちにキリスト教のことを教える機会はなかったので、良い機会でした。

 

このような教会群が溶け込む風景も良いです。

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ちょっと足を延ばして・・・旧戸井線アーチ橋へ。

函館市街地を観光し終わり、函館空港方面へ。子供たちはきっと歩き疲れているだろう・・・ということで、小一時間ほど海岸線をドライブしながら見所を回っていきます。

まずは、旧戸井線アーチ橋へ。位置は下の地図の通りです。

 

戸井線は、主に軍事上の目的により計画された路線でした。このアーチ橋の辺りが、青森県大間町との距離が一番狭いエリアです。津軽海峡の防備のための砲台建設が計画され、その物資や人員の輸送のためにも建設が始められた路線です。

このように、ほぼ9割方の路盤が完成していたのですが、戦時中の資材不足のため1943年に工事が中断。このアーチ橋も資材節約のために鉄筋を使用していません。

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www.hakobura.jp

 

恵山海浜公園で、活火山 恵山を眺望。

戸井のアーチ橋を過ぎて、子供たちが目覚めました。海沿いの絶景道を走っていると、浜に下りたい!とリクエストが飛びます。

どこかあるかな・・・と走っていると、道の駅なとわ・えさんの隣に海浜公園がありました。

駐車場から遊歩道を歩くと、素晴らしい恵山の眺望が。

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恵山は立派な活火山で、標高は618m。この旅の計画段階では、恵山への登山も考えていましたが、あと1日あれば登れたのにな・・・という日程になってしまいました。

ただ、こうして眺められて満足です。

 

海だけでなく、広々とした芝生に遊具も整備されています。

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キャンプ場もあり、人気のスポットのようでした。

 

さあ、函館旅行もそろそろ終わりです。良かったなぁ。

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www.natowaesan.com

 

函館空港で海鮮あんかけ焼きそば。

帰路は函館発19時35分のANA便です。空港でのんびりしたいので、余裕を持って到着。

函館は東京便も多いですが、札幌便も頻発しています。北海道は広い。

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函館空港のお土産屋さんです。とても充実していました。ついつい買い物しすぎてしまいます。

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展望デッキでビールを飲みます。今回の旅は、私が長男、次男、次女を連れた4人旅。いつも頼りになる妻と長女は、長女が受験生のために留守番でした。無事に旅を終えて安堵のひと時です。

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夕食も函館空港で済ませます。レストランポルックスの海鮮あんかけ焼きそば。ボリュームもたっぷりで、隠れた逸品という感じがしました。お勧めです。

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tabelog.com

 

帰りはANA、機体はA321です。国内のローカル路線ですが、座席にモニターがあり驚きました。

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函館の夜景を上空から。本当に3日間お世話になりました。楽しい街でした、また来ます。

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以上、長い記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。北海道の中でも、最も深い歴史を知ることができる函館という街は、建造物の見所だけではなく、豊かなグルメ、そして自然も楽しめる最高の場所でした。

函館周辺だけで2泊しましたが、まだ足りない感じでした。色々と体験できていないこともありますので、また次回訪問できることを楽しみにしています。

それではまた!