皆さんこんにちは!今回は2009年12月、新潟県の妙高高原にスキー旅行をした際の様子をご紹介します。スキー旅行と行っても、長女は当時3歳。本格的にスキーをする年齢ではありません。2日目をスキーに充てますが、初日と最終日は観光です。
それでは、早速旅程からご紹介します。
旅程
1日目:柏→糸魚川で寿司→親不知子不知(おやしらずこしらず)→赤倉温泉 赤倉ホテル泊
2日目:赤倉ホテル→赤倉温泉スキー場→燕温泉 岩戸館泊
3日目:岩戸館→地獄谷野猿公苑→柏
1日目のルート
初日は柏を出発し、まずは一気に糸魚川の地魚料理すし活(地点B)へ。その後は親不知子不知(地点C)と、道の駅親不知ピアパーク(地点D)、ゼビオ上越店(地点E)でスキー用具の小物類を買い出し、赤倉温泉まで向かうルートです。
豪雪地帯ですので、特に妙高高原ICから赤倉温泉までの坂道はご注意ください。4WDでない場合は、チェーンを積んでいた方が無難です。
糸魚川 地魚料理すし活でランチ!
糸魚川は新潟県で最も西にある市で、富山県に接しています。糸魚川-静岡構造線やフォッサマグナなどが象徴するように、日本の東西の境界です。ジオパークにも指定され、フォッサマグナミュージアムなど面白そうな施設も沢山ありますが、今回は割愛でお寿司を満喫(笑)
ただ、糸魚川のお魚が種類豊富で美味しいのは、海底地形が急に落ち込んでいることも一つの要因だとか。そうした意味でも、地形とグルメは関連性があるわけです。
今回は市内の「地魚料理 すし活」へ。当時はスマホも持っておらず、冊子のるるぶのお勧めに従って訪問しました。場所は以下の地図の通りです。
やはり大当たり!地魚寿司のランチは最高に美味かった!
お座敷席の後ろの火焔土器が新潟らしくて良いです。
街中のお寿司屋さんという感じで、大きい店ではありませんでしたが入りやすかったです。落ち着いた良い雰囲気で、美味しいお寿司が味わえました。
北アルプスが海に落ちる、絶壁の親不知子不知
糸魚川を出て、国道を富山方面へ向かうと、旧北陸道最大の難所であった親不知子不知に到着します。
ここは北アルプスが海に落ちる絶壁の海岸地で、明治期に国道が開通するまでは旅人は波打ち際を危険を冒して歩いていきました。ときに親は子を忘れ、子は親を忘れるほどに危険だったことから、親不知子不知(おやしらずこしらず)という名前が付いたとされています。
親不知子不知を見るためには、親不知コミュニティロードを歩くのが一番です。下の地図の通り、国道8号沿いに駐車場が整備されています。
駐車場から少し歩いたところに、親不知コミュニティロード展望台があります。そこに親不知子不知の地形模型があり、明治以前の過酷な道の様子、そして現在の国道の様子が分かります。
さらに少し進むと矢如砥如と刻まれた岩が。この道路は砥石のように平らで、矢のように真っすぐであると賞賛したものです。現在はコミュニティロードとして、遊歩道となっているこの道ですが、現在の国道8号が開通するまでは立派な車道でした。
それにしても、眼下70mには冬の日本海。充分恐怖を感じられます。
その先にはレンガでできたトンネルも残されており、かなり興味深かったのですが何しろ真冬で寒い!またの機会にするとして、展望台まで戻りました。
展望台の銅像は、ウォルター・ウェストンの銅像です。イギリス人宣教師で日本に3度長期滞在をし、日本各地の山に登った人物です。『日本アルプスの登山と探検』などを著し、日本の山や当時の風習を世界中に紹介した登山家でもあります。
ウェストンは「親不知が日本アルプスの起点である。」としてこの地を訪れています。
展望台からの絶景です。これが日本アルプスの起点か・・・というよりも、中央左側に見える海の上を通っている北陸道や、崖の中段にきちんと整備された国道など、凄い工事に目が行ってしまいます。
親不知コミュニティロードを離れ、5分ほど進んだ道の駅 親不知ピアパークへ。地元の海鮮が楽しめるレストラン「漁火」や、お土産が買える「おさかなセンター」。そして何より気になるのが「翡翠ふるさと館」ですが、残念ながら今回は割愛。
世界一のブロンズ製ウミガメ像(かなりマニアックなカテゴリーですが)、ミリオンを眺めて先に進みます。
赤倉ホテルで一泊
今回の宿泊地は赤倉温泉にしました。赤倉温泉は開湯200年であり、湯量豊富な温泉地です。さらに温泉からスキー場までも徒歩でアクセス可能。スキー場も大規模で雪質も良く、人気のリゾート地です。
宿泊するのは赤倉ホテル。赤倉温泉街の中心部に位置する老舗ホテルです。
スキー場近くのホテルなので、スキーロッカーなどが完備されています。フロントでスキーを預かっていただけます。
チェックイン後、案内いただいたお部屋が変わっていて記憶に残っています。
2部屋で1部屋の間取りとなっており、このようなサロンルームと和室が廊下を挟んで対になっています。(下の写真は赤倉ホテルホームページより引用)
少し小さいですが、間取りはこのような形。下のサロンルームと上の和室は廊下を挟んでいます。(下の画像は赤倉ホテルホームページより引用)
これは3歳くらいの子連れの私たちには大変良かったです。子供が寝た後は、サロンルームで飲んだり話したり、子供を起こしてしまう心配もいらず家のように過ごせました。
夕食のおしながきです。
この写真にはあまり写っていませんが、甘エビのお刺身が絶品でした。
そして日本酒も最高。寄せ鍋も冷えた体が温まって良かったです。
温泉も源泉かけ流しで湯量も豊富です。こちらが大浴場の露天風呂(写真は赤倉ホテルのホームページより引用)
こちらは内湯の「楽々の湯」です。100%源泉かけ流しで高温、中温、低温の3種類が楽しめます。露天よりも気に入って、夜中に何度も入ってしまいました。
赤倉ホテルは設備が少し古いですが、温泉は最高ですし、料理もなかなか。赤倉温泉ではぜひお勧めのホテルです。
2日目は赤倉温泉スキー場で長女のスキーデビュー、その後は温泉自慢の燕温泉に宿泊します。それでは!