子連れM氏の旅行ブログ

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埼玉への100名城・続100名城スタンプ押印ドライブ。北関東の守りの要、寄居~嵐山の城郭跡を探訪。(2024年6月の記録)

皆さんこんにちは!今回は2024年の6月、ちょっと天気は今一つでしたがドライブに出たい!ということで、埼玉県西部の寄居、嵐山周辺をドライブしました。この辺りは戦国時代、北条氏の関東の守りの要として城跡が点在しており、100名城や続100名城に指定されている城跡もあります。効率良くスタンプも押せて、面白いエリアでした。

 

今回のドライブルート

柏(地点A)→寄居町の「山の里」でランチ(地点B)→鉢形城歴史館(地点C)→菅谷館 嵐山史跡の博物館(地点D)→嵐山町役場 杉山城跡のスタンプ押印(地点E)→嵐山農産物直売所(地点F)→柏(地点G)

帰りは関越道が事故で通行止めとなっていたため、圏央道の川島ICまで下道で、川島から白岡菖蒲ICまでは圏央道を利用し、その後は再び一般道で帰宅しています。

 

その名も「山の里」で、くつろぎのランチ。自家製のさぬきうどんが美味しい!

関越道の花園ICを降り、まずはランチです。目的地の鉢形城近くにある食事処「山の里」の評価が高かったので行ってみました。場所は以下の地図の通りです。

 

お店の外観はこのような感じです。なかなか味のある雰囲気。


埼玉県は小麦の産地ということもあり、うどんが有名です。ここのお店もうどん推しの様子。

 

とても懐かしい感じのする入口を開けて入っていきます。

 

さあ、無事に入店できました。お店の中はこのような感じです。とてもホッとする空間で、最高の居心地でした。

 

メニューはこのような感じです。まずは定食・丼物メニュー。

 

そして、麺類です。迷いながらも子供たちと注文しました。

 

私が注文したのは、つけ麺の「きのこ汁 相盛」です。ご覧の通り、うどんとそばが両方楽しめて、盛りも充分。甘じょっぱいつけ汁が美味しい、大当たりでした。

料理は美味しく、雰囲気も良かったです。

tabelog.com

北条氏の北関東支配の拠点、鉢形城を訪問。

さあ、のんびりランチを満喫した後は、近くの鉢形城に向かいます。場所は以下の地図の通りです。

 

駐車場に停めて、城跡内に向かいます。ただ、この時点で雨が強くなってきたので、歴史館で館内展示を見学することにしました。

 

鉢形城跡には、このような立派な歴史館が併設されています。

 

もはや我が家の恒例行事、100名城スタンプ押印!

 

館内の階段を下りていくと、鉢形城ジオラマなどがあります。

 

このジオラマを見ながら、当時の鉢形城の様子を再現した映像を見ることができます。車で運転していても分かるのですが、寄居市街地から荒川を渡った先は結構な高台となっていて、天然の要塞のような感じです。こういう地形を活用して、戦国時代の城は造られていたのですね。

www.pref.saitama.lg.jp

 

菅谷館跡 埼玉県立嵐山史跡の博物館で、中世の様子を学ぶ。

寄居町鉢形城から30分程度のドライブで、嵐山町へ。嵐山町には続日本100名城に指定されている城跡が2ヶ所あります。

まずは、菅谷館跡にやってきました。場所は以下の地図の通りです。

 

ここも埼玉県立嵐山史跡の博物館という博物館が併設されており、雨の日でも楽しむことができます。

 

まずはジオラマで菅谷館跡の全体を把握します。ここも都幾川沿いの地形を利用して、攻め込みにくい形となっているのが良く分かります。

 

埼玉県西部の比企地区には、15世紀から16世紀にかけて多くの城郭が整備されたそうです。天然の地形を利用し、信濃や甲斐からの守りを固めたということでしょうか。

 

博物館は、当時の武士の様子が良く分かる展示が充実していました。

 

この辺りは卒塔婆を石で作り、金色の文字を彫り込んでいたようです。そのため、良い状態で残っています。

 

武士の暮らしの様子は映像でも学べます。

 

雨が一瞬止みましたので、外の城郭跡を探検していきます。

 

一面草木に覆われていますが、深い堀と高い土塁が良く分かります。

 

昔はここに建物があったのでしょうね。今は広い野原です。

 

天気が悪かったので散歩は少しにしましたが、このまま進んでいくと都幾川方面に出られるそうです。河原で遊びたかったのですが、雨が強くなってきたので撤収しました。

まあ、博物館も面白かったですし、十分楽しめました。

ranzan-shiseki.spec.ed.jp

 

嵐山町役場で杉山城跡のスタンプも押印。

嵐山町の2ヶ所目は、杉山城跡です。が、杉山城のスタンプは嵐山町役場に置かれています。地図は以下の通りです。

 

嵐山町役場は結構立派な建物です。

 

休日で窓口は開いていませんが、ロビーには入ることができます。嵐山町木曽義仲公生誕の地だということを初めて知りました。

 

続100名城スタンプも問題なく押印。パネル展示も充実していました。

 

役場の職員の方が作成したというジオラマです。杉山城は尾根上に配置されています。まさに要塞といった感じ。高度な築城技術が必要で、「戦国期城郭の最高傑作のひとつ」と評価されているそうです。

ranzan-sugiyama.jp

 

さて、一通り見学し終わった後は、嵐山農産物直売所で食材を買い込みました。夕方でしたが、新鮮なトウモロコシやホウレンソウなど、野菜が豊富に販売されていました。価格も安くて助かります。

さて、こんな感じで雨天の週末を過ごしましたが、ドライブしながら城跡を巡ると、城の立地にも納得でき、理解が深まる感じがします。寄居町や小川町など、古い街が続くエリアを見ながら運転も出来て、味わい深いドライブになりました。

それではまた、次回の記事もよろしくお願いいたします!