子連れM氏の旅行ブログ

旅行記録中心に掲載する予定

自然にどっぷり浸かる、白神山地3泊4日の旅。(その7 十二湖散策で白神山地の旅を締めくくる)

皆さんこんにちは!白神山地での自然満喫旅行も最終日となりました。最終日は、青池で有名な十二湖を観光し、帰路に着きました。記事を書きながら思い出にもう一度浸れるのも幸せなくらい、良い景色と空気でした!

 

これまでの記事↓

 

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ルート

アオーネ白神十二湖をチェックアウトし、十二湖散策へ。その後は能代の直売所で野菜、お米を購入した後、東北道の盛岡ICで途中下車し、冷麺を食べました。盛岡を16時前に出発し、ひたすら南下し帰宅です。いやはや、さすがに遠かった(笑)

走行距離は4日間で1,900kmを超えました!

 

神秘的な白神山地の湖沼群。十二湖散策コースを歩く。

アオーネ白神十二湖をチェックアウトし、車で15分ほど。奥十二湖の駐車場に車を停めます。ここから十二湖散策です。

白神山地の十二湖散策コースは、一般的な散策コースで所要1時間半ほど。

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白神山地の湖沼群は、1704年に起きた大地震による山崩れで川がせき止められてできたものです。実際には33の湖沼群があるといわれていますが、今回は気軽に散策できる青池などの有名スポットを回ります。

 

遊歩道はこのように整備されており、子連れでも簡単に歩けます。

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最初に見えるのが鶏頭場の池。静かな湖面に癒されます。

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緑に濁って見えますが、水はさすがに綺麗。水草が透けて良く見えます。

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こちらが有名な青池です。とても神秘的な空間でした。見学している方は多かったのですが、とても静かです。目の前の群青色に引き込まれました。

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青池を過ぎると、ブナの自然林が続きます。ブナに交じってトチの木も生えており、沢山のトチの実が落ちていました。

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そして、この透明度に本当に感激しました。沸壺の池です。

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十二湖の湖沼群の中で、最も透明度が高いそうです。霧に包まれた早朝も幻想的だとか。

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旅のクライマックスにふさわしい散歩道でした。良い旅でした!

www.shirakami-visitor.jp

 

長い長い帰り道。ぴょんぴょん舎に寄り道して冷麺焼肉セット!

十二湖から能代市まで南下しました。この農産物直売所、みょうが館で野菜やお米を購入します。

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品揃えも豊富でした。みょうがも有名なんですね。初めて知りました。

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行きは秋田道経由でしたので、帰りは東北道経由で。松尾八幡平辺りまで来ると、岩手山がどーんと見えます。迫力のある景色です。

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盛岡IC付近で、冷麺が無性に食べたくなり、寄り道です。ぴょんぴょん舎稲荷町本店。

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この稲荷町本店は、とても外見も凝っています。

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お洒落なお店です。

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店内はこのような感じ。良い雰囲気です。

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美味しい焼肉です。

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そして名物の冷麺をセットでいただきます!もちろん安心の美味しさ。

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単品でマイタケのチヂミを注文しました。これも良かったです。

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www.pyonpyonsya.co.jp

活力をチャージして、もう2頑張りほど。夜10時頃に柏に到着しました。

それにしても、白神山地周辺の4日間。自然を満喫できたのは勿論のこと、古い文化にも触れられた、本当に良い旅になりました。今度は季節を変えて再訪してみたいものです。

それでは!

自然にどっぷり浸かる、白神山地3泊4日の旅。(その6 アオーネ白神十二湖の宿泊記)

皆さんこんにちは!白神山地3泊4日の旅も、いよいよ最後の宿泊地となりました。最後は少し趣向を変えて、アオーネ白神十二湖のコテージに宿泊します。

 

これまでの記事↓

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アオーネ白神十二湖の位置

本日の宿泊地、アオーネ白神十二湖は、白神山地の必見スポットである十二湖まで車で15分程度。観光には最適の位置にあります。五能線の十二湖駅からもバスが出ているようですので、鉄道でも便利な場所です。

shirakami-jyuniko.jp

不老ふ死温泉湯瀬温泉→アオーネ白神十二湖と、行ったり来たりの行程になっていますが、シルバーウィークの宿の空き状況で、上手く組めませんでした(笑)

ただ、結果的には何度も往復する過程でその地域を良く知ることができる、良い旅になったと思います。

 

北欧風のログハウスで寛げる、アオーネ白神十二湖のコテージ。

アオーネ白神十二湖のフロント棟です。近隣の観光地のパンフレットや、バス、鉄道の時刻表なども充実していました。翌日観光する十二湖の地図などを頂きました。

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今回我が家が宿泊するログハウスです!普段マンション住まいなので、一軒家は嬉しいですね。

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ログハウス内です。温かみのあるリビング。

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各部屋のドアには、サンタクロースの可愛い絵で案内が描かれています。

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こちらが寝室。2ベッド×3部屋(内1部屋はロフト)という間取りで、ゆっくりできました。

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ベランダでお茶を飲みます。湯呑みは旅館風(笑)

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大規模な遊具広場を、宿泊者で独占!

広大な敷地内には遊具広場があります。大規模な遊具が2つ。写真はそのうちの1つです。
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日没直前の時間帯だったためか、誰も遊んでいませんでした。大人も人目を気にせず遊べます(笑)

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少し涼しくなってきた空気の中、本当に贅沢な時間を過ごせました。

 

大浴場も完備!家族で入るには十分な広さです。

ログハウス内にはお風呂も付いていますが、敷地内にはアオーネの湯という建物があり、大浴場があります。

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この写真は施設の公式ホームページからの引用です。大浴場内部はこのような形です。

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現状は温泉を運んで使用しているようです。冬季休業が明けた来年度からは、沸かし湯になるようですが、寛ぐには十分かと思います。

 

レストランでの食事も、満足度は高いものでした。

1泊2食付きのプランで予約しましたので、食事は敷地内のレストラン「アカショウビン」で。

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レストラン内部の様子です。感染症防止対策がきちんと取られており、ビニールカーテンで各テーブルが仕切られていました。気兼ねなく家族で話せて、有難い限りです。

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綺麗にセットされた夕食。この後、順次ブリの照り焼きや、天ぷらが運ばれてきます。

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お品書きはこの通り。先付のイトウの握りが貴重です。確かに先付にふさわしい、サーモンの仲間にしては爽やかな、締まった味わいでした。

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このだまこ鍋が本当に美味しかったです!

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こちらは同じ会場で頂いた、朝食のバイキングです。小皿に郷土色ある料理が沢山!煮物の味付けが良かったです。

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写真は撮れませんでしたが、星空が最高でした!!

宿のフロントでは、星空観測用に芝生に敷くマットを無料で貸し出していただけます。

食後に満点の星空を観察します。ログハウスのテレビ台の中に、星空早見表と懐中電灯が用意してあり、それを片手に星空観察ができます!

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深浦町でも、特にこの岩崎地区は、街の明かりが白神山地で遮られており、満点の星空を観察することができます。秋なのに天の川がはっきりと見え、さらに流れ星も数多く・・・ずっと見ていたかったのですが、少し寒くて1時間ほどで退散(笑)

ただ、この体験は本当に貴重でした。もう一度行きたいな・・・と思います。

さあ、旅も翌日は最終日です。次回の記事では、最後に訪れた十二湖の青池や、帰りの道中の様子をご紹介します。

それでは!

アオーネ白神十二湖 予約ページ

自然にどっぷり浸かる、白神山地3泊4日の旅。(その5 鉱山の歴史と文化が息づく町、秋田県小坂町を観光)

皆さんこんにちは!白神山地への旅も3日目。本日は湯瀬温泉を出発し、鉱山で栄えた歴史のある小坂町を見学し、もう一度青森県深浦町の十二湖付近まで行く行程です。

白神山地から逸れてる?と思われるプランですが、当初は雨予報が出ており、雨天のオプションを考えていました。つらつら調べているうちに、小坂町が面白そうだったので、晴天ですが白神山地から少し離れ、明治期の雰囲気を残す小坂町観光をすることにしました。

 

今までの行程↓

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ルート

湯瀬温泉を出発したのは既に11時過ぎ。ということで、本日は小坂町の観光のみです。小坂から深浦までは、新しく出来た高速道路(無料供用中)を使いながら、大館能代空港付近を通り、能代東ICへ。能代東からは再び五能線沿いを北上します。

 

小坂町の明治百年通りを散歩。まずは日本最古級の劇場である康楽館を見学。

秋田県小坂町は、江戸時代から鉱山で栄えた街です。明治に入り、1901年には日本一の銀山として活況を呈しました。

お雇い外国人なども駐在し、秋田県で一番早く電気が通った町だったそうです。

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旧小坂駅の駐車場は広く、そこに駐車して町歩きをします。通りには康楽館での演目を描いた幟などが並び、雰囲気があります。

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こちらが康楽館です。1910年に小坂鉱山の福利厚生施設として開業した芝居小屋。建物の外見は札幌の時計台とか、北大構内にある建物に似ており、懐かしさを感じました。

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入場料を払い、館内に入るとガイド付きで詳しく解説していただけます。洋風の外見からは一変、江戸時代の様式を残す、芝居小屋となっています。

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舞台や造りは和風ですが、屋根は洋風。和洋折衷の珍しい建物が残っています。

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舞台の下、奈落も見学できます。回り舞台の構造部分。

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滑車も年季が入っていますが、現役で使われています。

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舞台から客席を見ます。広い舞台ですね。ここで演じたら、面白いでしょうね。

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楽屋には歴史を感じる落書き(署名)がたくさん。

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現役の芝居小屋として、生き生きとした雰囲気を感じます。

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この康楽館は、一度取り壊しの危機に遭ったそうです。今となっては、本当に残って良かったと思います。存続の危機から復活への話で、重要な役割を果たすのが小沢昭一さんと市川團十郎さんです。その辺りは、話の上手なガイドさんから、直接お聞きください(笑)

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思いのほか面白く、1時間以上も長居をしてしまいました(笑)さあ、次へ行きましょう。

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小坂鉱山事務所はルネッサンス風の華麗な外観で、これまた必見です!

康楽館から通りを少し進むと、小坂鉱山事務所があります。行ってみましょう。

道中には、赤レンガ造りの動力室だった建物があります。現在は喫茶店として使用されているようですが、非常に雰囲気があります。

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こちらが、小坂鉱山事務所です。ハイカラで素晴らしい建物。明治から大正期の日本一の鉱山の事務所です。

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綺麗な螺旋階段を上がって見学します。柱は一本の秋田杉です。

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こちらは2階のバルコニーです。イスラム風と言われる繊細な透かし彫りの中に、社名がデザインに隠されているとか。

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こちらが室長室です。とても立派。やはり格が違います。

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コスプレをして撮影を楽しんでいる人たちも多かったです。本当に写真映えのする、素晴らしい建物でした。

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子供達が楽しみにしていた、小坂鉄道レールパークへ!

さあ、本日のメインの見所は、小坂鉄道レールパークです。2009年に廃線となった小坂鉄道ですが、現在は旧小坂駅の広い敷地を、小坂鉄道レールパークという観光施設として活用しています。

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入場券を購入するところも、古い切符売り場の雰囲気。

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運賃表も黒板です。弘前まで1,300円というのは、旅客扱いが終了した1994年の運賃でしょうか。

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駅構内です。駅名標が良いですね。

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ラッセル車も止まっています。それにしても、貨物扱いも盛んだったためか、広い構内です!レールが全て残されているのも良いですね。

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車庫が見学できます。ディーゼル機関車と、寝台列車の並びはすごい。

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寝台列車が止まっている横で、ディーゼル機関車の運転台に座れます!

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車庫の隣の展示コーナーには、小坂鉄道で使用されていた道具が色々。このゴム印とか、全て欲しいですね(笑)

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行先表示板です。小坂鉄道は小坂から大館を結んでいました。

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クライマックスはレールバイクの運転体験です。自転車のように漕いで、実際の駅構内を運転できます。楽しい!

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最後は鉄道関連で少し熱くなってしまいましたが、本当に楽しい所でした。あっという間に時間は経ち、午後2時半に。深浦の十二湖付近の宿に向かうことにしました。

そてにしても、秋田県小坂町は建築めぐりと、多彩な体験が楽しい、本当に見所のある町でした。雨予報が出ていなかったら、小坂町で一日過ごそうとは思わなかったかもしれませんが、結果的に素晴らしい体験が出来ました!

3日目の深浦での宿泊は、次回の記事としたいと思います。それでは!

自然にどっぷり浸かる、白神山地3泊4日の旅。(その4 湯瀬温泉 湯瀬ホテルの宿泊記)

皆さんこんにちは!白神山地方面への旅も2泊目です。弘前を観光した後は、秋田県湯瀬温泉にある湯瀬ホテルでゆっくり1泊します。不老ふ死温泉で秘湯を味わった次は、温泉自慢の大型ホテルを味わうのも楽しみでした。

 

これまでの記事↓

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湯瀬温泉 湯瀬ホテルの位置

秋田県鹿角市湯瀬温泉。ちょうど盛岡と弘前の中間地点に位置しています。十和田湖からも比較的近くです。盛岡、弘前の観光と絡めると便利な立地かもしれません。

 

リニューアルされ、洗練された湯瀬ホテルの館内

鹿角八幡平ICで高速を降り、15分ほど。国道から大型のホテルが見えてきました。これが、本日宿泊する湯瀬ホテルです。

エントランスはこんな感じ。かなりの大規模旅館です。

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湯瀬渓谷を挟んで、本館と新館がある形。渡り廊下がそれをつないでいます。

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フロント向かいのロビーです。秋田杉を贅沢に使ったロビー。外見以上に内装がおしゃれです。

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チェックイン後、すぐに部屋に入りました。このご時世からか、既にお布団が敷かれています。これはこれで良いなぁ。ごろごろ。

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お部屋の窓からも、渓流が眺められて良いです。

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ラウンジでウェルカムドリンクがいただけるとのことで、行ってみます。自動演奏のピアノもあって、良い雰囲気。

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コーヒーや紅茶、リンゴジュースなど。部屋に持ち帰ることもできます。

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リラックスしたところで、温泉に入りましょう。

 

景色と泉質も抜群、湯瀬ホテルの温泉。

湯瀬ホテルは、大型ホテルですが温泉も源泉かけ流しです。広々とした洗い場がある内湯は、お客さんが多少多くても全く問題なし。広々と入ることができました。

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(写真は湯瀬ホテル公式ホームページより引用)

 

内湯を出てすぐの露天風呂です。川の音が心地よい感じで、ついつい長居したくなります。

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(写真は湯瀬ホテル公式ホームページより引用)

 

ここが一番気に入りました。せせらぎの湯 和。渓谷沿いの露天風呂としては、本当に広いお風呂です。子供を2人連れていても、ゆったり他のお客さんを気にすることなく入れました。湯加減もちょうど良い感じです。

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(写真は湯瀬ホテル公式ホームページより引用)

泉質もアルカリ性単純泉で、しっとりと何度入っても気持ちの良い温泉でした。

 

風呂上りには卓球です!大型旅館ならではの楽しみですね。ホワイトボードに部屋番号を書いて、30分間使える形式でした。熱く盛り上がりました(笑)

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郷土色たっぷりのバイキング!湯瀬ホテルの食事。

夕食はバイキング形式でした。バイキングと言っても、非常に特色あるメニューです。比内地鶏の丼に、きりたんぽ鍋、ジュンサイ等々、秋田県の郷土色あふれるメニューのバイキング。

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大型旅館でお客さんが多いからこそ、成り立つバイキングだなと思いました。かなり満足です。

 

朝食もこんな感じで、地元の山菜を使ったメニューがたくさん。たっぷり頂きました。

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このバイキングは、また食べたいな・・・と思う、思い出に残る食事でした。

 

朝、湯瀬渓谷を散歩。自然と体が元気になります。

朝、部屋の窓からの景色です。雲が森から湧いていて、眺めているだけで癒されます。

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チェックアウト後、少し遊歩道を散歩します。宿から湯瀬渓谷への遊歩道が出ており、散歩には最適です。

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本当に綺麗な渓谷です。モミジも多いので、紅葉の時期なんかは最高でしょう。

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10分ほど歩くと、吊り橋が出てきました。

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吊り橋の上からも、美しい渓谷を堪能できます。

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誰も来ません、が、素晴らしい景色です。

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モミジとともに、栗の木も多く、あちこちに大きな栗が落ちています。少し持ち帰って栗ご飯にしましょう(笑)

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湯瀬ホテルは、卓球や趣向を凝らしたバイキングなど、大型旅館の魅力と、渓谷の自然を両方満喫できる、素晴らしい旅館でした。家族で楽しい1日を過ごせました。3日目は、小坂町を観光し、再び白神山地方面に向かいます。それでは!

www.yuzehotel.jp

湯瀬ホテル 予約ページ

自然にどっぷり浸かる、白神山地3泊4日の旅。(その3 深浦大岩と弘前のアップルパイ巡り)

白神山地への旅も2日目です。この日は不老ふ死温泉を出発した後、深浦町内の海岸の絶景を堪能。そして弘前市内を観光し、秋田県鹿角市湯瀬温泉までの行程です。

前回までの記事↓

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ルート

不老ふ死温泉から深浦町千畳敷までは五能線沿いの国道を行きます。その後、当初の予定では白神の森遊山道を歩く予定でしたが、今年は休業中。気を取り直して弘前市内に出ました。弘前でアップルパイを堪能した後は、弘前大鰐ICから東北道で鹿角八幡平ICへ。鹿角八幡平ICから宿泊先の湯瀬温泉までは、15分ほどの道のりです。

 

国道101号沿いに突如現れる絶景!深浦大岩。

不老ふ死温泉をチェックアウトし、最初に我が家は沿線で有名な景勝地千畳敷を見学する予定でした。

昔鉄道で行った深浦の思い出話などをしながら、千畳敷に向かいます。

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が、国道を走っていると、とても魅力的な景色が!

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これは寄ってみるべき!ということで、Uターンし駐車場を探しましたが、どうやら近くのファミリーマートの駐車場で良いみたいです。深浦大岩駐車場、との看板も出ていました。

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道を渡り、大岩に向かって遊歩道が付けられています。素晴らしく爽快。

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岩の間から見える赤い灯台。空気も素晴らしく良いです。

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潮だまりにも魚がわんさかいます。これは楽しい。長居をしましょう。

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大岩に近づくと、その威容に圧倒されます。

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大岩には穴が開いており、中に入って・・・

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狭い階段を上ります。

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上がると絶景!この海と岩の感じ、場所は北と南で全く違いますが、昔与那国島で見た景色に、なんとなく似ているな・・・なんて話をしました。

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人のいなさ加減も、まるで離島のよう。

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岩を降りました。岩を見る角度によっては、人の横顔に見えたりします。何に見える?みたいな話をしながら歩くのも楽しいです。

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この深浦大岩、私が持参したガイドブックには掲載されていませんでしたが、本当に素晴らしい所でした。帰宅してから調べたところ、街の方を見ると岩木山まで見えるそうです。海の絶景に見惚れて、反対側は見ていませんでした・・・

岩の感じは佐渡尖閣湾とか、村上の笹川流れに似ていると感じました。隆起した海岸が荒波に侵食されて・・・という経過が共通しているのかな?とか、素人家族ですが色々と話しました。

fukadoko.jp

 

五能線沿いの有名な景勝地千畳敷へ!

すっかり深浦大岩で時間を使ってしまいましたが、有名な千畳敷も見て行きます。こちらの駐車場はやや混雑していました。4連休の2日目ですから、当たり前ですね。

その昔、お殿様が千畳の畳を敷き酒宴を催したとされる、広大な岩盤が広がっています。その酒宴、出てみたかったな(笑)

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陸から見て左側には、少し大きな岩が。登っている方もいましたね。

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複雑に入り組んだ箇所に波が入り込み、なかなか面白い光景でした。

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この特徴的な海岸は、1792年の地震により隆起した岩床の海岸だそうです。ダイナミックな歴史を感じます。ラクスマン根室に来た年か(笑)

www.aptinet.jp

 

弘前市内のアップルパイ巡り!

千畳敷を見学した後は、白神の森遊山道へと計画を立てていましたが、街道沿いの看板に「休業中」と貼ってあるのを見つけ、路肩に停めて情報収集。

すると、クマの目撃情報が多く、休業することにしました・・・との趣旨のメッセージが公式サイトに出ていました。まあ、昨日も白神の森は満喫したし、都会に出ますか!ということで、弘前に向かいます。

弘前市内に向かい、岩木山山麓道路を走ります。リンゴ畑の中を疾走。

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岩木山とリンゴ畑。秋に青森を訪れるのは初めてですが、ベストシーズンかもしれません。

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黄金色に染まった田んぼと岩木山です。あぁ、本当に素晴らしいところ。

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さて、弘前市に出てきました。弘前と言えばアップルパイです。道中スマホで調べながら、良さそうな所を探しました。まずはこのお洒落なお店「パティスリー ル・ショコラ」へ。

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うわ、最高じゃないですか(笑)。アップルパイもケーキも頂くことにします。

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アップルパイとマンゴー&バナナのプリンを頂きました。アップルパイは名産のリンゴもさることながら、生地がしっかり、かつ、サクサクしていて最高でした。

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店内でイートインできますので、ゆっくりコーヒーと楽しめました。

le-chocolat.sakura.ne.jp

 

続いて、弘前城近くのお店に向かいました。近隣の駐車場に停め、古い町並みをぶらぶら。

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旧笹森家住宅、と書いてある屋敷があったので立ち寄ります。

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中・下級の武家屋敷のようですね。無料で見られるのはありがたい限り。

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こちらが広間だったようです。和室の造りはあまり変わらないものですね。

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縁側からも岩木山が見えて、良いものです。ゆっくり見学させていただきました。

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そして、2軒目のアップルパイです。「珈琲 花まる」さんへ。

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店内も落ち着いた雰囲気で、一人でゆっくり休んだら最高だろうな・・・という空間です。

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アップルパイとミートパイを持ち帰りで注文。

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こちらが花まるのアップルパイ。紅玉を使っているアップルパイで、とってもジューシーなアップルパイでした!

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tabelog.com

弘前市内の各所に、アップルパイ巡りのパンフレットが置いてあります。酸味~甘味、サクサク~シットリ、など、皆様のお好みに応じたアップルパイ選びができる、良くできたパンフレットでした。それを片手に、市内を一日ぶらぶらするのも面白そうでした。

その後、我が家は弘前大鰐ICから秋田県湯瀬温泉に向けて1時間ほどドライブ。湯瀬温泉のご紹介は、次回の記事といたします。

それでは!

自然にどっぷり浸かる、白神山地3泊4日の旅。(その2 絶景の秘湯、黄金崎不老ふ死温泉)

皆さんこんにちは!今回は、夕陽を見る絶景露天風呂が自慢の秘湯、黄金崎不老ふ死温泉に宿泊した様子をご紹介します。

白神山地の入り口を味わった後、1泊目は絶景温泉で長旅の疲れを癒します。

前回記事↓

kozure-m.hateblo.jp

 

黄金崎不老ふ死温泉にチェックイン!フロントから部屋までのご紹介。

白神山地での森歩きを終えて、五能線沿いを秋田県から青森県深浦町へ。海にやや突き出た黄金崎に位置するのが、不老ふ死温泉です。特に海岸の岩場にある、ひょうたん型の露天風呂が有名で、温泉好きの間では超有名な宿です。

場所はこのような位置です。

 

これはチェックアウト時の写真ですが、玄関前に写真スポットも。フロントの方が声をかけてくださり、家族写真を撮っていただけました。

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www.furofushi.com

 

フロントです。お土産屋さんが隣接しており、会計も便利です。

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自動で検温する装置が導入されています。皆、36.5℃ちょっとと、理想的な体温でOK。

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女性用の浴衣は、3種類から選べるようです。

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ここまで来て思ったのですが、秘湯・・・という印象の割に、非常に接客も良く、洗練されているイメージを持ちました。山小屋に毛が生えたようなものを想像していたのが、本当に申し訳ない(笑)

 

部屋もかなり広めでした。窓からは海が一望できて最高です。

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洗面台も2つ。大家族にはありがたい限り。

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さあ、一息ついてお風呂に入りましょう。

 

絶景と夕陽のコンビネーションが最高の露天風呂

黄金崎不老ふ死温泉の温泉は、新館、本館の温泉が1つずつと、有名な海辺の露天風呂が1か所です。海辺の露天風呂には洗い場がありませんので、館内の温泉に入ってから海辺の露天風呂に入ります。

館内の温泉へのアプローチには、有名人のサインがびっしり。

藤岡弘さんです。私もプレステよりセガサターン派でした(笑)

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こちらが新館館内の内湯です。鉄分を含んだ温まる温泉。泉質も最高です。

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(写真は楽天トラベルの不老ふ死温泉のページより引用)

 

館内(新館)の温泉の露天風呂。ここからの景色も絶景です!高台から、日本海と豪快な海岸が一望できます。

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(写真は楽天トラベルの不老ふ死温泉のページより引用)

 

一番の絶景の海辺の露天風呂は混浴ですが、女性専用の露天風呂も隣接しています。さらに、宿泊者の女性には湯浴み着の無料貸し出しがありますので、気楽に家族一緒に入れます。

ということで、内湯を出たら家族を待つことにしました。

待ち合わせスペースには、白神山地の案内の掲示と、血圧計があります。暇つぶしには最高。

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こちらが絶景の海辺の露天風呂です。このひょうたん型の浴槽が混浴です。

(写真が冬ですが・・・こちらも楽天トラベルの不老ふ死温泉のページより引用させていただきました)

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少し入りましたが、強風だったのと、皆さん夕陽を狙って来ているのか、正直寿司詰め状態(笑)。すぐに上がって、海岸をぶらぶらしました。

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風呂に入らずとも、十分な夕暮れの絶景です。

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ちなみに、女性陣は女性専用の露天風呂で、それほど混雑していなかったようです。露天風呂から夕陽を眺めたと言っていました。

 

陽が沈む瞬間には、ビールを購入し部屋から。飲みながら見る夕陽は最高でした!

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ちなみに露天風呂は、翌朝の日の出付近の時間帯に行った所、貸切状態でした。波の音を間近で楽しみながら、朝のボーっとした時間を過ごしました。

 

温泉だけではなく、料理も美味しい。好漁場の深浦の海の幸を味わいます。

お風呂から上がり、食事の時間です。温泉は有名ですが、料理はどうかな?と思っていましたが、これも良かったです。

青森県の最西端に位置する深浦町は、岬のように地形が出っ張っており、海底地形が急深であることから、海流が海底にぶつかることで海洋深層水がまきあがり、プランクトンが発生しやすくなっています。さらに、世界自然遺産白神山地からミネラルたっぷりの伏流水が注ぎ込んでいるため、養分豊富な国内有数の好漁場となっています。

(宿のホームページより)

特にアワビは柔らかくて本当に美味しかったです。

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こちらがお品書き。地元の食材が多くて良いですね。

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気になったので、地元産の牛タン焼きを追加注文しました。これも良かった。

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こちらがバイキング形式の朝食です。ハマチのお刺身や、鮭が美味しかったです。

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朝食会場も、海を一望できる良い場所です。ただ、ピーク時の7時半過ぎに訪問したので少し待ち時間がありました。時間に余裕を持って行った方が良さそうです。

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そして、これがチェックアウト時の様子。なんと自動精算機でクレジットカードでも決済できます。非常にスムーズでした。

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不老ふ死温泉という名前もあり、もっと絶海の秘湯のような場所を想像していましたが、サービスも非常に洗練されている旅館でした。良い意味で裏切られた感じです。

またいつか、訪問したいと思いながらチェックアウト。本当に良い旅館でした。

不老ふ死温泉 予約ページ

 

さあ、ここからは深浦町内を進み、弘前方面へ。次の記事では、海の絶景や、弘前のスイーツなどをご案内します。それでは!

自然にどっぷり浸かる、白神山地3泊4日の旅。(その1 岳岱自然観察教育林など)

皆さんこんにちは!慌ただしい日々の中、シルバーウィークはきちんと休ませていただき、リフレッシュしてきました。今回の行き先は、白神山地です。世界最大級のブナ林が残されている、貴重な世界自然遺産。もちろん核心地帯に入ることはしませんが、周りの緩衝地帯や、国定公園内にも、貴重なブナの原生林がたくさん残されています。

じっくり自然を味わう旅にしたいと、計画しました。

 

 

ルート

柏から白神山地までは、秋田道を経由し能代東ICで降りるのが一般的かと思います。AM2時に出発するやや強行軍で、所要は8時間程度。ただ、交通量はかなり少なめですので、思ったよりは疲れませんでした。

 

白神山地の南麓、白神山地世界遺産センターで予習!

秋田道に入り、しばらく走るとある西仙北SAで休憩です。ファミリーマートも入っており、朝ご飯を調達。早速、東北の清々しい空気に感動しています。

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そこから再度走り、二ツ井白神ICから15分程度で白神山地世界遺産センター(藤里館)に到着です。ここで予習をしてから、白神山地の入り口を見学したいと思います。

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エントランスの看板を一枚。このような施設が開放されているのは、本当に素晴らしいことです。

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中も広々。木造の開放的な博物館という感じで、良い雰囲気です。

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ツキノワグマの剥製と記念写真です。

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展示されているのは、世界遺産の認定証のようなものでしょうか。
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事務室で紙と鉛筆を貸していただき、葉をなぞる体験型の展示。様々な木の葉の特徴を知ることができます。

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他にも、クマゲラ等の鳥類の解説や、白神山地がなぜ貴重な存在として世界遺産に選定されたのか、など、大人もゆっくり勉強できる良い空間でした。

そして、いろいろ教えていただいた職員の方の親切な対応にも感謝です。

www.shirakami-fujisatokan.jp

 

岳岱自然観察教育林で、白神山地の雰囲気をたっぷり味わう。

白神山地世界遺産センターで予習を済ませてから、岳岱自然観察教育林へ向かいます。白神山地の核心地帯と同じ雰囲気を味わえるということで、期待大です。

ただ、途中から道はあまり良くありません(笑)舗装はされていますが、狭いブラインドカーブが多く、スピードは抑えてゆっくりと。

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AM11時頃、到着しました。4連休の初日ですが、我が家しかいないようです。

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岳岱自然観察教育林の案内図。登り口に靴底を消毒するマットもあり、丁寧に自然を守ろうとしている様子が伺えます。子供達にも、遊歩道から逸れて林床を踏まないこと、など話をして歩き始めます。

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さっそう素晴らしい道。途中まではバリアフリー歩道として整備されており、非常に歩きやすい遊歩道です。

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モリアオガエルの池です。この池では5~6月頃にモリアオガエルの卵塊やクロサンショウウオが見られるそうです。カエルの卵は発見しましたが、種類は分からず。

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この森の特徴的なところは、藤里駒ケ岳の噴火によると思われる巨岩があちこちに転がっているところでしょうか。その岩がコケや地衣類に覆われ、その上からブナの大木が生えているダイナミックな姿が見られます。

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これもすごい。岩の上にコケがびっしり、その上に落ち葉が積もり、マツ類が生えてきています。

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ゆっくり歩いて最奥地まで来ました。湧き水を飲めるスポットもあります。これがうまい!

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巨岩の間を抜けます。こんな森、なかなか気軽に歩けません。9月下旬ということもあり、虫も少なめで快適です。

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この森のシンボルの400年ブナです。

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初日の最初から、白神山地の魅力を存分に味わえました!

www.forest-akita.jp

 

落差12mのダイナミックな峨瓏の滝!

岳岱自然観察教育林から、藤里町内に降ります。県道沿いに峨瓏の滝という滝を見つけましたので、立ち寄ります。

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これは・・・素晴らしい滝です。落差は12mほどとのこと。滝の周囲はモミジなどの広葉樹が多く、既に少し黄色く色づいていますが、10月に入れば素晴らしい景色でしょう!

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滝の周辺は親水公園のように整備されていました。ゆっくり眺めたかったのですが、既に14時近く。今晩の宿は青森県深浦町不老ふ死温泉ですので、先を急ぎます。

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common3.pref.akita.lg.jp

 

五能線沿いを走り、不老ふ死温泉まで

宿泊先の不老ふ死温泉までは、能代東ICを下りてから県道を北上し、五能線沿いを走ります。アキタコマチの新米が実る快走路。

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途中、イカ焼きが美味しいと評判の福寿草という店に立ち寄ります。

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イカ焼きを購入。確かに素晴らしく美味しかった!宿でたらふく食べるつもりなので、これをお昼ご飯とします。

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そして福寿草の駐車場から見る、この海岸の美しさです!

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tabelog.com

五能線沿いを訪れたのは、学生時代の鉄道旅行以来。当時は真冬だったため、波の花が舞って風も強いし寒い!・・・という印象を正直持ちました。

しかし、今回ドライブしてみて、本当に良い所だなと思いました。

kozure-m.hateblo.jp

そのまま国道を北上し、16時過ぎに深浦町不老ふ死温泉に到着。宿の様子は次回アップしますね!

それにしても、本当の森。というものを味わえた1日になりました。本州でも残されている、貴重な自然です。

白神山地は130,000haですが、自然遺産の地域は約17,000haほど。自然遺産地域以外のエリアでも、世界最大級のブナ林が育む貴重な自然を残していかなければ、と強く思いました。そして、何の遊具がなくてもこれだけ面白い、森林というものの魅力を子供達にも感じて育って欲しい。と思った1日でした。

それでは!