皆さんこんにちは!千葉から、一足早い真冬を満喫したく奥日光へ行ってきました。のんびりとドライブが楽しめれば良いな・・・くらいに出かけましたが、流石は日光。見所が多く、奥日光に絞っても回りきれないほどでした。
- ルート
- 明智平ロープウェイで、中禅寺湖と華厳の滝の絶景を見る。
- TOKI珈琲店でモーニングをいただく。
- 日本両棲類研究所も興味深い展示が満載!
- 竜頭ノ滝と湯ノ湖に立ち寄り。
- 湯元温泉の源泉を見に行く。
- 三名瀑の締めは、豪快な湯滝で。
- 戦場ヶ原の三本松茶屋で昼食と、戦場ヶ原見学。
- ホテル四季彩の日帰り温泉にも大満足。
ルート
ここでドライブルートのご紹介です。
柏→東北道、日光道経由で清滝IC→いろは坂を登り、明智平(地点B)→TOKI珈琲店(地点C)→日本両棲類研究所(地点D)→竜頭の滝(地点E)→湯ノ湖(地点F)→湯ノ平湿原(地点G)→湯滝(地点H)→戦場ヶ原展望台(三本松)(地点I)→ホテル四季彩(日帰り温泉)→日光道、東北道で鹿沼IC→壬生、小山、境経由で柏 というルートです。
オフシーズンとはいえ流石に週末、帰路の東北道は混雑している気配がしたので、鹿沼ICから壬生経由の一般道で帰宅しました。往復355kmでした。
明智平ロープウェイで、中禅寺湖と華厳の滝の絶景を見る。
快適なドライブを楽しみ、宇都宮ICから日光道に入ります。日光に近づくにつれて、ぐんぐんと山々が迫り、走っていてテンションが上がります。
清滝ICを降り、いろは坂を登り切った辺りに明智平ロープウェイの駐車場があります。場所は以下の地図の通りです。
ロープウェイに乗車することで、駐車料金は無料となります。ロープウェイは10分間隔の運行とのことで、時間までにトイレなどを済ませて並びます。(並ぶといってもオフシーズンで、乗客は我が家ともう1グループのみでした。)
そして駐車場からは迫力ある男体山が間近に。溶岩や火山灰が堆積した男体山は非常に崩れやすく、至る所に砂防施設が見られます。長年にわたって緑化も進められ、災害が減少したのだとか。
朝一番の快晴の中、3分程度の短い空の旅を楽しみます。
山肌にいろは坂が見えます。斜面にへばりつくように、一生懸命高度を上げています。
展望台駅に到着です。比較的小さなロープウェイでした。
展望台はこのように、広々としています。望遠鏡も複数設置されていました。
これは絶景です。中禅寺湖から華厳の滝がすっと流れ出ています。中禅寺湖の深い青が、12月初旬の枯れた風景で一層目立っています。
華厳の滝は落差97mだそうです。今回は立ち寄りませんでしたが、観瀑台もあり迫力ある景色も楽しめます。
展望台から反対側の関東平野の方面を眺めると、雲海の向こうに筑波山が見えます。これも感動する景色でした。
登ってみて良かった明智平展望台でした。
TOKI珈琲店でモーニングをいただく。
景色に感動して、朝ご飯を食べるのを忘れていました。急にお腹が減ってきたので、中禅寺湖畔で雰囲気の良さそうな、TOKI珈琲店に入りました。
お店の入り口はこんな感じです。駐車場は通りの裏側にあり、なかなか広めで停めやすかったです。
暖かい雰囲気の店内です。外のテラス席にはブランコもあり、家族連れの方が寛いでいました。我が家は立派なクリスマスツリー横のソファー席を確保。
店内からも中禅寺湖が見られる、素晴らしいロケーションです。
コーヒーを待つ間にも、何組かテイクアウトのお客さんが来ていました。近隣のホテルに滞在して、散歩途中に寄るパターンもあるのかな?という印象です。
トーストとコーヒーのセット。このコーヒーが絶品でした。もしかすると、今まで飲んだコーヒーで一番美味しかったかもしれません。
長男と次男が注文した、チーズトースト。一口いただきましたが、チーズも美味い!
次女はチョコレートマフィンを注文。こちらもふんわりと美味しい味わいでした。
優雅な朝を過ごせて大満足です。
日本両棲類研究所も興味深い展示が満載!
朝食の後、特に行き先を決めずに車を進めていると、日本両棲類研究所という気になる建物が。
研究所、ということで「一般公開しているのかな?」とか、「日曜日で休みなのでは?」などと言いつつ、お客さん向けの駐車場もあるようなので入ってみることにしました。
建物はこのようなお洒落な三角形の建物です。
入場すると、まずはアカハライモリの水槽が。
アカハライモリ同士でも、各地でお腹の模様が違うということを初めて知りました。
県別のアカハライモリが勢ぞろいしたコーナーは圧巻です。
このアカハライモリは、非常に高い再生能力を持っており、ヒトの役に立つ再生医療に向けての研究も進められています。研究員の方も非常に熱心に子供たちにも説明して下さり、本当に面白かったです。
こちらはウーパールーパーです。一生オタマジャクシのように、変態せずに成熟する不思議な生き物です。なぜ変態しないのか?なども未解明な部分が多いのだとか。
あとは珍しいカエルを見たり。
オオサンショウウオの大きさに驚いたり。
サンショウウオも国内だけで43種もいるということを学んだりしながら、じっくりと見学させてもらいました。
2階もカエルの展示と、ヘビとのふれあいコーナーがありました。職員の方にヘビを取り出していただきました。
大人しいヘビで、子供たちが触っても大丈夫です。そこそこ暖かく、プニプニしていて触り心地が良かったです。
爬虫類を飼う人の気持ちが分かったような気がします。なかなか可愛いヘビでした。
なかなか人生でヘビを触る機会というのはありませんので、大変思い出に残る研究所でした。都市部に住んでいると両生類自体を見かけることが少ないので、子供たちにも良い経験になったかなと思います。
竜頭ノ滝と湯ノ湖に立ち寄り。
日本両棲類研究所が楽しくて、予想外に長居をしてしまいました。後は行けるだけ先に進んで、適当な所で引き返すことに。まずは有名な竜頭ノ滝がありましたので、立ち寄ります。
竜頭ノ滝は、華厳の滝、湯滝と合わせて奥日光三名瀑とされている滝です。二手に分かれて落ちる、優雅にも見える滝です。
後から知ったのですが、駐車場横から遊歩道も延びており、滝を側面からも眺められるようです。今度行った際には、遊歩道からも見てみようと思います。
続いて、国道沿いの駐車スペースに車を停め、湯ノ湖を見ます。
湯ノ湖も静かな雰囲気でした。カモが潜ったり、また上がったりするのを眺めてリラックスします。水も綺麗で心が洗われます。
気温はマイナス2℃でしたが、ほぼ無風。日向にいれば全く問題ない天候でした。岩の上の氷が綺麗でした。
湯元温泉の源泉を見に行く。
地図を見ていると、湯ノ湖の先の湯元温泉の源泉に行けるようでした。温泉好きとしては、立ち寄らない訳にはいきません。
湯元温泉の駐車場に車を停め、日光山温泉寺の境内を通ります。
湯ノ平湿原の木道が、途中から分岐しています。この木道の終点に源泉があるようです。
湿原はもうすぐ真っ白になる季節なのでしょう。薄く張った氷の上に、雪が積もり始めていました。
日光白根山を見ながら歩いていくのは、なかなか素晴らしかったです。
さあ、源泉が並ぶエリアに入ってきました。
豪快に湯気が上がっています。このような平地で、源泉が沢山並んでいるところを歩くのは初めてです。
至る所に湯が湧いています。
恐る恐る触ってみたら、まさに適温でした。
足湯ならぬ、手湯で温まります。本当に良い散歩道です。
三名瀑の締めは、豪快な湯滝で。
華厳の滝、竜頭ノ滝と見ましたので、最後は湯滝へ。場所は以下の地図の通りです。
この湯滝も観瀑台が整備されて、間近で滝が見られます。
このように、かなり豪快な滝に感動します。高さは70mほどとのことで、かなりの落差です。湯ノ湖の水が湯滝を流れ落ち、竜頭ノ滝を経由して中禅寺湖へ流れているそうで、全て繋がっているのが実感できます。
戦場ヶ原の三本松茶屋で昼食と、戦場ヶ原見学。
ここまで見てきて、時刻は14時過ぎ。またまたお腹が空いてきました。戦場ヶ原の三本松茶屋でランチにします。
駐車場近くにある三本松茶屋は、このようにお土産屋さんも入る大きな建物です。
牛丼とうどんのセットで、一気に満腹に。牛丼もキノコや野菜が多めで、バランスは良かったです。
お土産も買えて満足です。
食後、道路を渡って戦場ヶ原展望台へ。
この枯れた風景もなかなかです。今回も良い旅でした。
ホテル四季彩の日帰り温泉にも大満足。
旅の最後は日帰り温泉です。中禅寺湖畔まで戻り、今回はホテル四季彩のお風呂に入りました。
エントランスにも木材がたくさん使われ、良い雰囲気です。
ロビーの様子です。中禅寺湖を見ながら、ドリンクなどが楽しめる素晴らしい空間です。
ロビーから階段を降り、いよいよ温泉へ。
温泉は白い湯の花の舞う、素晴らしいお湯でした。内湯は広々としており、露天風呂も浴槽が2つ。抜群の泉質とロケーションに大満足です。(以下の写真はホテルのホームページより引用)
湯上り処には煎茶とリンゴ酢のサービスもありました。
駐車場から国道に出る路地で一枚。恐らく客室からは中禅寺湖が見られますし、この温泉に何度も入れるなら宿泊したいな・・・と、思いました。
後ろ髪をひかれる思いで帰宅します。次回は泊まりで来たいものです。
最後は未練たらたらの雰囲気で記事を締めてしまいましたが、日帰りでも本当に充実した奥日光の旅になりました。日光は勿論東照宮など、市内も見所満載ですが、奥日光の自然も素晴らしいですね。魅力を再認識した気がします。
それではまた、次回もどこか紹介できたらと思います。ありがとうございました。