皆さんこんにちは!思い立って出かけた岳温泉をすっかり満喫し、2日目は帰るだけ・・・ですが、帰路に沿っても魅力的な立ち寄りスポットが点在する福島県。気の向くままに寄り道をしながら帰ることにしました。
ここまでの記事↓
今回の旅程
ここで改めて今回の旅程をご紹介します。
1日目:柏→郡山ふれあい科学館 スペースパーク→岳温泉 鏡が池碧山亭で1泊
岳温泉を出発し、白河市内に到着したのは昼頃。名物の白河ラーメンを食べて、2日の行程をスタートです。
2日目のルート
岳温泉から白河市内まで南下した後は、再び矢吹まで北上し、あぶくま高原道路を走り小野まで。小野ICからあぶくま洞は10分程度で到着します。そこからは磐越道と常磐道を経由し柏の自宅まで帰りました。
白河ラーメンを「田中屋」で。ただ、閉店が惜しまれる・・・
岳温泉を出発して、東北道を白河中央スマートICで降ります。まずは白河ラーメンを食べよう、ということで「田中屋」さんに入りました。注文したのは名物のワンタンメンです。
ここは私が仕事で出張した際にも愛用していた店だったのですが、残念ながら数年前に閉店してしまっています。あっさり系の味と手打ち麺が大好きだった店でした。また、新たに白河ラーメンの名店を探さなくてはいけません。
日本最古といわれる公園、南湖公園で絶景を楽しむ。
白河ラーメンを食べた後は、市内の南湖公園を散策することにしました。南湖公園の位置は以下の通りです。
南湖公園は白川藩主、松平定信により1801年に築造されました。身分の差を越えて誰もが憩える「士民共楽」という理念を掲げて、いつでも誰もが訪れることのできる地として作られた南湖公園は、200年以上の時が経つ現在でも、白河の人たちに愛されています。
このように南湖の向こうには雪の那須連山が一望でき、素晴らしい景色です。
元々は「大沼」と呼ばれていた湿地帯だったそうですが、堤を作って水を貯め、庭園の要素を取り入れた公園です。
一周約2kmの遊歩道も整備されており、春は桜も見事だとか。
湖畔には「南湖だんご」を出す店が数店あります。南湖公園の景色を楽しみながら団子を食べるのは最高です。
www.city.shirakawa.fukushima.jp
クリスマスシーズンのあぶくま洞も綺麗!
さあ、白河を後にしてあぶくま洞へ。「最近、あぶくま洞行ってなかったよね!」という、謎の理由で訪問しました。あぶくま洞の位置は以下の地図の通りです。
あぶくま洞のある一帯は、古くから石灰岩や大理石の採掘が盛んな地域。現在の駐車場付近でも採掘場の雰囲気が味わえます。
迫力ある石灰岩の層が見えています。元々は約3億年前、有孔虫などの生物の遺骸が海底に堆積して形成された石灰岩が隆起したものです。
あぶくま洞の内部はこのようなコースとなっています。全長は約600mと、本格的です。(以下の図はあぶくま洞ホームページより引用)
内部に入ると、見事なクリスマスシーズンのイルミネーションが。
神秘的な洞窟内の雰囲気に非常に合っていました。思いがけず良いものが見られました。
とは言え全長600mの鍾乳洞。少し進むと、石灰岩が侵食された本来の姿がよく観察できます。
あぶくま洞内の通路はこのような感じ。多少狭いですが、子供連れでも充分楽しめます。
このようにとても大きな空間が広がっています。冬の夕方は人も少なくお勧めです。
ちょっとした冒険気分を味わえます。
気温は年間を通して14℃程度とのことです。冬ならむしろ暖かいくらいです。
現在分かっている部分以外にも、まだまだ奥に空間が広がっている可能性もあるようです。ワクワクしますね。
あぶくま洞の内部では、ワインの貯蔵も行われていました。お土産屋さん内で販売されていましたので、一本購入しました。味もなかなか良く、若干ラベルが汚れているのも、お土産話に花が咲いてお勧めです。
最後に「月の世界」と名付けられた空間を眺め、余韻を味わいます。
出口までも見事なイルミネーションが楽しめました。
イルミネーションは、コロナ禍前の2019年までは行われていたようです。今年は昨年より状況が改善されていますので、今後の情報には期待したいところですね。ただ、イルミネーション以外でも、あぶくま洞はやはり魅力的なスポットでした。
ちなみに、2008年にあぶくま洞に行った際の記事も以下に掲載いたします。よろしければご覧ください。↓
あぶくま洞を満喫した後は、小野ICより磐越道に乗り、常磐道経由で帰宅しました。岳温泉への1泊2日の旅も、結局いろいろな場所に立ち寄れて楽しかったです。次回、この方面に旅することがあったら、郡山や白河をもう少しじっくり回りたいな・・・とか、那須甲子温泉に宿泊してみたいな・・・とか、色々と行きたいところが残っています。なかなか奥深い福島県ですが、ぜひまたどこかの温泉で1泊して楽しみたいところです。それではまた!