皆さんこんにちは!前回に引き続き、伊勢から熊野への5泊6日の旅記事を続けていきたいと思います。今回は5日目、那智勝浦町のホテル浦島を出発後、新宮、本宮と巡っていきます。
- 今回の旅程
- 5日目のルート
- 熊野三山詣で、まずは熊野速玉大社から
- こちらも世界遺産、神倉神社を参拝。ゴトビキ岩の存在感に圧倒される。
- 本宮の喫茶 きっちんでランチ
- 和歌山県世界遺産センター 熊野本宮館を訪問。
- 熊野本宮大社の旧社地、大斎原周辺を散歩
今回の旅程
ここで改めて今回の旅程をご紹介します。
1日目:柏→伊賀 上野公園(伊賀上野城、伊賀流忍者博物館など)→ニカク食堂でランチ→伊賀くみひも 組匠の里→榊原温泉 旅館 清少納言泊
2日目:榊原温泉→横山ビジターセンター、横山天空カフェテラス→英虞湾 島めぐり→和食処 あじさいでランチ→伊勢 トヨハマヴィラにチェックイン→伊勢神宮 外宮→めん処 政成→伊勢 トヨハマヴィラ泊
3日目:伊勢→伊勢神宮 内宮、おはらい町→都リゾート 奥志摩アクアフォレスト泊
4日目:都リゾート 奥志摩アクアフォレスト→太地町立くじらの博物館→那智勝浦町 ホテル浦島泊
5日目:ホテル浦島→熊野速玉大社→神倉神社→喫茶きっちん でランチ→世界遺産熊野本宮館→大斎原→川湯温泉 山水館 川湯みどりや泊
6日目:川湯みどりや→熊野本宮大社→熊野那智大社→桂城でランチ→柏
今回は5日目の様子をご紹介。本来は那智大社から新宮の速玉大社を巡って本宮で一泊・・・と考えていましたが、台風通過後の那智大社は少し厳しい。ということで、新宮、本宮と巡っていきました。
過去記事もよろしければご覧ください↓
5日目のルート
5日目のドライブルートはこのような感じです。ホテル浦島(地点A)→熊野速玉大社(地点B)→神倉神社(地点C)→本宮の喫茶きっちん(地点D)→世界遺産熊野本宮館(地点E)→川湯温泉 山水館 川湯みどりや(地点F)
台風通過後ということで、無理せずゆっくり。熊野本宮大社は荒天のため閉鎖されていましたので、6日目に回ります。
熊野三山詣で、まずは熊野速玉大社から
那智勝浦町から新宮市までは30分足らずで到着。コンビニで傘を買い、熊野速玉大社に向かいました。場所は以下の地図の通りです。
駐車場はこのような感じ。台風通過後のために枝が凄いですね。
駐車場から神社は非常に近く、すぐに朱塗りの手水舎が見えてきます。
全国熊野神社総本宮、の額がこの神社が特別であることを示しています。
社殿は朱塗りでとても美しいです。雨の中だと、より一層鮮やかに見えました。
これらの社殿は、鎌倉時代の「熊野曼荼羅」に描かれた姿をもとに、1952年に再建されたものだそうです。
そしてもう1つの見所が、ナギの大樹です。大きく広げた枝が素晴らしい存在感です。
この大木は樹齢1,000年以上とされていて、熊野権現の象徴として信仰されているそうです。ナギが「凪」に通じることから、旅の安全祈願にも。ということで、私達もこの旅の安全をお祈りしました。
こちらも世界遺産、神倉神社を参拝。ゴトビキ岩の存在感に圧倒される。
熊野速玉大社から車ですぐ、歩いても15分ほどの距離に神倉神社があります。場所は以下の地図の通りです。
神倉神社の手前に20台ほどの無料駐車場があり、車を停めることができました。車から神社まで、橋を渡っていきます。
こちらの神倉神社も世界遺産。熊野の神々が最初に降臨した聖地で、熊野速玉大社の元宮です。
ここから538段もの石段を登り、御神体のゴトビキ岩まで行きます。
ご覧の通り、かなり急峻な石段ですので、足を滑らせないように注意です。
15分ほど登り、御神体手前の鳥居が見えてきました。なかなかワイルドな道でした。
ゴトビキ岩が見えてきました。湿気でレンズが曇ります。
こちらがゴトビキ岩です。スケール代わりに家族に立ってもらいましたが、本当に巨大。圧倒的な存在感でした。
山の上からは新宮の街が一望できます。天気が良ければ海も青く、一層綺麗だったことでしょう。
本宮の喫茶 きっちんでランチ
神倉神社への参拝を終え、1時間弱のドライブで本宮に到着です。昼時でしたので、たまたま開いていた喫茶 きっちんに立ち寄りました。場所は以下の地図の通りです。
外見はこのような感じで、本宮のメインストリート沿い。お店の前に駐車場もあります。
店内はこのような感じ。ゆっくり寛げます。
やはり本宮ではめはり寿司を。ということで、うどん定食(名物 めはり付)を注文。美味しいランチでした。
長女が注文したのは、からあげ定食。おお、久しぶりに見るインパクトある唐揚げです!
物価高の中、変わらずのボリューム感で提供していただけるお店は貴重です。良いランチでした。
和歌山県世界遺産センター 熊野本宮館を訪問。
食後、熊野本宮大社にお参りしようと思いましたが、荒天のため閉鎖中。すぐに宿に行くには早い時間でしたので、開いていた和歌山県世界遺産センターへ。場所は以下の地図の通りです。
ここは広々とした駐車場や、バスターミナルがありました。バスも各方面に発着しており、車がなくても観光できそうです。
紀伊山地の霊場を結ぶ、全ての参詣道が集まるのが本宮だとのことで、この地に世界遺産センターを作ったそうです。
内部にも木材が多く使われて、落ち着いた雰囲気。ゆっくりと熊野本宮や熊野古道について勉強できます。
各地の位置関係や、参詣道の様子も非常に分かりやすく展示されています。
色々な言い伝えや、妖怪についても紹介されており、結構見応えがありました。
熊野本宮大社の旧社地、大斎原周辺を散歩
雨が止んできたので、もう少し散歩をします。世界遺産センターからすぐのところに大斎原がありますので、見学していきます。場所は以下の地図の通りです。
ぶらぶらと散歩をしましたが、本当に良いところです。
田んぼの真ん中に大斎原があります。この鳥居は高さ33.9mと日本一の規模。
中は荒天のため立ち入り禁止でしたので、望遠で覗いてみました(笑) 今は小さな祠があるのみです。
ここには1899年まで熊野本宮として、荘厳な社殿が立ち並んでいたそうです。ただ、熊野川の中州に位置していることもあり、水害で社殿が流出。本宮大社は今の位置に移動しました。
鳥居には熊野の神の使い、八咫烏が。
どこから見ても素晴らしい景色です。
散歩の最後に、産田社を訪問。スサノオのミコトの母神であるイザナミノミコトの荒御魂を祀っています。
ゆっくりと素晴らしい散歩を楽しんだ後は、早めに川湯温泉へ。川湯温泉の様子は次回の記事でご紹介します。それではまた!