富山、石川への3泊4日ドライブも2泊目を迎えました。富山市~砺波市までを観光し、今晩は大牧温泉観光旅館に一泊します!
前回までの記事↓
改めて今回の旅程をご紹介
1日目:柏から一気に奥能登へ。奥能登ドライブの後。氷見まで南下し一泊
2日目:雨晴海岸から富山市ガラス美術館、砺波散居村展望台と巡り大牧温泉泊
3日目:大牧温泉から千里浜なぎさドライブウェイ、気多大社、増穂浦、和倉温泉泊
今回は2泊目の大牧温泉旅館の様子をご紹介です。
大牧温泉観光旅館の場所
富山県南砺市に位置する大牧温泉は、車でのアクセスは不可能です!下流の小牧港から、庄川遊覧船に乗り込み30分ほど。船の時間は夏ですと小牧港発14時半か16時のいずれかが、宿泊にはちょうど良い時間となります。
時刻表は以下の通りです。上りが大牧温泉方面です。(2020年7月現在 庄川遊覧船HPより抜粋)
庄川遊覧船に乗り、大牧温泉へ!
道の駅庄川から、15分程度で小牧港に到着です。小牧港の駐車場に車を1泊停め、大牧温泉へは庄川遊覧船で。出航の30分ほど前には到着しましたが、皆さん時間に余裕を持って到着したのか、既に待合室には数組のお客様がいました。
大牧温泉観光旅館に宿泊するのは2度目ですが、前回は冬で閑散としていました。やはり夏の方がお客さんは多いようですね。
昭和の雰囲気漂う待合室内。無事に出航するようで、一安心です。
さあ、乗る船がやって来ました。綺麗な船です。
乗船し、デッキに出てみると、絶景でした。庄川のV字谷を進んでいきます。V字谷の出口が、前回の記事でご紹介した砺波平野の扇状地ですね。V字谷の先には扇状地。典型的な地理の授業のような地形です(笑)
長女とそんな勉強っぽい話をしながら(若干煙たがられている?)、次男は船から出る波に興味津々です。
途中、気になる廃道?橋がありました。道がつながっていた時代もあったのでしょうか?
大牧温泉が近づくにつれ、霧が立ち込めてきました。
到着です。ちょうど霧がかかり、とても神秘的な雰囲気。そして、ここは火サスのロケ地としても有名です(笑)
秘湯ですが、洗練された大牧温泉観光旅館の館内。
船は大牧港に到着しました。桟橋から階段を上がり、旅館までの遊歩道を歩きます。少し山ですので、緑も柔らかく。空気もとても素晴らしいです。
すぐに部屋に通していただきました。大家族と思われたのか、予約していたより広い部屋です。囲炉裏も付いていて、雰囲気も最高です。
館内は、宿泊した著名人が書いた作品が飾られていたり、とても良い雰囲気。
フロントそばには囲炉裏もあります。
ドラマのロケで、芸能人の方が皆さん宿泊するようです。色紙がたくさん。
山奥の秘湯というイメージを、良い意味で覆してくれる洗練された館内です。
山間にあっても、海の幸も大変美味しい夕食でした。
夕食は皆さん揃って食事処で。山間でもお刺身も新鮮そうです。富山湾から1時間程度で到着できますから、山の幸も海の幸も両方揃うということでしょう。
このお鍋も美味しい。やはり氷見うどんが入っています。
そして、大迫力の海老です!口の中でとろけるような味。良かったです。
さあ、温泉もご紹介していきましょう!
弱アルカリ性の温泉が最高でした!
大牧温泉観光旅館は、もちろん源泉かけ流しの温泉が一番の魅力でしょう。2泊目に能登半島から少し離れたこの場所を予約したのも、ぜひチャンスがあれば再びこの温泉に入りたい!と以前訪れた時に思っていたからです。
内風呂はシンプルな2つの浴槽で、普通の温度と熱めの温度の2槽。熱めのお湯の方は、やや深い箇所もあり、立って半身浴のような形で入ることもできます。
子供には少し熱めのお湯です。子供達には内湯を少し早めに切り上げて、桧テラス風呂という露天風呂がありますので、そちらがお勧めです。
温度が低めで、山を見ながらゆっくりと入れます。
大牧温泉の成分表です。弱アルカリ性ですが、弱めの硫黄っぽい匂いがします。間違いなく良い温泉です。
露天風呂は屋外に出て、遊歩道を上がっていきます。
結構急な階段。飲んだ後はご注意を(笑)
階段の上には雰囲気のある脱衣所が。
誰もいませんでしたので、一枚撮らせていただきました。岩から源泉が出ていますね。新鮮の湯の花が舞っていて、本当に嬉しくなります。
妻が撮ってきた写真。夜間にクマに遭ったらヤバいです。露天風呂の入浴可能時間は、夜9時までと比較的短めなのは、そういう理由もあるのかもしれません。
とても洗練された旅館ですが、こういう表示を見ると、自分が秘境にいるんだな・・・と再認識できますね(笑)
1泊では名残惜しい・・・ですが、出発です。
朝食の時間です。出発しなければいけません。もっと長く居たかったなぁ・・・と思う宿です。
朝ご飯はシンプルですが、イカ刺しや五箇山豆腐が大変美味しかったです。
ちなみに、チェックアウト時にGotoトラベルキャンペーン用の宿泊証明書をいただけました。今回も、こちらからは特にリクエストしなくても、領収書と一緒に発行していただけましたので、大変スムーズな対応だったと思います。
食後、支度をして帰りの船へ。この遊歩道は大牧の水力発電所まで繋がっているようです。それにしても、今日も緑が綺麗。
またクマ注意の看板です。それなりの頻度でお出ましになるのでしょうね。
朝9時10分の船です。大体のお客さんはこの船で帰るようでした。その次が11時5分です。次便で朝ゆっくり過ごすのも贅沢で良いですね。ただ、今日も能登半島で見たいところが沢山あるので、名残惜しいですが出発です。
霧の中をスムーズに走っていきます。非日常が味わえる、本当に良い旅館でした。
富山県も沢山良い温泉地がありますが、次回訪れるときも1泊は大牧温泉を入れて旅程を組みたいと思います。本当に好きな宿の一つです。
さあ、小牧港で再び車に乗り、能登半島の西側をドライブしていきます。その様子は次の記事にて。
それではまた!