子連れM氏の旅行ブログ

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子連れで初めての遠距離ドライブ!夏の能登半島一周2泊3日(その2 能登半島をぐるり一周!2007年8月の旅行記)

皆さんこんにちは!前回に引き続き、能登半島一周ドライブの2回目をお届けします。九十九湾の遊覧船で能登の綺麗な海を味わった後、さらに目指すは能登半島の最北端へ。そして2日目の宿は金沢です。途中に見所が多すぎて、贅沢な悩みを抱えた2日目となりました。

 

旅全体の旅程

1日目:柏→和倉温泉お宿すず花(朝、ゆったり出発で移動のみ)

2日目:和倉温泉→九十九湾→禄剛崎→白米千枚田→輪島(昼食)→鴨ヶ浦→琴ヶ浜→巌門→千里浜なぎさドライブウェイ→金沢市内橋本旅館泊

3日目:兼六園→柏

 

今回ご紹介のルート

今回ご紹介するルートは、旅の2日目。九十九湾(A地点)→禄剛埼(B地点)→白米の千枚田(C地点)→輪島の海鮮丼(D地点)→鴨ヶ浦(E地点)→琴ヶ浜(F地点)→巌門(G地点)→千里浜なぎさドライブウェイ(H地点)→金沢 旅館橋本屋(I地点) です。

能登半島を反時計回りに一周するドライブになります。

 

能登半島最北端の禄剛崎

九十九湾を出発し、さらに能登半島の先端へ。禄剛崎を目指します。

禄剛崎までは国道をのんびり走り、到着しました。

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どうしてもドライブをすると、先端を目指したくなります(笑)

 

なかなか外見も特徴ある灯台です。

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実はこの灯台、非常に歴史のある灯台で、1883年(明治16年)に設置されたもの。イギリス人リチャード・ブラントンの設計で造られた灯台です。

通常の灯台はレンズを回転させて光を点滅させますが、この灯台はレンズを固定したまま、灯火の遮蔽版を回転させることで点滅させるのだとか。

また、この石造の石材は穴水町から船で運び、この崖下から索道を懸けて人力で引き上げたというから驚きです。

 

眼下には千畳敷。海食棚が発達しています。よく造ったものです・・・

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珠洲岬方面です。

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長閑な風景ですが、この周辺海域は古くから海難事故が多く、北回り廻船の重要な地として古くから灯明台が設置されていた地だということを、後で知りました。

珠洲岬は過去記事でも触れていますので、よろしければ。

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白米の千枚田から輪島へ。夏の海は最高に綺麗です。

禄剛埼から輪島を目指します。途中、製塩所がいくつかあり、お土産の塩を買いました。能登半島珠洲は、室町時代から伝わる揚げ浜式の製塩が現在でも採用されている、珍しい地域だそうです。揚げ浜式製塩は国の無形文化財に指定され、世界農業遺産でもあり、この珠洲の他に伊勢神宮にのみ残っています。

 

白米の千枚田に立ち寄り。夏の強烈な日差しに、緑の棚田が映えます。

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当時は何もありませんでしたが、現在はお洒落な施設も出来ています。昨年も訪れましたが、良い所でした。

そして、さらに進み輪島へ。朝市の商店街の中で海鮮丼を食します。 

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ランチタイムを過ぎていましたが、美味しい海鮮丼がいただけました。ただ、残念ながらこのお店は昨年閉店してしまったようです。

輪島の朝市は観光客の比率が多いところです。1000年以上の歴史がある朝市で、今でも楽しい場所です。

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輪島でも突端を目指します(笑) 輪島岬の突端の鴨ヶ浦です。

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白い岩礁が広がり、遊歩道も整備されています。海の水を引き入れた塩水プールもあり、ここでも長い時間遊べます。

 

磯遊びも楽しめます。一周200m程度の遊歩道ですので、小さな子供を抱っこして散歩しても大丈夫な距離です。

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夏の輪島は楽しいです。また行きたいものです。

 

能登半島の西側も様々な海岸があって楽しい(琴ヶ浜、巌門、なぎさドライブウェイ)

輪島を出て、今度は能登半島の西側を南下します。鳴き砂が楽しめるという琴が浜へ。

訪問した2007年は、3月に震度6強能登半島地震が起きた年でした。能登半島の西側は震源地に近いこともあり、爪痕が。

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琴ヶ浜です。この時は砂はあまり鳴らなかったような・・・ただ、気持ちの良い浜でした。

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さらに南下し、巌門(がんもん)へ。この洞門は高さ15m、奥行き60mもあります。

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この岩は「鷹の巣岩」です。これも高さ27mもあります。

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当時の写真では上手く伝わりませんが、天然の岩でこのスケールです。とても迫力がある場所です。

能登半島の西北部は日本海の荒波の浸食が、とても独特の景観を作り出しています。

映画「ゼロの焦点」のロケ地としても使われたエリアです。

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そして車で砂浜が走れる有名スポット、千里浜なぎさドライブウェイへ。

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この時は夕暮れ時に訪れたので、とても雰囲気が良かったです。

 

広々とした砂浜を走れるのは最高です。

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旅館橋本屋でゆっくり疲れを癒す

さあ、ドライブを詰め込みすぎて、金沢には19時過ぎに到着。まずは旅館橋本屋にチェックインし、北陸の海の幸をいただきます!

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旅館橋本屋は、金沢市内の会席旅館。今までは温泉宿ばかり選んでいましたが、ここは温泉ではありません。

ただ純和風の建築で、料理も非常に美味しかったです。またここも行きたい宿の一つ。

すっかり上機嫌で良い旅の締めくくりになりました。

hashimotoya-kanazawa.com

旅館橋本屋 予約ページ

かなり駆け足で回った能登半島でしたが、絶景とグルメを満喫できて本当に良いドライブでした。次回は金沢を少し観光する様子をご紹介します。それでは!