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歴史、自然、グルメ!函館方面2泊3日の旅(2日目~3日目:湯の川温泉 竹葉新葉亭宿泊記)

皆さんこんにちは!前回に引き続き、函館方面2泊3日の旅の様子をご紹介します。今回は2泊目の宿「竹葉新葉亭」の宿泊記となります。

 

今回の旅程

ここで今回の2泊3日の旅程をご紹介します。

1日目:柏→羽田→函館空港五稜郭、麺厨房あじさい本店→シラフラ(乙部町)→開陽丸記念館(江差町)→グリーンピア大沼泊

2日目:グリーンピア大沼→大沼公園ラッキーピエロ峠下総本店(七飯町)→函館山湯の川温泉函館市熱帯植物園)→竹葉新葉亭泊

3日目:湯の川温泉函館駅前から市電観光(末広町下車、旧イギリス領事館、函館区公会堂)→函館朝市→聖ヨハネ教会→カトリック元町教会→旧戸井線アーチ橋→恵山海浜公園→函館空港→羽田→柏

2日目までの様子は過去記事をご覧ください↓

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湯の川温泉 竹葉新葉亭の位置

今回2泊目に予約した宿は、湯の川温泉の竹葉新葉亭です。湯の川温泉自体は2度目の宿泊ですが、今回は料理が大変期待できる料亭旅館ということで大変楽しみにしていました。

函館市内から湯の川温泉は、車で15分程度。さらに函館空港にも非常に近く、気軽に観光ルートに組み込めます。日帰り利用可能な外湯も充実しており、湯めぐりも楽しめる温泉街です。

竹葉新葉亭の位置は以下の地図の通りです。

大型旅館が立ち並ぶ国道沿いから1本内側に入り、静かな立地です。市電の湯の川駅からも徒歩でアクセス可能です。

 

竹葉新葉亭のチェックインからお部屋まで

竹葉新葉亭の玄関前です。駐車場も玄関の前で、とても便利でした。

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枯山水の室内庭園が良い雰囲気を醸し出しています。北海道であまり見られない竹が随所に使われているのも面白いところです。

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客室は標準的なタイプですが、次の間もついており広々。

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客室の窓から。海がかすかに見られます。南館の屋上も庭園風になっており、見ていて楽しいです。

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雪見障子からちょっとした庭と、緑が見られるのも良いです。

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到着後、お部屋で抹茶のサービス。落ち着きます。

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良い意味で北海道にいるのを忘れるような、そんな空間でした。

 

竹葉新葉亭で湯の川温泉を満喫

早めの時間のチェックインでしたので、一息ついた後に熱帯植物園へ。その後、ゆっくり温泉に入ります。

湯の川温泉は湯量が豊富で、ここも贅沢に温泉がかけ流し。湯温が熱いために加水しているようですが、本当に温まる良い温泉です。

旅館の規模にしては浴室も広々。(この写真は宿の公式ホームページより引用)

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露天風呂ものんびり。貸切状態で、庭園を眺めることができました。

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箱館戦争時には、榎本武揚が傷病兵を療養させたという歴史もある湯の川温泉。含二酸化炭素ナトリウム塩化物泉です。サラっとしたお湯ですが、芯から温まる感じがしました。

 

絶品のお料理の数々。

さあ、夕食です。夕食は部屋食での提供でした。まずはなかなか本州では飲めないサッポロクラシックの生ビール。

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サッポロクラシックが好きで、缶ビールを楽天市場などで定期的に注文していますが、生ビールは流石に道内限定だと思います。行かないと飲めない美味しさです。

 

夕食のお品書きです。カニも出るのが楽しみです。

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肴菜。ここから大変美味しいのですが、やはりイカ飯が食べられるのが嬉しいです。

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お造りも、牡丹海老とイカが素晴らしい味でした。量もたっぷり。

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焼物も鰆が大変美味。また、アワビの上にウニという贅沢な組み合わせは、どちらの質も素晴らしかったです。

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ダメ押しのタラバガニです。右側のバジルソースに付けると、またひと際美味しいのが驚きました。

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デザートは北海道産メロンとほうじ茶のムース。完璧でした。

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部屋食なので、マイペースにゆっくり楽しめたのも良かったです。良い夕食になりました。

 

食事を楽しんでいると、ドーンという花火の音に次男が気付きました。窓から外を見ると、打ち上げ花火が!2年ぶりくらいに打ち上げ花火を見た気がします。感動しました。

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食後、布団を敷いていただきテレビで鬼滅の刃を見ました。私は何度か温泉に入ったりしながら、のんびりと明日に備えます。

 

朝食からチェックアウトまで。

お酒の量も控えめにしていたので、朝も大変気持ちよく起きられました。朝5時半ごろに温泉に入り、部屋に戻ると北海道新聞がドアノブにかけてありました。

道新もなかなか本州では見かけませんので、隅々まで読みます。昨日の花火はコロナ収束を願ったサプライズ花火だったようです。良いものが見られました。

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こちらの大変バランスの良い朝食です。やはり中央の塩辛類が絶品でした。イカの塩辛は旅館で購入できますので、お土産に購入しました。

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深夜帯を除き、コーヒーのサービスもあります。朝食後に1杯いただきました。

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フロント周辺の様子です。談笑できるロビーもあり、良い空間でした。奥にはお土産屋さんもあります。

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北海道で本格的な和風の料亭旅館が味わえて、大変良い思い出になりました。やはり料理は本当に美味しくて、また違う季節にもリピートしたいと思います。

www.chikuba-s.co.jp

竹葉新葉亭 宿泊プラン一覧

 

また、過去に湯の川温泉の大型旅館「渚亭」に宿泊した際の記事もご紹介させていただきます↓ よろしければ覗いていただければ。

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さて、次はいよいよ最終日。3日目は函館市内をじっくりと観光します。それでは!

歴史、自然、グルメ!函館方面2泊3日の旅(2日目:大沼公園、函館山など)

皆さんこんにちは!函館方面への2泊3日の旅の2日目です。大沼公園を観光し、函館山方面へ。そして宿泊地の湯の川温泉までの様子をご紹介します。

前回までの記事↓

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今回の旅程

ここで改めて、今回の2泊3日の旅程をご紹介します。

1日目:柏→羽田→函館空港五稜郭、麺厨房あじさい本店→シラフラ(乙部町)→開陽丸記念館(江差町)→グリーンピア大沼泊

2日目:グリーンピア大沼→大沼公園ラッキーピエロ峠下総本店(七飯町)→函館山湯の川温泉函館市熱帯植物園)→竹葉新葉亭泊

3日目:湯の川温泉函館駅前から市電観光(末広町下車、旧イギリス領事館、函館区公会堂)→函館朝市→聖ヨハネ教会→カトリック元町教会→旧戸井線アーチ橋→恵山海浜公園→函館空港→羽田→柏

 

2日目のルート

1泊目のグリーンピア大沼を出発し、まずは大沼公園(地点B)へ。午前中は大沼公園を観光し、昼はラッキーピエロ峠下総本店(地点C)。食後は函館市内に移動し、函館山からの眺望(地点D)。そして湯の川温泉近くの函館市熱帯植物園(地点E)と回りました。

 

大沼公園の絶景ボートに感動。ソフトクリームも美味!

グリーンピア大沼を出て、15分ほどで大沼公園駅近くに到着です。3連休の中日でしたが、駐車場は朝10時時点で余裕がある状態でした。この広い駐車場が無料なのも嬉しいポイントです。

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大沼公園駐車場の位置は下の地図の通りです。

 

大沼公園の全体像はこのような形。北海道駒ヶ岳山麓に、大沼、小沼、蓴菜じゅんさい)沼の湖沼からなる景勝地です。

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大沼と小沼は、1640年の北海道駒ヶ岳の噴火による山体崩壊で、川がせき止められて出来た湖だそうです。かなりの規模の噴火だったことが分かっており、降灰による凶作が寛永の大飢饉を引き起こしたのではないかとされています。

 

さて、まずは穏やかな湖沼群をスワンボートから眺めてみます。大沼遊船のボート乗り場へ。

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ボートハウスは下の地図の通りです。

 

ここのスワンボートは、4人乗りや6人乗りの大型のボートもあります。今回は4人乗りを借りました。

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素晴らしい秋晴れの中、大沼と北海道駒ヶ岳が見られました。感動的な景色です。

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やや色づいている木もありますね。ここは紅葉の名所でもあり、これからが本当に良い季節になります。

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www.onuma-parks.com

 

ボートを返却し、今度は遊歩道を楽しみます。先ほど我が家が乗ったタイプのボートが、悠々と湖面を進みます。

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遊歩道の途中の西大島展望地です。遊歩道の各所に北海道駒ヶ岳が見られる絶景ポイントがあります。

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今回は、遊歩道の中でも一番お手軽な「大島の路」を選択しました。一周して徒歩15分ほどです。他にも「森の小径」や「夕日の道」、「島巡りの路」といったコースがあり、旅程や季節、時間帯によって選ぶと良さそうです。

 

この日は少し暑い日でした。大沼展望閣でソフトクリームをいただきます。

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名物の大沼だんごも購入。賞味期限がとても短いので、皆ですぐに食べてしまいました。美味い。

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ソフトクリームも美味しかった。特にミルクが濃厚で素晴らしかったです。北海道は普通に売っているソフトクリームがとても美味しい。

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www.jalan.net

大沼公園自体は2回目の訪問でしたが、今回もたっぷり遊べて満足です。

過去記事でも触れている箇所がありますので、よろしければご覧ください。

kozure-m.hateblo.jp

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函館の王道ご当地バーガーラッキーピエロでランチ。

函館の人気ハンバーガー店のラッキーピエロ。私が札幌に住んでいた15年以上前から既に道内では有名でした。今回はラッキーピエロ峠下総本店でランチです。

お店の位置は下の地図の通りです。

 

かなり行列が出来ていますが、駐車場には余裕がありました。店内が広いため、意外と待ち時間は少なく15分程度。

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待っている間も楽しい展示が一杯で、あまり飽きることはありません。

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座ると財運が上がるという椅子。ご利益がありますように。

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ラッキーピエロのグッズはお土産としても人気のようです。品揃えも豊富。

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こちらのメニューを見て、カウンターで注文します。全般的に安くて嬉しいです。

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広い店内も良い意味でゴチャゴチャしていて楽しいです。鳥の絵が沢山飾られていますが、こちらの会長がイギリス留学時代に収集していたものだとか。

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さあ、ハンバーガーが到着。函館スノーバーガーです。オニオンリングもとても美味しかった。

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そして一番人気のチャイニーズチキンバーガー。チャイチキと略して呼んだりします。唐揚げが3つ入ってボリューム感も良いです。

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次男が注文したオムライスも美味しい。量も充分でした。

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函館周辺の各地にお店がありますので、お昼にぜひお勧めです。

luckypierrot.jp

 

函館山からの絶景!

ラッキーピエロで満腹になったら、午後は函館山に向かいます。現在はロープウェイが休止中のため、車で登ります。

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15分ほど山道を登り、駐車場から展望台へ。函館どっくから遠くに駒ヶ岳を望みます。素晴らしい景色です。

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こちらが有名な函館の景色。夜景も素晴らしいですが、昼も良いです。函館山はもともと島で、海流の流れや、島から流出した土砂により5000年ほど前に北海道本土とつながりました。陸繋島と呼ばれるものです。

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この函館山は、1898年から1945年の終戦までは要塞地帯として一般人の入山が禁止されていました。観光地としてスタートするのは、戦後のことになります。ただ、入山禁止の期間が長かったために、北海道の貴重な動植物が良く保全されています。

折角残った自然環境を保護するために、函館山の樹木や草花を採ることは、市の条例で禁止されています。

 

さて、景色からロープウェイに目を移しますと、この絶景の中でもメンテナンス作業をしている人がいます。仕事とは言え、危険な作業に頭が下がる思い。

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今度はロープウェイに乗って夜景を眺めてみたいものです。

www.hakobura.jp

 

函館市熱帯植物園にて、ニホンザルと巨大な熱帯植物を観察。

函館山を観光し、一度湯の川温泉の旅館「竹葉新葉亭」にチェックインします。宿の様子は次回の記事でご紹介するとして、一息ついた後に訪問した函館市熱帯植物園をご紹介。

位置は下の地図の通り、湯の川温泉の温泉街にあります。

 

熱帯植物園の入り口です。地元感が味わえて良い感じです。

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園内には子供が楽しめる遊具もありました。

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そして、サル山を見学。入り口でニホンザル用のエサを販売しており、サルに投げて与えることができます。サルも目を合わせて、パンパンと手を叩いておねだりするので、見ていて飽きません。

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ちなみに、ここのニホンザルも冬はサル山横にある温泉に入るそうです。ここでも長野のようにスノーモンキーが見られそうです。

 

サル山を見学した後に、いよいよ温室へ。

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北海道にいながら、常夏気分が味わえます。北海道でハイビスカスが見られるとは。

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ブーゲンビレアも綺麗です。

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温室の奥の方には、世界のクワガタ、カブトムシが飼育されていました。子供たちにはたまりません。

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大型の温室の中で伸び伸びと育つサボテンたち。

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サボテンの種類も充実していました。植物の種類は合計で300種に上ります。

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温泉街で、ちょっと趣向を変えた時間つぶしにも最適です。意外と面白い植物園でした。

hako-eco.com

さあ、2日目も終了し、2泊目は楽しみにしていた湯の川温泉の竹葉新葉亭に宿泊します。次回はその宿泊記といたします。

それではまた!

歴史、自然、グルメ!函館方面2泊3日の旅(1日目~2日目:グリーンピア大沼宿泊記)

皆さんこんにちは!今回も引き続き、函館方面への2泊3日の旅の様子をご紹介します。今回は1泊目の宿、グリーンピア大沼の宿泊記録となります。お手軽な価格と源泉かけ流しの温泉に惹かれて予約しましたが、施設の充実ぶりに驚きました。

前回記事↓

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今回の旅程

ここで今回の2泊3日の旅程をご紹介します。

1日目:柏→羽田→函館空港五稜郭、麺厨房あじさい本店→シラフラ(乙部町)→開陽丸記念館(江差町)→グリーンピア大沼泊

2日目:グリーンピア大沼→大沼公園ラッキーピエロ峠下総本店(七飯町)→函館山湯の川温泉函館市熱帯植物園)→竹葉新葉亭泊

3日目:湯の川温泉函館駅前から市電観光(末広町下車、旧イギリス領事館、函館区公会堂)→函館朝市→聖ヨハネ教会→カトリック元町教会→旧戸井線アーチ橋→恵山海浜公園→函館空港→羽田→柏

 

グリーンピア大沼に到着。駒ヶ岳が見える感動的な眺望。

江差から1時間強のドライブで森町のグリーンピア大沼に到着です。位置は下の地図の通りです。

道央道大沼公園ICから非常に近く、札幌方面からのアクセスも便利。高速道路もいつの間にか函館のすぐ近くまで延びてきました。

 

グリーンピア大沼の外観です。全室窓は北海道駒ヶ岳方面を向いており、素晴らしい眺望が楽しめます。

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今回宿泊した一般的な和室です。シンプルですが快適です。

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窓からの眺望です。北海道駒ヶ岳を存分に楽しめます。この開放感がたまりません。

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充実の館内施設と温泉。プールもお勧めです。

グリーンピア大沼は館内施設や屋外施設も充実しており、それだけでも一日楽しめるレベルでした。大浴場までの廊下にもゲームコーナーが。小銭がどんどん飛んでいきます(笑)

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そして主目的は温水プールです。大浴場奥のフロントで受付を済ませて入場。男女別の更衣室と暖かいシャワーもあり、快適でした。

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水着、浮き輪等のレンタルもありますので、手ぶらで行っても楽しめます。

 

こちらが温水プールの様子です。(写真はグリーンピア大沼公式ホームページより)

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25mのプールと、子供用の浅いプールなど。そしてウォータースライダーが遊び放題です!人もそれほど多くないので、並ぶこともありません。秋の北海道に水着と浮き輪を持参した甲斐がありました。

 

プールを楽しんだ後は、温泉で温まります。

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広い内湯とジャグジー、サウナなどが一通り揃っており、露天風呂は源泉かけ流しです。ナトリウムー炭酸水素塩泉ということで、肌がスベスベになる優しい温泉でした。

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風呂上りには、チェックイン時にもらった200円分の駄菓子引換券を使います。

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かなり充実した駄菓子売り場です。引換券は子供一人につき200円分ですが、少しオーバーして購入しました。楽しかった。

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館内には他にボーリング場、カラオケ、卓球等々。大人の友達同士でも楽しそうな施設が沢山ありました。静かな宿も良いですが、たまにはこういう大規模な宿も良いです。

 

スタンダード宿泊プランの夕食にも満足

たっぷり遊び、お腹も空きました。夕食は「はまなす」という食事処にて。

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今回はこのスタンダード宿泊プランです。牛注入肉ステーキと潔く書いているのが良いですね(笑)。一つランクを上げると、大沼牛ステーキになるようです。

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良いボリューム感です。豚しゃぶもステーキも美味しかったです。

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あとはお造りの質が良かった。ホタテが美味しいのも北海道ならではですね。

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煮魚のカレイの味付けも良く。

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お酒が進みます。飲み比べセットを注文しました。

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どちらも美味しかったですが、右側の彗星が特に気に入りました。やや甘口ですが爽やかでした。

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料理はこのお値段にしては素晴らしかったです。たっぷり食べて子供達も満足。

 

食後、ロビーにあるジオラマを見ます。北海道新幹線が走っていました。

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朝食からチェックアウトまでも、しっかり遊べます。

お酒も飲んで早めに就寝したので、部屋から夜明け前の駒ヶ岳を見ることができました。こちらも永遠に眺めていられる景色でした。

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朝食はバイキング形式。色々な道南の食材がたっぷりでしたが、中でもセルフ海鮮丼コーナーは素晴らしかったです。下の写真右側のように、イクラも盛り放題。左は海鮮茶漬けをいただきました。

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玄関を出た所です。子供が楽しめるちょっとした仕掛けが多いホテルです。

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キリンとライオンも。もちろん作り物です(笑)

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ちびっこランドや、ゴーカートなど、様々な遊べる施設が屋外にもあります。9時からオープンということで、残念ながらまだ開店前。

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こちらのアスレチックコーナーは、いつでも遊べます。朝から運動しましょう!

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難易度は見た目以上に高め。小学生以上なら楽しめるレベルですが、小さい子は気を付けてください。

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このように遊歩道沿いに、たくさんのアスレチック遊具が並んでいます。意外と本格的で、体もほぐれました。

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大沼公園に近い立地と、プール付きの温泉ホテル、そして割安な価格設定に惹かれて予約したホテルでしたが、結果的には大満足。連泊して館内の施設で遊んで行くのも良いかも・・・と思ったほどです。12月からはスキー場もオープンしますので、冬はスキーを楽しみながら滞在するのも良さそうです。

www.gp-onuma.com

グリーンピア大沼 予約ページ

 

さあ、チェックアウト後は大沼公園を観光し、函館市内に向かいます。

それではまた!

歴史、自然、グルメ!函館方面2泊3日の旅(1日目:五稜郭、塩ラーメン、江差)

皆さんこんにちは!今回は北海道は函館方面への2泊3日の旅の様子をご紹介します。函館は北海道の中でも歴史を感じられる街。ゆっくり滞在するのは初めてで、非常に充実した旅となりました。

 

羽田空港から函館空港到着まで。函館上空からの絶景も楽しめます。

往路は羽田空港からJALで。台風接近の情報もある中で、やや不安なスタートでした。ただ、函館は北海道新幹線も通っていますので、保険をかける意味で新幹線の切符もネットで確保。新幹線の場合は直前でネット予約をキャンセルしても数百円の手数料のみの支払いで済みます。

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無事に飛びそうで何より。楽しみです。

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飛行機は出発が20分ほど遅れ、さらに函館空港着陸を一度やり直し。ただ、函館の街並みが二度も上空から眺められ、素晴らしかったです。

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綺麗な競輪場があります。行ってみたい。

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函館空港に到着です。函館はイカの街。美味しいイカが楽しみです。

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予定より40分ほど遅れましたが、無事に到着!さあ、ここから観光スタートです。

 

今回の旅程

ここで今回の2泊3日の旅程をご紹介します。

1日目:柏→羽田→函館空港五稜郭、麺厨房あじさい本店→シラフラ(乙部町)→開陽丸記念館(江差町)→グリーンピア大沼泊

2日目:グリーンピア大沼→大沼公園ラッキーピエロ峠下総本店(七飯町)→函館山湯の川温泉函館市熱帯植物園)→竹葉新葉亭泊

3日目:湯の川温泉函館駅前から市電観光(末広町下車、旧イギリス領事館、函館区公会堂)→函館朝市→聖ヨハネ教会→カトリック元町教会→旧戸井線アーチ橋→恵山海浜公園→函館空港→羽田→柏

 

1日目のルート

初日のルートはこのようなルート。函館空港(地点A)でレンタカーを借り、五稜郭(地点B)へ。五稜郭近くの麺厨房あじさい本店で塩ラーメンを食べ、その後は乙部町のシラフラ展望所(地点C)、くぐり岩(地点D)を観てから江差町の開陽丸記念館(地点E)を見学。宿泊は大沼公園近くのグリーンピア大沼(地点F)です。

函館から江差への国道227号線は快走路でしたが、往復で1回ずつパトカーに捕まっている車を見ました。流れに乗る程度で、スピードは控えめに致しましょう。

 

初秋の五稜郭公園を少しだけ散歩。

空港でレンタカーを借り、函館市内をドライブです。函館は市電が主要な街を繋いでおり、市電とのドライブも楽しめます。

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空港から15分程度で五稜郭公園に到着です。位置は下の地図の通りです。

 

五稜郭公園の入り口には、五稜郭タワーが。2021年9月現在は臨時休業中でした。

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このタワーに登ると五稜郭が一望できます。少し前の記事ですが、五稜郭タワーに登った際の様子もご紹介していますのでよろしければご覧ください。

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目線からでは全体像をつかめないので、今回は解説版で五稜郭を見てもらいます。

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超有名ですので、今さら述べるまでもありませんが、五稜郭は星型の洋式城郭です。日本最大の洋式城郭で、幕末期に箱館奉行所として建設されました。元々は今の元町公園に陣屋があったのですが、万一外国からの攻撃があったときに備え、海から少し離れた場所に移設することに。その際にこのような様式が採用され、急ピッチで建設されたものです。

 

その後、新政府軍に引き渡されたり、榎本武揚率いる旧幕府軍が占領したりと、幕末期の色々なドラマがある場所です。今は長閑な観光地。お濠を見ながら時の流れを感じます。

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復元された箱館奉行所など、内部も見所はたくさんありますが、今回は入り口だけで退散。ラーメンを食べて江差に向かわなくてはいけません。色づいた木々をみながら、またゆっくり来ようと思いました。

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www.hakobura.jp

 

函館といえば塩ラーメン。麺厨房あじさい本店で大満足。

五稜郭公園で時間調整をし、麺厨房あじさい本店へ。地図は以下の通りです。

 

11時開店です。10分前に待機(笑)

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久しぶりの函館塩ラーメン!塩ラーメンなのに飽きのこない味。素晴らしかったです。

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長男は塩バターコーンという、これまた罪作りなメニューを選択。少しもらいましたが、バターとコーンは北海道らしくて良かったです。

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函館で塩ラーメンが広まったのも、開国後に広東省の人たちが広めた湯麵がルーツという説があるとか。色々な歴史があって、今の函館の魅力が作られています。

tabelog.com

 

まるでドーバー海峡乙部町のシラフラを見る。

今回は函館周辺で2泊するということで、あまり本州からは気軽に行けない江差方面にも足を伸ばそうと思っていました。函館から1時間少々のドライブで日本海側へ。

乙部町のシラフラ展望所に到着です。位置は下の地図の通りです。

 

特に何かが整備されている訳ではありませんが、素晴らしい光景です。「シラフラ」とは、アイヌ語で白い傾斜地という意味だそうで、高さ30mほどの断崖が続いています。まるでドーバー海峡のようです。(行ったことはありませんが・・・)

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周りは全く観光地化されていません。そんなに辺鄙な場所ではありませんが、最果てに来たような、特別な気分にさせてくれる場所です。

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さて、車で少し移動して浜に降りられる場所へ。滝瀬海岸という海岸に、くぐり岩という名所があります。この駐車場からシラフラを下から見上げられるスポットまで徒歩10分ほどで移動も可能です。

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車を停めて、浜まで下ります。見事な青い海。

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たまに散歩の方が通りますが、基本的には無人でした。

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写真右側の穴の開いた岩がくぐり岩です。人為的に開けられた穴だそうです。

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500万年ほど前の火山噴火で海底に堆積した軽石が隆起したという、この白い岩。見事でした。

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ちなみにシラフラまで徒歩で向かおうとしましたが、落石注意の看板と、比較的波が高い波打ち際を子供連れで10分歩くのは危険と判断し、ここで景色を楽しんで退散。充分満足しました。

 

もう9月だというのに駐車場近くに紫陽花が咲いていました。北海道は長い間紫陽花が楽しめます。

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good-hokkaido.info

 

徳川幕府最後の軍艦「開陽丸」を見学

乙部町を出て少し南の江差町へ。江差追分などで有名な街ですが、幕末の軍艦「開陽丸」が沈没した地でもあります。

今は開陽丸が復元され、引き揚げられた遺物が展示されている開陽丸記念館があります。

開陽丸記念館の場所は以下の通りです。

 

お土産屋さんなどが入る、えさし海の駅開陽丸で入場券を購入します。

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開陽丸は元々江戸幕府が諸外国の海軍に対抗するため、オランダで建造した軍艦です。その後戊辰戦争などでも活躍しますが、明治元年(1868年)に江差沖で荒天のため座礁、沈没してしまいます。これが後の箱館戦争にも多少影響を与えたでしょう。まあ、9割9分旧幕府軍は敗れる運命だったと思いますが、万が一蝦夷共和国となっていたら・・・とか、色々と想像は膨らみます。

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引き揚げられた遺品の数々。江戸時代というイメージはありません。

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さあ、開陽丸の中に入っていきます。

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マネキンを使って、実際の戦闘の様子もリアルに復元されています。

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開陽丸の装備も、引き揚げられたものが綺麗に展示されています。

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展示は全て写真に収めていませんが、とても面白かったです。設計に携わった幕府の留学生たちのオランダでの造船所の様子や、進水式での晩餐のメニュー、ワインリストまでありました。江戸時代と明治時代の2つは歴史の授業では完全に分けて扱われますが、函館、江差に来ると密接につながった歴史として実感できます。

 

甲板に出ると、清々しい景色が気持ち良い。

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この浜で遊ぶのも楽しそうです。海もとても綺麗です。

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素晴らしい展示ですので、ぜひ皆様も訪問してみてください。

www.kaiyou-maru.com

まだまだ盛りだくさんな旅は続きますが、とりあえず今回はここまで。次回は大沼公園近くのグリーンピア大沼の宿泊記にしようと思います。

それではまた!

古河の和田家で珍しいメソ天丼。その後は渡良瀬遊水地をぶらぶら。(2011年10月の記録)

皆さんこんにちは!今回は茨城県西部に位置する古河市にある、和田家さんでメソ天丼を食べに行った際の記録です。我が家からは片道1時間ちょっとと、ちょうど良いドライブコース。食後は広い渡良瀬遊水地を見て帰りました。メソ天丼とは?というのは、お手数ですが本文をお読みいただければ(笑)

 

ルート

柏からひたすら利根川沿いを北上し、茨城県古河市の和田家(地点B)。その後は渡良瀬遊水地(地点C)に向かいました。柏からは16号よりも利根川沿いの農免道路を走るのが気持ちよく、お勧めです。

 

和田家の珍しいメソ天丼をいただく。

茨城県古河市は、埼玉県、栃木県に近く古河駅東北本線宇都宮線)の駅です。最寄りの国道も4号線ということで、茨城県の中でも独特の街。県西部の歴史ある街です。

茨城県に新幹線は通っていない。〇か×か。」答えは×です。古河市には、立派に東北新幹線の高架があり、小山駅に向かう東北新幹線が頻繁に通過しています。

古河市は、江戸時代に古賀藩が設置され、歴代古賀藩主には大老2人や老中、京都所司代につくものもおり、有力な藩でした。そのため、市内には古いお屋敷を利用した料亭などが点在しています。東京に通勤可能な14万人ほどの市ですが、歴史的な見所も非常に多い街です。

下の地図の場所に位置する和田家も、古いお屋敷を利用したお店です。

 

敷居の高い料亭と、茉鈴という食堂部からなります。勿論我が家はお昼で食堂の方へ。

名物のメソ天丼をいただきます!

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メソ天丼とは、メソうなぎの天丼です。ウナギの中でも、10~50g前後の小さなウナギをメソうなぎと呼ぶようです。脂はそれほど乗っていませんが、確かにサクサクの天丼で美味しかった!

 

確か1,500~1,600円ほどだったと思います。非日常を味わえ、さらにサクサクの天丼。最高でした。

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一見敷居が高そうでしたが、子供にも親切でした。

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tabelog.com

 

広い広い渡良瀬遊水地

メソうなぎで満腹になった後は、少し足を延ばして渡良瀬遊水地へ。

渡良瀬遊水地は、渡良瀬川下流の栃木、茨城、埼玉、群馬4県にまたがる広大な遊水地です。

総貯水容量は2億m3!!日本最大の遊水地です。

 

中央エントランスから入り、遊水地にかかる橋を渡ります。谷中湖と名付けられた渡良瀬遊水地は、バードウォッチングなども盛んな場所です。

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遮るものがない所は、開放感があって良いですね。

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渡良瀬遊水地は今でこそ癒しの場所になっていますが、元々は足尾銅山鉱毒を抑えるため設置されたもの。遊水地となる前は谷中村という村が存在しており、今も谷中村史跡保全ゾーンとして村役場跡などが残っています。

watarase.or.jp

今回は少し立ち寄るのみでしたが、また改めて谷中村跡の見学や、湿地資料館などの施設も行ってみたいと思います。開放感もあり、ちょっとした社会科見学にもなりますので、お勧めの場所です。

今回は近距離のドライブでしたが、結構近場にも面白い場所が沢山あります。また色んな場所を開拓していきたいと思います。

それでは!

冬の妙高高原への2泊3日ドライブ 3日目:地獄谷野猿公苑のSNOW MONKEY(2009年12月の記録)

皆さんこんにちは!冬の妙高高原へのドライブも最終日。3日目は地獄谷野猿公苑にて有名なSNOW MONKEYを見学します。温泉に入るニホンザルが間近で鑑賞できる面白いスポットは、海外でも話題でした。

 

1日目と2日目の様子はこちら↓

kozure-m.hateblo.jp

kozure-m.hateblo.jp

 

旅程

1日目:柏→糸魚川で寿司→親不知子不知(おやしらずこしらず)→赤倉温泉 赤倉ホテル泊

2日目:赤倉ホテル→赤倉温泉スキー場→燕温泉 岩戸館泊

3日目:岩戸館→地獄谷野猿公苑→柏

 

3日目のルート

燕温泉を出発し、長野方面へ。信州中野ICで降りて地獄谷野猿公苑に向かいます。長野県に入ると雪も少なく、運転は気楽でした。地獄谷野猿公苑を見学し終わると、既に午後。街道沿いでアップルパイを購入し昼ご飯代わりに。ひたすら走って帰宅でした。

 

温泉を楽しむニホンザルを見て和む。地獄谷野猿公苑

燕温泉の朝です。大雪の日という訳ではありませんが、朝に車にたっぷり積もった雪を下ろしてから出発。雪国の宿に泊まる際は、雪下ろしの時間と暖気の時間を20分くらい考慮して予定します。

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妙高山麓の森林。根元から途中まで、積雪の重みで曲がって生える逞しい木々。

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国道までの道はずっと滑りやすい下り坂。スピードを控えめに慎重に参りましょう。

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さあ、長野に入り湯田中温泉の先、地獄谷野猿公苑へ。場所は以下の地図の通りです。

駐車場から地獄谷野猿公苑までは、30分ほど歩きます。結構滑りやすい道ですので、足元にはご注意ください。札幌で暮らしていた私でも、なかなか厄介な道だと思いました。

 

地獄谷野猿公苑は、ニホンザルとヒトとが共生できている不思議な空間です。子供のニホンザルがこんなに近くに!

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この野猿公苑は、1964年に開園し、当初から「猿と人間の共生を観光客に見せること」をコンセプトに運営されてきました。野生のニホンザルの生態を間近に見られる野猿公園として世界的に知られています。

戦後林業が盛んになり、ニホンザルが食料としていた奥山の森林が劣化。ニホンザルは地獄谷付近のリンゴ畑を荒らすようになりました。地元民はサルを駆除するよう林野庁に申請しましたが、初代の園長となる原荘悟氏は、現在の地獄谷でサルを餌付けし、サルを駆除することなくリンゴ農家の被害を減らすことを目指し、地獄谷野猿公苑の開園までこぎ着けた経緯があります。

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こうして国際的に有名な、温泉に入る猿が見られるスポットが出来上がったのです。SNOW MONKEYの名で海外でも有名で、世界中から観光客が訪れていました。

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本当にニホンザルたちは自然体で温泉に浸かっています。

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職員の方のみが餌付けしており、ニホンザルをそれを理解しているようです。そのため、人を過度に警戒することも、期待することもありません。

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いい湯だな~。という声が聞こえてきそうです。温泉が好きなのは、子供とメスのサルなようです。オスはそこまで温泉に興味を示さないようで、湯に濡れて体が小さく見えるのを嫌う、争いに参加するのが遅れる、など、諸説あるようです。

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ちなみに、ニホンザルが積極的に温泉に入るのは冬です。見学するならちょっと寒いですが真冬がお勧めです。その他、意外とお勧めなのは春だとか。生まれたての子ザルが見られるようです。

 

温泉の他、ニホンザルが遊べるロープ遊具などもあり、活発な動きが間近で見られます。

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当時の我が子より賢そうな若ザルです。

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地獄谷野猿公苑の近くには、渋の地獄谷噴泉があります。これも意外と見応えがあり、立派に噴泉を噴き上げる間欠泉です。

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もともと地獄の底から吹き上げる噴泉の音が鳴り響く・・・というのが、地獄谷の名の由来です。近くに後楽館という旅館もありますので、冬に宿泊して楽しむのも良さそうです。

jigokudani-yaenkoen.co.jp

 

地獄谷野猿公苑を見学し終わり、午後2時頃となりました。妙高から長野に抜けてくると、一気に空も青くなり積雪も少なめ。長野は冷え込みますが良い所です。

信州の山々と、リンゴをデザインしたガードレール。天候が良ければ冬の長野のドライブも快適です。

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後は大きなトラブルもなく、群馬から埼玉を抜け、自宅の柏まで帰宅しました。子連れでは初めてのスキー旅行でしたが、スキー以外の行程もたっぷり楽しめました。妙高は千葉からでは少し遠いですが、雪景色は素晴らしくスキーも楽しい所です。近いうちにもう一度行きたいな・・・と書きながら思いました。

それではまた!

冬の妙高高原への2泊3日ドライブ 2日目:赤倉温泉スキー場、燕温泉ホテル岩戸屋(2009年12月の記録)

皆さんこんにちは!今回は、前回に引き続き妙高高原への2泊3日ドライブの2日目です。2日目は赤倉温泉スキー場で長女がスキーデビュー。その後は燕温泉まで足を延ばし、温泉を満喫します。

1日目の様子はこちら↓

kozure-m.hateblo.jp

 

旅程

1日目:柏→糸魚川で寿司→親不知子不知(おやしらずこしらず)→赤倉温泉 赤倉ホテル泊

2日目:赤倉ホテル→赤倉温泉スキー場→燕温泉 岩戸館泊

3日目:岩戸館→地獄谷野猿公苑→柏

 

2日目のルート

2日目は、赤倉ホテルをチェックアウト後、徒歩で赤倉温泉スキー場へ。午後までスキーを楽しんだ後、燕温泉のホテル岩戸屋までドライブです。

赤倉温泉から燕温泉は、地図上では非常に近いものの、短絡する県道39号線は冬季通行止め。そのために一度国道18号まで出て迂回する必要があります。冬道の場合は1時間弱余裕を持った方が無難です。

 

広い赤倉温泉スキー場を満喫

赤倉ホテルをチェックアウトし、赤倉温泉スキー場へ。赤倉温泉スキー場は下の地図の通り、温泉街から徒歩でアクセス可能なスキー場です。

温泉街に滞在しつつ、スキーを楽しめることでコロナ禍前は海外のお客さんにも人気でした。そして、何より魅力なのは妙高の豊富な積雪量と雪質です!

 

ゲレンデマップです。(ゲレンデマップは赤倉温泉スキー場のホームページより引用)

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ヨーデル」「くまどー」「銀嶺」の3つのゲレンデで構成された広大なエリア。コースは初中級コースが主体ですが、コース数が多いため飽きることはありません。

ただ、この旅行の際我が家は重大なミスを犯しました。用具はホテルに近いくまどーのエリアでレンタルしたのですが、スキー学校の受付はヨーデルゲレンデだったのです。そのため、移動にかなり苦労をした記憶があります・・・

広いスキー場の注意点として、用具のレンタル場所とスクールの受付は、なるべく近い所を調べるのが重要です。

 

そうは言っても、このような緩斜面が多いので長女を抱っこしながら移動。

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当時のスクール集合場所のヨーデルゲレンデ上部です。

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標高2,454mの妙高山山麓に広がる赤倉温泉スキー場。向こうに見えているのは斑尾山でしょうか。とにかく絶景です。斑尾高原スキー場と言えば、上村愛子がW杯で活躍したのが記憶に残ります。

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今はゲレンデ下部に移っていますが、キッズパークがゲレンデ上部にあるのも珍しいスキー場でした。

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スクールに行く前に、キッズパークで遊びます。

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スクールに長女が行っている間、しばし夫婦でスキーを楽しみます。この旅行でのスキーが北海道を離れてから久々のスキーだったため、本当に楽しかったです。

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長女はスクールでは半分くらい雪遊びをしていたようです(笑)。先生曰く、やはり3歳では足の筋力が弱く、本格的な滑走は少し難しいとのこと。それ以降、我が家では長男以下4歳からスキーを始めることにしたのでした。何はともあれ、長女が今でもスキーを楽しんでいるのは、赤倉温泉スキー場の先生のお陰だと感謝しています。

akakura-ski.com

 

燕温泉 ホテル岩戸屋で、本格的な硫黄泉を味わう

赤倉温泉スキー場を出発し、短絡する県道39号線が冬季通行止めだったのは予想外でした。当時のナビは冬季通行止めなど考慮せず、ひたすら突破するよう指示が出され、宿泊するホテル岩戸屋さんに電話をし、行き方を教えていただきました。色々と親切な対応でした。

燕温泉は、妙高山周辺では最も高所にある温泉です。標高は1,100mで先ほどの赤倉温泉スキー場の上部と同じくらい。妙高山登山の入り口ともなる温泉です。

このように、小規模ではありますが旅館が数軒立ち並んだ温泉街です。

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燕温泉のホテル岩戸屋の地図は以下の通りです。

 

岩戸屋のお部屋です。(お部屋の写真を撮影していなかったため、公式ホームページより引用)

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部屋の窓からは真っ白な渓谷。ずっと眺めてしまうような。本当に雪国の奥に来たな・・・という非日常感が味わえます。

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下を流れるのは大田切川でしょうか。とにかく深い渓谷です。

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お食事処はヨーロッパ風。お料理も山の中ですが、上品な味付けで美味しかったです。

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そして何よりお勧めが温泉です。しっかりとした乳白色の硫黄泉を源泉かけ流しで楽しめます。(写真は公式ホームページより引用)

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24時間いつでも入浴可能ですので、何度も入って楽しみました。燕温泉は上杉謙信公の隠れ湯として伝わる温泉だそうです。確かにこの温泉と雪景色だけで、宿泊する価値があると思った温泉でした。

www.hotel-iwatoya.com

ホテル岩戸屋 予約ページ

次回は3日目、燕温泉をチェックアウトし帰宅ですが、途中有名な地獄谷野猿公苑に立ち寄りました。その様子を少しご紹介し、この旅の最終回といたします。

それではまた!