皆さんこんにちは！お盆休みの後半は、岐阜県～三重県を旅行してきました。と言っても、有名な飛騨高山や伊勢といった観光地には立ち寄らず、大垣、海津、鈴鹿といった、今まで立ち寄ったことのないスポットを巡る旅にしました。水の豊かな地域、一方で水害との闘いの歴史のあるエリアでもあります。ゆっくりとドライブし、この地域のユニークさを味わうことができた旅となりました。
- 今回の旅程
- １日目のドライブルート
- 川湊で栄えた大垣の街並みを散歩
- 絶景のひまわり畑と新幹線のコラボ！大垣ひまわり畑を鑑賞。
- 暑くなってきた・・・餅惣で水まん氷をいただきます！
- 大垣城で、続日本100名城スタンプを押印！
- 雰囲気最高のチーズケーキ屋さん。CHEESECAKE PRINCESS
- 木曽三川公園センターで、木曽三川の眺めと輪中の暮らしを追体験。
- 日本三大稲荷のひとつ！おちょぼ稲荷にお参り
今回の旅程
今回の旅程は以下の通りの１泊２日です。
１日目：柏→大垣（船町港跡、ひまわり畑、大垣城など）→木曽三川公園センター→おちょぼ稲荷→湯の山温泉 アクアイグニス泊
２日目：アクアイグニス→鈴鹿サーキットパーク→イオンタウン四日市泊（フードコートで昼夕兼の食事）→柏
この記事では、１日目の観光の様子をご紹介していきます。
１日目のドライブルート
１日目のルートは以下の通りです。千葉県柏市（地点A）→新東名、名二環、名神経由で大垣市の船町港跡（地点B）→大垣ひまわり畑（地点C）→大垣城など（地点D）→チーズケーキプリンセス（地点E）→木曽三川公園センター（地点F）→おちょぼ稲荷（地点G）→アクアイグニス（地点H）
早朝の東名高速は流れが速く快適ですが、右車線に事故車が止まっていたりするので要注意。油断せず安全運転で参りましょう。
川湊で栄えた大垣の街並みを散歩
大垣到着！市役所近くの大垣市丸の内駐車場に車を停め、散策スタートです。
大垣市役所は綺麗で立派。岐阜県西部、西濃の中心都市としての風格も感じられます。
市役所向かいの消防署には、火の見櫓のような建造物が。
懐かしいな・・・と思っていたら、揖斐川の水位と過去の水害水位を示したものでした。頭上はるか上の水位に驚かされます。このような展示が市内中心部にあるのは素晴らしいことですね。
さて、市内の船町港跡まで散歩してきました。場所は以下の地図の通りです。
水門川沿いに、とても雰囲気の良い散歩道が続きます。途中には自由に俳句を投函できる投句箱も。なるほど、大垣は松尾芭蕉が「奥の細道」の旅を終えた地でもあります。
江戸から明治期には、ここから三重県の桑名まで船が出ていました。
ここで多くの人や物資が行き交っていたのですね。今はとても静かで良い場所です。
高さ８ｍほどの住吉燈台、存在感があります。
大垣は豊富な自噴水があることでも有名です。遊歩道の脇にも井戸がありました。こちらは飲用ではないものの、綺麗な水が出ていました。
小一時間ほど散歩し、大垣ひまわり畑がオープンする８時半が近づいてきました。続けてひまわり畑に行ってみます。
絶景のひまわり畑と新幹線のコラボ！大垣ひまわり畑を鑑賞。
続けて訪問したのは大垣ひまわり畑です。場所は以下の地図の通りです。
大垣ひまわり畑には広大な駐車場が完備されています。普通の空き地なので、多少車は汚れますが(笑)
大人は250円の協力金を支払い入場します。まあ、安いものですね。
一面のひまわり畑が素晴らしい。そして、頻繁に通過する東海道新幹線とのコラボは、ここでしか味わえない景色です。
ひまわり畑も素晴らしく、更に東海道新幹線も上手に入れて撮りたいのですが・・・東海道新幹線の音が静かすぎて、気づけば通過しているという。本気で上手に撮りたいのであれば、カメラをずっと構えてスタンバイする必要がありそうです。
一応、このような映えスポットもあります。良い記念写真が撮れました。
暑くなってきた・・・餅惣で水まん氷をいただきます！
さて、大垣は和菓子屋さんの老舗が多い街でもあります。中でも夏で涼しげなお菓子が食べられる、「餅惣」さんに行ってみることにしました。お店の裏手、大垣城の近くに駐車場があります。
味のある古い町並みです。
駅前通りの商店街に来ました。
餅惣に到着しました。場所は以下の地図の通りです。
外観はこのような感じです。
夏季限定の水まんじゅうが、涼し気なディスプレイで並んでいました。
そして、我が家は水まん氷を注文しました。美味しいかき氷の中に・・・
水まんじゅうが入っています。爽やかなかき氷の中に、優しい味わいの水まんじゅう。最高でした。
水まん氷はお店の外で食べることができます。街の雰囲気を味わいつつ、冷たいかき氷を食べられるのは良かったです。
大垣城で、続日本100名城スタンプを押印！
さて、「餅惣」さんからほど近く、大垣城にやって来ました。場所は以下の地図の通りです。
広い石段を登り、天守閣方面に登っていきます。
こちらが大垣城の全景です。大垣城は石田三成の本拠地となっていた城。1945年に戦火で焼失しましたが、その後1959年に再建されています。
天守閣内は資料館となっています。
このように、槍や火縄銃を手に持つ体験もできます。
石田三成の戦略、戦績について冷静に振り返る展示が面白かったです。情報戦においても徳川の方が一枚上手だったとの趣旨でした。現代でも参考になります。
４階建ての天守閣の最上階からは、大垣市街が一望できました。程よい都会で住みやすそうな街ですね。
最後に、続日本100名城のスタンプを無事押印。これからも少しずつコレクションしてきます(笑)
雰囲気最高のチーズケーキ屋さん。CHEESECAKE PRINCESS
さて、次はチーズケーキの名店、CHEESECAKE PRINCESSへ。場所は以下の地図の通り、船町川湊から程近いところにあります。
外観はこのような感じです。小さいお店ですが、駐車場も完備されていて安心です。
ニューヨークチーズケーキから、レアチーズまで、様々なチーズケーキが並んでいます。
アンジュという、レアチーズのムースのようなお菓子と、芭蕉の句が書かれているスイーツ。大垣ならではの逸品です。
店内も本当に雰囲気が良く、くつろげました。また名店を発見してしまいました(笑)
木曽三川公園センターで、木曽三川の眺めと輪中の暮らしを追体験。
さて、大垣からは揖斐川沿いに南下していきます。この道路も快走路でした。走りながら、右側の揖斐川の水面が、左側の住宅よりも高いことに気付きます。この辺りの堤防に囲まれた街並みは、明治期までは水害に悩まされた地域でもありました。
木曽三川公園センターの場所は以下の地図の通りです。
木曽三川公園センターに入場していきます。
お盆休みの日中でしたが、駐車場には余裕がありました。広くて停めやすい駐車場です。
遠くには展望タワーが見えます。タワーからは揖斐川、長良川、木曽川という木曽三川を一望できるとのことで、こちらは最後に登ります。
さて、最初に訪問したのは輪中の農家。輪中というのは、簡単に言えば堤防で囲まれた集落のことを言います。
水の豊かな地域で、稲作にも適した豊かなエリアですが、水害対策は必須です。このように軒先に避難用の船が常備されているのも特徴的です。
こちらは上げ仏壇です。驚くべきことに、洪水時は滑車で二階に上がられるお仏壇だそうです。
暑い時期でしたので、見学を兼ねて農家の中で休憩しました。
昔ながらの蚊帳も張られています。
縁側でも休憩。雰囲気は最高です。
そして、洪水時の避難用に造られた水屋です。想像以上に高い石垣の上に、水屋が建てられています。
水屋の中は平常時は倉庫として使われていたそうですが、非常時には住居としても使われます。トイレもありました。
輪中の農家の見学後は、屋外で少々遊びます。国営公園ならではの広大な敷地が楽しめます。
遊具も一通り。木材ではなく擬木のプラスチックの遊具が多く、かなり熱くなっていたので注意が必要です。
遊具のバラエティも豊富で、子供たちにも良い場所でした。
広場で遊んだ後は、展望タワーに登ります。長良川と木曽川が並んで流れていますが、川の色が違うのが面白いですね。
輪中の中を真っすぐ走る県道。素晴らしい景色です。
展望タワーの建物には、昔からの暮らしを体験できる展示も充実していました。鵜飼いでの鮎取り体験なども、ゲーム形式で楽しかったです。
日本三大稲荷のひとつ！おちょぼ稲荷にお参り
さて、このまま宿泊先のアクアイグニスに行こうかと思いましたが、まだ時間に余裕がありました。折角なので、おちょぼ稲荷（正式には千代保稲荷神社）にお参りしようと思います。場所は以下の地図の通りです。
近隣には民間駐車場が多数ありました。適当な駐車場を探し、入場します。
大体駐車料金の相場は400円のようです。無人の駐車場で、お金を缶に入れて支払い完了です。
主に地元の方々でにぎわっている感じの参道です。参拝後に食べ歩きも楽しみます。
ここでお参りしていきます。
鳥居をくぐり、境内に入ります。
このおちょぼ稲荷では、このような参拝用の油揚げとローソクを購入します。お賽銭代わりですね。
そんな治安が悪いとは思えませんが、一応人ごみなので「スリに注意」。良い思い出を残すためにも気を付けましょう。
お稲荷さんということで、数多くの鳥居も奉納されています。写真を撮るのも楽しいところでした。
無事にお参り完了。
奉納された油揚げは、おさがりとして持ち帰ることができるようです。近所なら持って帰ったかも。
ここからは参道で大学芋と芋けんぴを購入。「芋にいちゃんの店」、大学芋が絶品でした。
そして、串カツ屋さんで串カツとどて焼きを購入。食べた後、串の数をカウントしていただき、お会計をするスタイルです。
絶えずお客さんが入っていきます。どて焼きが特に癖になる味で、どんどん食べてしまいました。
今度はゆっくり川魚料理なども楽しんでみたいと思います。なまずランチなど、ゆっくり食べることもできるようです。
www.chiyohoinari.or.jp
こんな感じで、１日目の観光を終了して宿泊先のアクアイグニスへ移動しました。有名な観光地という訳ではありませんが、とても良い雰囲気を楽しめた１日目でした。大垣周辺はどの季節も楽しめると思いますので、是非訪れてみてください。次回は宿泊したアクアイグニスの様子をご紹介します。それではまた、次回の記事もよろしくお願いいたします！
