子連れM氏の旅行ブログ

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埼玉県こども動物自然公園は、のびのびとした動物と間近で触れ合える、素晴らしい動物園でした。

皆さんこんにちは!秋の休日、子供たちと一緒に埼玉県こども動物自然公園に行ってきました。想像以上に広い敷地に、のびのびと動物が暮らす、素晴らしい動物園でした。その後、玉川温泉で疲れを癒しつつ、昭和の雰囲気を堪能。面白い日帰りドライブとなりました。

 

ルート

柏を出発し、圏央道幸手ICから高速道路に乗りました。川島ICで降りて下道を進み、埼玉県こども動物自然公園(地点B)で遊びます。その後は鳩山町の住宅街を抜けて玉川温泉(地点C)へ。帰りは坂戸西スマートICから圏央道東北道、首都高経由で柏に帰宅しました。最近は関越道、外環道がかなり渋滞しますので、極力その2つの道路を使わないルートです。

 

埼玉県こども動物自然公園に入園。

埼玉県こども動物自然公園の位置は下の地図の通りです。

県道212号線から左折する形です。左折レーンから列が県道まで伸びていましたので、満車か?と思いましたが、午前10時時点で駐車場の埋まり具合は半分ほどでした。ちなみに訪問したのは晴天の土曜日です。

 

早速入場券を購入です。事前にインターネットで入場者登録を済ませていたので、すぐにチケットが購入できました。

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ここで園内マップをご紹介。(下の地図は公式ホームページより引用です)46ヘクタールにおよぶ巨大な敷地を贅沢に使った配置です。

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トイレの数が多いのも、子連れには有難い限りです。

 

まずはメインストリートに沿って北園を見学。ヤギ、ウマ、キリンなど。

入園してメインストリートを進みます。動物の植栽が可愛い。

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そして、まずはヤギさんがお出迎えです。エサのカプセルを購入して触れ合うことも可能です。角も触らせてくれました。

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ポニー乗馬コーナーはコロナ対策のためか、土休日は休止中。ただ、馬を見学することは可能です。

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暖かい週末。のんびりとしたポニーの表情に癒されます。

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乗馬も行っているためか、かなりの頭数のポニーがいました。

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厩舎も見学可能です。なかなか厩舎の内部を見ることは少ないので興味深いです。

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そして、頭上にはメンフクロウが観光客を見ています。遊び心ある展示です。

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無防備に寝転ぶウマを撮影できました。眠いよね・・・

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次はキリンの展示です。ここでは今まで40頭ものキリンの赤ちゃんが生まれているとのこと。親子が穏やかに過ごしている様子を見学できます。

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数多くのキリンたち。

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ちなみに、新しいキリン舎が建設中でした。どんな見せ方をしてくれるのか、楽しみにしたいと思います。

 

本物のお城のような立派な建物、こどもの城へ。

北園にはもう一度戻ってくることにして、次はこどもの城へ。動物ばかりに気を取られますが、紅葉も素晴らしいところです。

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こどもの城の入り口です。

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門からお城までも、素晴らしい散歩道です。

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坂を上がると広場になり、お城が見えてきました。子供には嬉しい演出ですね。

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こどもの城は、中に図書館や滑り台が設置されている屋内施設です。現在は150名までの入場制限中ですが、特に問題なく入場できました。

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ユニセフの募金箱が設置されており、募金をするとカエルがコーラスを歌ってくれます。

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屋内の滑り台も楽しい。他にもボールプールや化石発掘ゲームなどがありますが、このコロナ禍のご時勢で休止中でした。

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それにしても、絵になる立地と建物です。

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裏手からも一枚撮影しました。1981年築城とのことですが、なかなかの存在感がありました。

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シカとカモシカの谷を通って、東園へ。

さて、園の外周部に出て行きます。心地よい散歩道が続きます。

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シカとカモシカの谷と名付けられた、大きな谷を見学です。

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カモシカを一瞬捉えました。ただ、すぐに移動していまい、その後は発見できず。実際の林の中では、カモシカの毛色が樹皮に溶け込み、なかなか見つけられません。

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シカの方は最後まで発見できず。なかなか動物を見つけるのも技術が必要ですね。

 

シカのいる森といない森を比較した展示が大変面白かったです。柵を挟んで、写真左側の林は下草が生い茂っているのに対し、右側は地面が見えています。

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シカの食害は各地で長年の問題になっています。林業のみならず、尾瀬などの貴重な生態系を守る意味でも、頭数のコントロールは必要だと思います。

 

シカとカモシカの谷を抜けると、東園の入り口です。

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ここで少し早めのランチを取り、昼からは東園を見学します。

 

東園のレストラン ガゼボでランチ。

東園にはレストラン ガゼボがありました。11時半ごろと少々早いですが、お昼にします。

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レストラン内はそれほど広くはありませんが、明るい雰囲気。

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味噌ラーメンをいただきました。意外とニンニクのパンチの効いた、美味しいラーメンでした。

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ただ、食べ終わってから外の幟を見た所、川越のはつかり醤油を使用した醤油ラーメンを推していたようです。次は醤油ラーメンも食べたいと思います。

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冒険の森のアスレチックも充実。

食後は体を動かしていきます。レストランから見えて気になっていたアスレチックへ。

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小学生にちょうど良いレベルのアスレチックでした。腹ごなしには最適です。

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子どもに遊んでもらった後、きちんと私も体験してみました。腕が筋肉痛になったり、日頃の運動不足を痛感させられます。

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アスレチックの向かいのピクニック広場には、幼児向けの遊具もあります。

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こちらは小さい子でも楽しめる遊具でした。バランスが取れた配置で助かります。

 

東園はオーストラリアの動物が沢山。距離も近くて大満足!

東園はオーストラリアの動物が多く展示されています。まずはワラビーです。

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ワラビーとカピバラの展示施設内に入るのには、何重ものゲートを通りますが、入ってからは柵なしで動物が見学できます。

 

カピバラも平和そうです。この施設内には露天風呂があり、真冬になるとカピバラが入ることもあるとか。

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カピバラとワラビーの展示施設はこのような形で、動物が平和そうに放し飼いになっています。

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続いて、コアラ舎を見学します。

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コアラは全国でも7動物園でしか展示されていない動物です。以前ご紹介した、名古屋の東山動物園でもコアラを見ることができました。こちらのコアラも寝ていますね・・・

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外の飼育場にもコアラがいました。樹上で必要以上にはエネルギーを使わないのも、立派な戦略です。

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今回は見つけられませんでしたが、お腹の袋に赤ちゃんがいるコアラも見られるそうです。皆さんも行かれる際には注目して探してみてください。

 

コアラ舎の次は、カンガルーコーナーへ。

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道中、エミューも見学できます。意外と声が低いのに驚きました。

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さて、目玉のカンガルーです。こちらもこのように、柵なしで見学できます。

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視線も合い、話をしているような感覚です。

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オーストラリアガマグチヨタカが寄り添っていました。少し寒いのか、膨らんでいます。

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ワライカセミもじっくりと。

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他には、クオッカのコーナーがありましたが、この日は13時で展示終了。また次回ですね。

 

それにしても、カンガルーが自由に過ごしている姿は、なかなか見られません。素晴らしい展示だと思いました。

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ペンギンヒルズなど、北園の残りを見学。

ちなみに、広大な園内ですが園内バス「彩ポッポ」で移動することも可能です。

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タイミングが合えばぜひ使用したいところでしたが、我が家は全て歩きました(笑)

 

今度は東園から北園の西側方面へ進みます。キツネザルの活発な様子を見学。

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そして、タンチョウヅルも見ることができました。

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北園に到着し、珍しいヤブイヌです。イヌ科の中でも最も原始的な種と考えられているそうです。見た目はタヌキに近いような印象でした。

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そして、フンボルトペンギンが見られるペンギンヒルズへ。早速サービス精神旺盛なペンギンが出迎えてくれました!

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地上を歩くペンギンもいます。動物との距離の近さが特徴的な動物園です。

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このペンギンヒルズは、世界最大級のフンボルトペンギン生態園として知られているそうです。こちらはペンギンの住処を再現したもの。吉見百穴のような穴が斜面にたくさん作られており、ペンギンが生活しています。

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巣穴から出たり入ったりするペンギンの様子を見るのも、楽しかったです。水族館とは違ったペンギンの様子を見ることができました。

 

最後に花と鳥の丘で、サイチョウ類の展示を見ます。若干ケンカ気味のミナミジサイチョウ

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他にもオオサイチョウやギンガオサイチョウなど、様々なサイチョウ類が見られるのも貴重です。

 

正門までの帰り道、ダメ押しのフラミンゴの大群です。もうお腹一杯、大満足でした。

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心地よい疲労感とともに、正門を出ました。

www.parks.or.jp

 

昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉で疲れを癒す。

埼玉県こども動物自然公園を出て、玉川温泉に浸かって帰ります。ここは昭和の雰囲気を再現した、面白い日帰り温泉です。

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このミゼットは、現在も動くそうです。

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館内に入っても、昭和の懐かしい雰囲気を徹底的に作り出しています。

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温泉はアルカリ性で、循環はしていますが100%天然温泉です。スベスベで疲れの取れる、良いお湯でした。(写真はじゃらんのページより引用)

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湯上り後、売店で懐かしいお菓子が沢山売っていたので散財。

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そして、御当地サイダーの品ぞろえがすごい!指宿温泉サイダー、美人サイダー、大宮盆栽ダーの3本を購入しました。

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温泉の質もそこそこ良く、湯上りも楽しめる良いところでした。

tamagawa-onsen.com

ここまでご覧いただき、ありがとうございます。予想外に長い記事になってしまいましたが、埼玉県こども動物自然公園は、「こども」という名前に騙されてはいけません。動物の生態を、間近で観察できるうえに規模も日本有数の、素晴らしい動物園でした。関東近郊でアクセスも良く、ぜひ皆さんにお勧めしたい動物園です。やはり出かけてみないと分からないことは多いですね。それではまた!