白神山地への旅も2日目です。この日は不老ふ死温泉を出発した後、深浦町内の海岸の絶景を堪能。そして弘前市内を観光し、秋田県鹿角市の湯瀬温泉までの行程です。
前回までの記事↓
ルート
不老ふ死温泉から深浦町の千畳敷までは五能線沿いの国道を行きます。その後、当初の予定では白神の森遊山道を歩く予定でしたが、今年は休業中。気を取り直して弘前市内に出ました。弘前でアップルパイを堪能した後は、弘前大鰐ICから東北道で鹿角八幡平ICへ。鹿角八幡平ICから宿泊先の湯瀬温泉までは、15分ほどの道のりです。
国道101号沿いに突如現れる絶景!深浦大岩。
不老ふ死温泉をチェックアウトし、最初に我が家は沿線で有名な景勝地、千畳敷を見学する予定でした。
昔鉄道で行った深浦の思い出話などをしながら、千畳敷に向かいます。
が、国道を走っていると、とても魅力的な景色が!
これは寄ってみるべき!ということで、Uターンし駐車場を探しましたが、どうやら近くのファミリーマートの駐車場で良いみたいです。深浦大岩駐車場、との看板も出ていました。
道を渡り、大岩に向かって遊歩道が付けられています。素晴らしく爽快。
岩の間から見える赤い灯台。空気も素晴らしく良いです。
潮だまりにも魚がわんさかいます。これは楽しい。長居をしましょう。
大岩に近づくと、その威容に圧倒されます。
大岩には穴が開いており、中に入って・・・
狭い階段を上ります。
上がると絶景!この海と岩の感じ、場所は北と南で全く違いますが、昔与那国島で見た景色に、なんとなく似ているな・・・なんて話をしました。
人のいなさ加減も、まるで離島のよう。
岩を降りました。岩を見る角度によっては、人の横顔に見えたりします。何に見える?みたいな話をしながら歩くのも楽しいです。
この深浦大岩、私が持参したガイドブックには掲載されていませんでしたが、本当に素晴らしい所でした。帰宅してから調べたところ、街の方を見ると岩木山まで見えるそうです。海の絶景に見惚れて、反対側は見ていませんでした・・・
岩の感じは佐渡の尖閣湾とか、村上の笹川流れに似ていると感じました。隆起した海岸が荒波に侵食されて・・・という経過が共通しているのかな?とか、素人家族ですが色々と話しました。
五能線沿いの有名な景勝地、千畳敷へ!
すっかり深浦大岩で時間を使ってしまいましたが、有名な千畳敷も見て行きます。こちらの駐車場はやや混雑していました。4連休の2日目ですから、当たり前ですね。
その昔、お殿様が千畳の畳を敷き酒宴を催したとされる、広大な岩盤が広がっています。その酒宴、出てみたかったな(笑)
陸から見て左側には、少し大きな岩が。登っている方もいましたね。
複雑に入り組んだ箇所に波が入り込み、なかなか面白い光景でした。
この特徴的な海岸は、1792年の地震により隆起した岩床の海岸だそうです。ダイナミックな歴史を感じます。ラクスマンが根室に来た年か(笑)
弘前市内のアップルパイ巡り!
千畳敷を見学した後は、白神の森遊山道へと計画を立てていましたが、街道沿いの看板に「休業中」と貼ってあるのを見つけ、路肩に停めて情報収集。
すると、クマの目撃情報が多く、休業することにしました・・・との趣旨のメッセージが公式サイトに出ていました。まあ、昨日も白神の森は満喫したし、都会に出ますか!ということで、弘前に向かいます。
弘前市内に向かい、岩木山の山麓道路を走ります。リンゴ畑の中を疾走。
岩木山とリンゴ畑。秋に青森を訪れるのは初めてですが、ベストシーズンかもしれません。
黄金色に染まった田んぼと岩木山です。あぁ、本当に素晴らしいところ。
さて、弘前市に出てきました。弘前と言えばアップルパイです。道中スマホで調べながら、良さそうな所を探しました。まずはこのお洒落なお店「パティスリー ル・ショコラ」へ。
うわ、最高じゃないですか(笑)。アップルパイもケーキも頂くことにします。
アップルパイとマンゴー&バナナのプリンを頂きました。アップルパイは名産のリンゴもさることながら、生地がしっかり、かつ、サクサクしていて最高でした。
店内でイートインできますので、ゆっくりコーヒーと楽しめました。
続いて、弘前城近くのお店に向かいました。近隣の駐車場に停め、古い町並みをぶらぶら。
旧笹森家住宅、と書いてある屋敷があったので立ち寄ります。
中・下級の武家屋敷のようですね。無料で見られるのはありがたい限り。
こちらが広間だったようです。和室の造りはあまり変わらないものですね。
縁側からも岩木山が見えて、良いものです。ゆっくり見学させていただきました。
そして、2軒目のアップルパイです。「珈琲 花まる」さんへ。
店内も落ち着いた雰囲気で、一人でゆっくり休んだら最高だろうな・・・という空間です。
アップルパイとミートパイを持ち帰りで注文。
こちらが花まるのアップルパイ。紅玉を使っているアップルパイで、とってもジューシーなアップルパイでした!
弘前市内の各所に、アップルパイ巡りのパンフレットが置いてあります。酸味~甘味、サクサク~シットリ、など、皆様のお好みに応じたアップルパイ選びができる、良くできたパンフレットでした。それを片手に、市内を一日ぶらぶらするのも面白そうでした。
その後、我が家は弘前大鰐ICから秋田県の湯瀬温泉に向けて1時間ほどドライブ。湯瀬温泉のご紹介は、次回の記事といたします。
それでは!