皆さんこんにちは!今回は2024年のゴールデンウィーク。京都と淡路島を3泊4日で回った様子をご紹介します。オーバーツーリズムという言葉が叫ばれて久しい今日この頃ですが、子供の学校の都合などを考えると、どうしても旅行は大型連休になってしまいますよね。実際の京都の様子も感じていただければ幸いです。
- 今回の旅程
- 1日目のルート
- まずは絶景の浜名湖SAで休憩。
- 京都到着!二条城近くのパーキングに駐車し、観光スタート。
- 大政奉還の舞台、二条城をじっくり見学。
- たまたま見つけた居酒屋さん「お酒とごはんCHoTTo」で、おばんざいランチ。
- レトロな雰囲気の散歩が楽しめる、インクラインと南禅寺。
- 錦市場から四条へ、街歩きを満喫。
今回の旅程
1日目:柏→京都(二条城→三条付近で昼食→蹴上インクライン→南禅寺→錦市場→四条・祇園などぶらぶら→二条城付近 谷町君・星屋・神泉の宿に宿泊)
2日目:京都→淡路島(新五色海水浴場→ありい亭で昼食→福良港からうずしおクルーズ→淡路夢泉景泊)
3日目:淡路島→新神戸駅→京都(嵐山温泉彩四季の宿 花筏泊)
4日目:京都 嵐山→柏
走行距離:1,455km
今回の記事ではゴールデンウィーク真っ只中、5月3日の京都の様子をご紹介します。
1日目のルート
今回の旅はマイカー移動でした。ということで、1日目の移動はこんな感じです。5月3日ということで、かなりの早朝に出発。途中、新東名の岡崎付近で事故渋滞との情報が入ったので、清水から東名高速に移動しています。その他は順調でした。
まずは絶景の浜名湖SAで休憩。
事故渋滞の新東名を避けて、清水から東名高速に移動です。新東名より距離は伸びますが、牧之原付近の茶畑や、天竜川を渡り浜松市街を見られるワクワク感は良いですね。そして、おすすめなのが浜名湖SAです。
SAから、浜名湖の絶景が一望できます。充実した良い朝です。
スタバやサーティーワンもあり、大規模なSAです。
そしてトイレからも浜名湖が一望できます。(早朝で無人でしたので、一枚撮影させていただきました・・・)
京都到着!二条城近くのパーキングに駐車し、観光スタート。
京都東ICを降り、順調に京都市内へ。今回予約した宿「谷町君・星屋・神泉の宿」の向かいのパーキングに駐車し、後は公共交通機関で観光していきます。
駐車した神泉苑町パーキングの場所はここです。
最大料金が設定されているので安心して停めておけます。二条城からも徒歩圏内で便利。
連休中ということで満車を覚悟していましたが、スムーズに駐車できました。
大政奉還の舞台、二条城をじっくり見学。
まずは駐車場から近い観光スポットということで、二条城を見学することにしました。
移動中早速良い感じの喫茶店があり、京都らしさを感じながら歩いていきます。
二条城の地図です。地下鉄東西線の二条城前からは交差点を渡ってすぐ。便利です。
チケットを購入し、いざ入場です。この門は1662年頃の建築だとのこと。築城当時はこのような2階建てでしたが、寛永の二条城行幸時には天皇を2階から見下ろさないように、一重の門に建て替えられたとのこと。
地味に集めている百名城スタンプを押印。コンプリートできるのはいつかな?
唐門です。こちらも重要文化財です。
門には長寿を意味する「松竹梅に鶴」や、聖域を守護する「唐獅子」など、豪華絢爛。
唐門をくぐり、メインの二の丸御殿へ。内部は撮影禁止ですが、徳川15代将軍慶喜が「大政奉還」の意思を表明した大広間を見ることができ、感動でした。
二の丸庭園も美しいです。
こちらは本丸御殿です。1893年に京都御所の北東部にあった桂宮御殿を移築したもの。貴重な宮家の御殿建築の遺構として、重要文化財に指定されています。
天守閣跡から本丸御殿を見ます。京都の街並みも見渡せて、気持ちの良いところでした。
nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp
たまたま見つけた居酒屋さん「お酒とごはんCHoTTo」で、おばんざいランチ。
二条城の後は、二条城前駅から東西線に乗り京都市役所前駅まで移動します。
東西線は立派なホームドアがあり格好良いです。
京都市役所前駅から、あてもなくぶらぶら歩きます。ベトナム料理屋さんの前で立ち止まっていたら、奥様が「この先にもいろいろお店がありますよ」と、親切に教えて下さいました。確かに、折角京都に来たのだから、京都らしいものを食べよう。
路地にも趣のあるお店がたくさん。ただ、少しお高そうです(笑)
ということで、三条通りまで来ました。「おばんざい」の提灯につられて入ってみます。
お酒とごはんCHoTToというお店でした。場所は以下の通りです。
細い通路を入っていきます。子供たちはワクワクしている様子。
丸いソファーがカーテンで仕切られ、半個室のような雰囲気の席でした。おばんざい御膳を注文。大変美味しかったです。これで1,000円台なら良いかなと思いました。
食後、三条大橋を渡ります。三条通りはそれほど人が多くありません。
鴨川沿いも気持ちよさそうです。少し川に下りて、水遊びを楽しみました。
レトロな雰囲気の散歩が楽しめる、インクラインと南禅寺。
東西線の三条京阪駅から2駅で、蹴上駅に到着です。駅舎もレンガ風で味があります。
蹴上駅からインクラインを目指して歩いていくと、面白いレンガの積み方をしたトンネルがありました。「ねじりまんぼ」というそうで、強度を確保するために明治時代ではしばしば取られた工法だそうです。
「ねじりまんぼ」を通り、インクラインの線路跡を歩いてみます。インクラインとは、1890年に琵琶湖から京都へ水を引く疎水事業に伴い、付近の土地の高低差解消のために敷設された傾斜鉄道です。今はその廃線跡が散歩道になっています。
ちなみにインクラインの鑑賞に最適な、蹴上疎水公園の場所は以下の通りです。
インクライン上から琵琶湖疎水分流への散歩道。平安神宮の鳥居と京都市街が一望できます。
琵琶湖疎水分流脇を通って、南禅寺方面に向かいます。
疎水分流を10分弱歩くと、南禅寺の水路閣が出てきます。レンガ造りの水道橋です。
京都の新緑と、古代ローマ風のレンガ建築との対比が素晴らしいです。
この雰囲気は大変良いです。
気に入って何枚も写真を撮ってしまいました(笑)
そして有名な三門です。実際に見ると、大きさに圧倒されます。
そしてこの太い丸太の柱群も凄い。木造の建造物にこんなに圧倒されるとは。
学生時代の修学旅行以来の南禅寺参拝となりましたが、改めて良さを感じました。
蹴上駅までの帰り道、インクラインで使用された台車が展示されていました。明治時代はこの台車に船を乗せ、京都に物資を運んでいたのですね。
さて、後は色々買い物等を楽しむために、京都の中心部に戻ります。
錦市場から四条へ、街歩きを満喫。
蹴上駅から再び東西線に乗り、烏丸御池駅で下車。話題のオレンジジュース生搾り自販機がありました。暑かったので1杯飲んでいきます。
地上に出て、錦市場方面に歩きます。何気なく撮っても絵になる街です。
特に観光名所ではありませんが、歩いていて楽しい。
10分ほど歩き、錦市場に到着です。錦市場の場所は以下の通りです。
ここからはまさに観光地。覚悟して入ります。
錦市場に入りました。確かにすごい人ですが、年末のアメ横よりは大分マシです(笑)
錦平野のだし巻き卵。店内で落ち着いて食べられるのが良かったです。味ももちろん美味しい。
続けて、錦 魚力というお店のはも天に惹かれて購入。
うなぎにも惹かれましたが・・・今回ははも天で。サクサクですが、味わいもしっかりあって最高でした。こちらも立食メインですが店内で食べられます。
ビールも・・・と行きたいところでしたが、続々とお客さんが入ってくるので自重しました。まあ、街歩きしながら食べるには充分です。
錦市場を抜けて、四条河原町の交差点に出ました。この辺りは流石に混んでいます。ただ、昔も連休はこんな感じだったような・・・
四条大橋を渡りました。ここからも鴨川に下りることができます。
さすがに歩き疲れたので、こちらも定番ですが「茶寮都路里 祇園本店」へ。1階でお茶やお土産を購入することができ、2・3階が喫茶店となっています。数年前は店の前に行列が出来ていましたが、今年は店内で数組待つのみ。スムーズに入店できました。
ここの特選都路里パフェは、やはり美味しい。数年ぶりですが大満足でした。
甘いものも食べて、すっかり満足。そろそろ宿にチェックインします。
地下鉄の三条京阪駅まで、祇園の入り口を散歩しながら進みます。
夕暮れ近くなり、良い雰囲気。この後、三条京阪駅から二条城前駅まで東西線で移動。宿にチェックインしました。
正直、ゴールデンウィーク中の5月3日。京都の混雑具合が少し不安でしたが、結果的にはとても楽しめた一日でした。地下鉄と徒歩で移動したことも良かったかもしれません。次回の記事では、宿泊した「谷町君・星屋・神泉の宿」の様子をご紹介します。それではまた!