皆さんこんにちは!引き続き2007年の能登半島一周ドライブの記録をご紹介します。
3日目の朝は、金沢市内の旅館橋本屋さんを出発し、兼六園へ。非常に暑い日だったことが思い出されますが、初めての北陸の都会の様子にワクワクしながら車を走らせていたことも、今でも新鮮に思い出されます。
旅全体の旅程
1日目:柏→和倉温泉お宿すず花(朝、ゆったり出発で移動のみ)
2日目:和倉温泉→九十九湾→禄剛崎→白米千枚田→輪島(昼食)→鴨ヶ浦→琴ヶ浜→巌門→千里浜なぎさドライブウェイ→金沢市内橋本旅館泊
3日目:兼六園→柏
今回のルート
今回は金沢を出発し、兼六園には10時過ぎまでの見学でした。自宅の千葉県柏市まではかなり距離がありますので、その後は真っすぐ帰宅しました。
言わずと知れた日本三名園。兼六園を見学。
金沢と言えば兼六園。日本三名園は水戸の偕楽園、岡山の後楽園とありますが、恥ずかしながら私は兼六園しか行ったことがありません。(水戸など近いのに・・・)
兼六園はこれまで2度訪問していますが、この時が初めての訪問でした。
兼六園の全体マップです。面積は3万5千坪と広大ですが、金沢市内中心部に位置しています。バスも頻繁に出ている上、駐車場も整備されており、アクセスは便利です。
(上のマップは公式ホームページより引用)
夏の朝です。緑と水で涼しげな雰囲気です。
兼六園は海抜53mの高台にありながら、水が豊かに使われています。これは藩政時代に作られた辰巳用水のおかげです。
これは根上松だったかと。見入ってしまいます。
一つ一つの松にも動きがあって、素晴らしいです。
美しい水の景色と、様々な形の樹木が歩いていて飽きさせない景観を作り出しています。
兼六園のほぼ中央には霞ヶ池。様々な島などがこの池に配置され、四季折々の景色を歩きながら楽しめるようになっています。
ちょっと気になった手水鉢。椰子類の茎と根の化石で、大変貴重なものだそうです。
ただ、名前は竹根石手水鉢といいます。
眺望台からは金沢市街や白山山系が一望できます。この眺望と水の景色が両方楽しめるのは、大変貴重な庭園です。
今まで2回とも夏の訪問でしたので、次は秋などに行ってみたいものです。
兼六園は5代藩主の前田綱紀から13代藩主斉泰の約170年をかけて作庭された庭園ですが、一貫して「神仙思想」という思想を貫いて作られています。
大きな池を大海に見立て、そのなかに不老不死の神仙人が住むといわれる島を配置する。藩主たちは長寿と永劫の繁栄をこの庭園に投影しました。
園内を回りながら、空間と時間のスケールの大きさに圧倒されました。
さて、ここまでお読みいただき誠にありがとうございます。流石に昔の旅行ですので、写真も飛び飛びになっている部分もあり、まとめるのに少し苦労しました。
当時は食事を都度写真に収めるのを恥ずかしい・・・と思っていたこともあり、ちょっとした昼食などの記録がないのが少し残念でした。
やはり記録はきちんと付けておいた方が、後々楽しめて良いですね。
また新しい場所を開拓し、皆様にお勧めできたらと思います。
それでは!