今回は土曜日の無計画ドライブ日記です。嫁さんと長女は「忙しい」とのことで(笑)、長男、次男、次女の子供3人連れで神奈川県の小田原方面に行ってきました。
小田原と言えば、小田原城、かまぼこ!など、有名な観光地、お土産などがすぐに思いつく街ですが、すぐ近くに箱根、伊豆といった超有名観光地があるために、なかなかゆっくり訪れることが少ない場所です。
私も仕事では何度か訪れたり、旅行の帰り道にトイレ休憩でコンビニに寄ったり(笑)することはあっても、一度も観光したことはありませんでした。
少し時間をかけて回ってみましょう。
ルート
柏→小田原→真鶴→湯河原と進んでいきました。走行距離は往復で316kmでした。
往路は通常通り、首都高を通り用賀まで、その後は東名高速と小田原厚木道路で小田原市内に入りました。
復路は用賀から大橋JCTまでの渋滞情報が出ていましたので、横浜青葉から首都高の横浜北線へ。その後は羽田線経由で銀座まで。再び銀座から両国までが事故渋滞でしたので、銀座で首都高を降り、新大橋通りへ。水戸街道などを使い、向島から首都高へ乗り直しています。
予想以上の規模に驚き。小田原城址公園へ。
小田原市内に到着し、小田原城近くのコインパーキング(タイムズ)に車を停めます。
小田原城近くにはコインパーキングが多く、便利。我が家はレンタカーもタイムズを使うことが多いので、コインパーキングもなるべくタイムズにしてポイントを貯めます。
さあ、正面入口の案内図を確認。本丸・二の丸一帯に相当するエリアが整備されているようです。大きい。
綺麗なお濠です。関東ではなかなか貴重な城址公園だと思います。
さあ、入城していきましょう!
二の丸に入る銅門。1997年に復元されたものですが、素晴らしいものです。
桜の木も多いので、お花見も良さそうですね。
小田原合戦の解説パネル。豊臣秀吉に包囲されてから、北条氏の降伏までの流れが非常に分かりやすい。そして、小田原合戦の意味「北条氏の滅亡により秀吉の天下統一が達成され、戦国時代は終わりました。小田原合戦は、日本の歴史が中世から近世へと動く、歴史の転換点となった出来事だといえるでしょう。」という解説が、なかなか感動的ですね。
梅雨時はアジサイも綺麗です。
樹齢520年以上、幹回り4.5mにもなるイヌマキの巨木。
小田原城在住のネコです。我が家を警戒しながらも、逃げて行くことはありませんでした。
本丸の方へ。どんどん上がっていきます。
本丸の広場にはニホンザルが。お城とニホンザルは何となく合いますね。
有料ゾーンの展示も充実。天守閣と常盤木門の展示を見学。
天守閣内に入るには、入館料が必要です。今回は天守閣と常盤木門の展示両方を見られる、2館共通券(大人610円、小・中学生220円)を購入。
検温、マスク着用の確認を済ませ、さあ入ります!
内部の展示は非常に充実。建築当初の小田原城の様子なども。
2016年に改修されたとのことで、内部も綺麗で非常に良い雰囲気。
天守閣を出て、今度は常盤木門の展示へ。SAMURAI館と名付けられていて、こちらは武将の甲冑、日本刀の展示が中心。
素晴らしい雰囲気。圧倒されます。子供達にも伝わったかな?
小田原城がこんなに素晴らしい所だなんて。関東にもまだまだ知らないところが沢山あります。
さあ、漁港で海鮮ランチだ!
お昼が近づいてきました。小田原には市内に早川漁港という漁港があり、相模湾の魚を楽しむことができます。
魚市場2階の食堂が有名なようで、駐車場には入れない状態でした。多分どこでも美味しいでしょ!ということで、たまたま駐車場を発見したこちらのお店、「ぎょギョ魚の三太郎」さんへ。
すぐに2階のお座敷に通していただきました。窓の外からは漁港も少し見えます。
本日のランチセット(ホウボウ)。ホウボウのお刺身、海鮮チラシ丼、金目鯛の煮付け、甘えびのお味噌汁、他、アジを使った小鉢等々がついて、1,000円台!
ちなみにお刺身はホウボウ、カワハギ、赤イカ、タイから選ぶことができました。
ホウボウもプリプリで美味しかった!
もう少し南下して、真鶴半島へ。
食後、海に行ってみよう!ということで、真鶴半島まで走ることにしました。
小田原から真鶴の国道も絶景ですね。若干雨模様ですが、十分楽しいです。
真鶴半島に到着。途中の漁港では釣りをしている親子が目立ちました。チョイ釣りセットとか、車に積んでいれば良かったかな?と思いつつ車を走らせ、半島の先端付近。番場浦海岸という所に降りてみました。
遠くに1家族いらっしゃいましたが、全く人はいません。
名勝地の三ツ石が見えます。干潮であれば歩いて渡れるようです。
潮だまりのメッカでした。色んな魚が見えて、楽しい。海の透明度も高くて驚きました。
真鶴半島がこんなに自然豊かな所だったとは。クスノキやシイノキの大木の中をドライブし、県道に復帰します。
旅の最後は湯河原温泉でゆっくり。
真鶴からもう少し南下すると、有名な温泉地である湯河原温泉があります。
湯河原駅前を通り、温泉街へ。駅も木材が沢山使われて、良い雰囲気です。
今回は万葉公園内にある日帰り温泉、「こごめの湯」に行くことにしました。
館内は広く、温泉は地下にあります。
透明で、湯上りはスベスベです。見た目以上にポカポカ感が持続する、良い温泉でした。
内湯、露天風呂ともに大変広いので、ゆったり入ることができました。
(写真は施設ホームページより)
下記の公式ホームページから割引券(1名100円ですが)が印刷できますので、準備して行かれることをお勧めします!
最後は籠清さんで小田原名物の蒲鉾を購入して帰宅しました!
今回のドライブから帰ってきて、改めて日帰り圏内でも知らない場所が多い!ということに、気づきました。しかも名の知れた観光地だけに、やはり見所はたっぷりありました。北条氏の歴史も、関東に住んでいて恥ずかしいくらい知らなかった・・・本当に良い勉強にもなり、良い旅でした。
またゆっくり色々旅したいと思っています。それでは!