子連れM氏の旅行ブログ

旅行記録中心に掲載する予定

足尾から桐生への日帰りドライブ。足尾銅山観光の充実度に圧倒されました。(2024年12月の記録)

皆さんこんにちは!更新が滞っておりましたが、またマイペースで続けていきたいと思います。いよいよ冬となってきましたが健康第一で、皆さまも色々なところに出かけられますように!心から願っております。

さて、今回の記事は2024年の12月初旬、栃木県の足尾から、群馬県の桐生方面への日帰りドライブの記録となります。冬場に差し掛かると、このエリアは観光客の方も少なく、ゆったりとドライブを楽しむことができてお勧めです。特に日本一を誇った足尾銅山の坑道跡の見学は非常に興味深かったです。鉱毒などの負の歴史もある足尾銅山ですが、生産面での実態をじっくり見学できる、非常に貴重な体験となりました。

 

今回のルート

今回のルートは以下の通りです。

柏(地点A)→足尾銅山(地点B)→喜龍苑でランチ(地点C)→道の駅くろほね・やまびこで買い物(地点D)→桐生市内散策(地点E)→東葉館 地蔵の湯(地点F)→柏(地点E)

往路はスムーズに東北道から日光道経由で足尾へ。12月初旬とは言え途中は雪が舞っており、スタッドレスタイヤが必要です。

帰路は東北道の渋滞を避け、足利から一般道で柏へ。満足感のあるドライブでした。

 

じっくりと坑道跡を見学できる足尾銅山。トロッコに乗り、冒険心もくすぐられます。

柏の自宅を出て2時間強。日光と足尾を結ぶ日足トンネルを抜けて足尾町内へ入ります。足尾銅山観光の駐車場に停めると、タイミング良くわたらせ渓谷鉄道が通過!

 

足尾銅山の坑道跡を見学できる、足尾銅山観光の位置は以下の通りです。

 

足尾銅山観光の駐車場にはキッチンカーが出ており、一風変わった肉まんを購入。軽めの朝食としました。

 

さて、足尾銅山観光に出発です!

 

トロッコ列車が出発するこの駅で、入坑券を購入します。

 

坑道見学のためのトロッコ列車は15分毎の出発です。

 

待合室内は、灯油ストーブの香りが良い感じ。

 

トロッコ列車が出るまでの間、鉱山内で使用されていた道具などを見学できます。

 

さて、トロッコ列車がやってきました。乗り込んでいきます。

 

乗車してみると、意外と本格的で楽しいです。

 

トロッコ列車がいよいよ坑道内に入りました。この駅で下車し、徒歩で坑道跡を見学していきます。

 

坑道の先を見学します。ここから網の目のように坑道が張り巡らされており、全長はなんと1,200km以上!

 

リアルな動く人形が当時の鉱山の様子を伝えています。子供にも非常に分かりやすい。

 

坑道跡を徒歩で見学。冒険心がくすぐられます。楽しい!

 

大正~昭和期の鉱山の様子が良くわかります。

 

坑道内の見学の後は、資料館に入ります。展示は非常に充実しており、銅の工業的な製法の仕組みなど、非常に興味深かったです。ただ、高校の無機化学の知識がすっかり飛んでしまっていた私は、子供たちに分かりやすく説明できなかった・・・勉強しなきゃいけませんね(笑)

 

資料館を出て屋外へ。削岩機の体験コーナーもあります。

 

今まで入っていた坑道を、外から撮影。

 

最後に鋳銭座という展示館で、銅銭を中心に貨幣の歴史を学べます。

 

最後にお土産物などを購入し、観光終了しました。最後に全体マップを掲載します。

(上記のマップは、足尾銅山観光ホームページより引用)

www.city.nikko.lg.jp

昼食は喜龍苑で新そばを堪能。

昼食は足尾から桐生までの道中で、Google mapで高評価だった「喜龍苑」へ。場所は以下の地図の通りです。

 

敷地内の紅葉も綺麗で、雰囲気は最高でした。

 

天ぷらともりそば。新そばはとても香りが良く、美味しかったです。

 

こちらは舞茸けんちんうどん。ご覧の通り具沢山で素晴らしかったです。

tabelog.com

その後は道の駅 くろほね やまびこで食料買い出し。ここでもお蕎麦を食べられるようですが、買い物だけにしました。

さらに南下し、桐生市内を観光します。

 

繊維産業で栄えた街、桐生で歴史的な建物群を見学。

足尾から国道を南下すると、桐生市に入ります。桐生は古くから繊維産業で栄え、織物産業の歴史を残す近代化遺産が数多く残っています。

 

こちらは有鄰館です。このようなレンガ造りの蔵が並ぶ一角は、現在ではイベントなどにも使用されているようです。

 

撮影などで使用されていない蔵は、内部も見学可能です。

 

伝統的な建物を、上手く現在の生活にも活用できている感じがします。

 

のこぎり屋根が特徴の、当時の工場跡も街中に残っています。道中でお土産を購入したり、歩いていてもとても楽しい街でした。

www.city.kiryu.lg.jp

 

最後は温泉で。東葉館の日帰り温泉でゆったり。

さて、日帰り旅のしめくくりは温泉で。今回は足利市内の東葉館という旅館の日帰り温泉です。場所は以下の地図の通りです。

 

便利な場所で日帰り温泉も受け付けていただける、貴重な旅館です。

 

内湯はこんな感じです。褐色の鉱泉で、非常に温まります。冬は特に最高です。

 

露天風呂もこんな感じで、ゆったりと入れます。いつか宿泊もしてみたい温泉です。

(内湯、露天風呂の写真は東葉館のホームページより引用)

 

湯上りに、女性陣を待つ間にノンアルコールビールを注文。おつまみの柿ピーもいただけました。飲んでいる間にも、チェックインするお客様も多く来場し、地元に愛されている旅館という感じがしました。

toyokan-jizo.com

さて、マイペースに足尾から桐生方面をドライブしてきましたが、足尾銅山のスケールと、展示の充実度に驚きました。そして桐生の街並みも、あまり知られていない魅力を発見することができた感じがして、とても良かったです。今後も色々なスポットを巡っていきたいと思いますので、次回の記事もぜひ、よろしくお願いいたします!