皆さんこんにちは!今回も引き続き、2011年5月の京都方面への2泊3日の旅の様子をご紹介します。初日は京都市内をゆっくり散歩し、ドライブの疲れを癒したところで2日目、いよいよ丹後方面へのドライブです。
今回の旅程
1日目:京都(山科)→天智天皇陵→京都市内観光(祇園、八坂神社など)
2日目:京都→出石→木津温泉泊
3日目:木津温泉→琴引浜→伊根→柏
2日目は出石の街並みを散歩し、丹後方面の木津温泉ゑびすやで一泊します。
1日目の記事↓
2日目のルート
2日目は京都市内から五条通を西へ進み、沓掛ICから高速道路へ。当時は丹波ICから先は高速が未開通だったために、国道を福知山経由で出石まで進みました。国道ものんびりした雰囲気の道で、GWでも大きな混雑は無く良いドライブでした。
出石を散歩。歴史を感じられる街並みと、皿そばを味わう。
京都から2時間弱で出石(いずし)に到着しました。ゆっくり出発したので、到着したのは昼過ぎです。出石は古い街並みが残っており(正確には明治の大火でかなり焼失。但し、区割りはそのまま残っているために雰囲気が良く残っている。)、国の重要伝統的建造物群保存地区となっています。
日本で二番目に古い時計塔という、辰鼓楼。明治時代初期の時計塔で、本体は木造4層で13mの高さがあります。この辰鼓楼が出石の街のシンボルと言ってよいでしょう。
辰鼓楼近くにある、そば処 本陣鶴屋へ。早速お昼ご飯にします。
見事な出石皿そばです。信州から蕎麦職人が移住してきたことで、出石の蕎麦も名物になったのだとか。あっという間に完食してしまいました。
お店の中の雰囲気も、歴史が感じられてとても良かったです。
鶴屋さんの外観です。味も雰囲気も、落ち着いたとても良いお店でした。
食後は、歴史ある街並みをぶらぶらします。
お土産屋さんなどもありますが、そんなにガヤガヤしていないのも良かったです。こんな街並みで生活できるのも羨ましい限りです。
まだ柔らかい緑と桜に、時計台が映えます。
こちらは出石城跡です。石垣だけが残されて、公園になっています。
木橋は再現されており、雰囲気はばっちりです。GW中でしたが人もそれほど多くなく、本当に良いところでした。
松本清張も愛した、源泉かけ流しの宿。木津温泉 ゑびす屋に宿泊。
出石を観光した後は、日本海側の木津温泉 ゑびす屋へ。ここは松本清張が長期滞在し「Dの複合」を執筆した宿として知られています。
場所は以下の地図の通りです。
外観はこのような感じで、古い大正館と、新しい万葉館の2棟の構成です。
こちらが大正館の外観です。内部も大正のレトロな雰囲気で、良い空間でした。
宿泊したのは万葉館の10畳和室です。(下の写真はゑびすやホームページより引用させていただきました。)
そして温泉が素晴らしく、大浴場や露天風呂も源泉が贅沢に掛け流されていました。お湯は肌がツルツルになる、優しい弱アルカリ性です。
この家族風呂も素晴らしく、天井にはステンドグラスが。お湯も源泉かけ流しです。(下の写真もゑびすやホームページより引用させていただきました。)
夕食はこのような感じです。東日本から来た客ということを仲居さんも把握されていて、「大変でしたね」というような言葉をいただいたのをよく覚えています。そしてお刺身が最高に美味しく、日頃のストレスも吹っ飛んでいきました。
またゆっくり、ゑびすやの落ち着いた雰囲気の建物と温泉、そして料理を味わいたい・・・そう思う今日この頃です。
京都から丹後半島の美しい自然と古い街並みを見て、本当に癒された1日となりました。温泉も満喫し、3日目は海沿いの伊根方面を観光し、千葉県まで帰るルートとなります。それではまた、次回もよろしくお願いします。