2008年6月の知床旅行記も最終日。この日も観光船は欠航でした。なかなか簡単に乗らせてくれないところが憎い。これで絶対次も知床に行くぞ!という気分が高まります。
折角なので、最終日は知床峠を越えてみることにしました。
そして、唐突ですが、緊急事態宣言が解除になりましたね!With コロナ、という時代となるのでしょうが、各自感染症に気を付けるのは今までも一緒です。とはいえ、6月19日からは国内旅行を徐々に推進していく施策のようですので、気を付けながら色々と計画したいと思います!北海道も6月はベストシーズンなので、まだ状況を見る必要はありますが検討したいところです。
ルート
本日のルートはこのような感じです。羅臼側に峠を越え、瀬石温泉まで。知床半島で車で行ける最北端に近いところです。そこからは、羅臼町でお昼を食べ、女満別空港までドライブです。帰りは女満別発19時のADO78便でした。
フレペの滝。写真より絶対に生で見た方が良いです!
朝、知床第一ホテルをチェックアウト。まずまずゆったりの出発です。
ここも良いホテルでした。高台に位置するため眺望が良いお宿で、朝もゆっくり温泉三昧。観光バスが出発していくのを露天風呂から眺めていました。こんな時間に出ていくなんて、知床を回るバスツアーはなかなかハードなスケジュールになるようです。
温泉街を出て、知床峠方面へ数分行ったところに、知床自然センターがあります。国設知床鳥獣保護区管理センターもあり、知床山系や、自然の情報が集まるところです。
ここからフレペの滝散策路が伸びていて、徒歩20分程度でフレペの滝展望台に到着です。散策路はこのように歩きやすい道。ですが、ヒグマが頻繁に出没するので注意です!
散策路入り口のヒグマ出没情報を確認してから入りましょう。
途中、エゾシカに会いながら歩き、フレペの滝に到着です!
切り立った断崖から染み出した地下水が作る滝です。別名乙女の涙、と名付けられているとか。この100mにもなる高さの断崖の迫力と、澄んだ空気感は素晴らしいものがあります。とても当時のデジカメではお伝えしきれません。生で見ることをお勧めします!
帰り道、草原でまたエゾシカに会いました。
本当に時間を忘れさせてくれる空間です。朝は少し肌寒いですが。
また行きたくなってきました(笑)
知床峠を越え、羅臼町へ!
そのまま国道を走り、知床峠を越えます。峠を越えて知床半島の北西側が斜里町、南東側が羅臼町です。
峠から羅臼岳です。雲が晴れたり、また曇ったり。美しいです。
舗装された綺麗な国道に展望台も整備されていて、気軽に立ち寄ることができます。
こんなに爽快な道はそうそうないでしょう!
そして沿道は野生動物の宝庫。エゾシマリスです。
立派なシカも悠然と道路を渡るので、注意です。特に夜間は注意。これは他の北海道の峠も同様ですが。
そしてヒカリゴケの群生地、マッカウス洞窟に立ち寄りました。(残念ながら現在は落石の恐れがあるため、立ち入り禁止という情報もあります)
立派な群生です。
満潮時は水没してしまう秘湯、セセキ温泉。
行けるところまで行ってみよう!ということで、羅臼町市街地から北へ車を走らせます。ワイルドな露天風呂で有名な、セセキ温泉。7月から9月で入浴してみたいですね。
階段上が脱衣所と思われます。
温泉はこのような感じ。下からも湧いているような?いやぁ、入ってみたい!
最高でしょうね。天気が良ければ国後島が見えるでしょう。そしてご覧の通りの位置なので、満潮時は水没してしまいます。
子供が大きくなったら、一緒に入ってみたい温泉です。また旅の宿題が出来てしまった(笑)
旅の最後は、純の番屋で絶品のウニとイクラを堪能。
さあ、そろそろ帰り道です。羅臼町市街地に戻り、純の番屋で丼をいただきます。
うにいくら丼を注文!やっぱり最高です。
こちらはホッケ定食。羅臼の名物ですね。こちらも本当に美味しかった。
有名な「北の国から」のロケで使用された番屋を再現したお店で店内も面白いです。味も良いし、ドライブで行くには良いところだと思います。
さあ、そろそろ女満別空港まで戻らないといけません。真っ直ぐな道を走ります。
こちらは斜里岳でしょうか。綺麗な景色。
途中、小清水原生花園に立ち寄りました。休憩程度の立ち寄りです。ハマナスの花が綺麗でした。
www.town.koshimizu.hokkaido.jp
さて、日曜日の19時。女満別空港から関東に帰ります。道東の夏至付近の日没は遅いですね。飛行機の窓からようやく日の入りが見られました。綺麗です。
結局主目的の観光船に乗ることは叶いませんでしたが、関東から2泊3日でも大満足の旅でした。遠い・・・というイメージの道東ですが、現地での移動距離を極力抑えると、短期間でもかなり満足する旅ができますね。今は釧路空港にLCCも飛んでいますし、小分けに何度も訪問するのも良いかもしれません。見所はいくらでもあります!
あぁ、また行きたくなってきました。一生懸命働き、チャンスを待ちましょう。ではまた!