本日は冬の北海道、日高方面へのドライブをご紹介したいと思います。北海道の日高地方は、サラブレッドの産地として非常に有名で、ドライブも四季折々、海と山と、そして牧場で気持ちよさそうに草を食む馬の姿が見られる、大変お勧めな地域です。2006年の思い出と、大変遠い過去となってしまいましたが、当時の様子をご紹介します。
ルート
当時はお金がなく、有料の道路は一切使わずに襟裳岬まで向かいました。苫小牧をAM7時頃に通過していますので、札幌を出たのはAM5時台だったのでしょう。襟裳岬での写真の撮影時刻はPM3時。寄り道しながらとは言え、やはり北海道の広さはすごい。
神秘的な冬のウトナイ湖
早朝の苫小牧市内です。苫小牧は雪の少ない地域ですが、それでも当時はこのくらい積もっていました。札幌以上にアイスバーンが多い印象で、運転には気を遣っていた記憶があります。
日高方面に向かう前に、日の出頃だったのでウトナイ湖で休憩。素晴らしい景色でした。
一部湖面が凍ってその上に雪が積もっています。神秘的。
苫小牧市近郊のウトナイ湖はラムサール条約で登録された湖で、渡り鳥の重要な休息地となっています。
ここは北欧か、というような景色です。
ウトナイ湖は新千歳空港から30分もせずに到着できますので、ぜひ静かに訪れてみていただきたい場所です。今は道の駅なども出来ているようですが、あまり手を加えず、環境保全を最優先に行っていただきたいと思います。
www.city.tomakomai.hokkaido.jp
日高への道は絶景ロード。
当時は日高自動車道が厚真ICまでだったと記憶しています。日高管内に入ると、もはや雪は無く、運転も楽になりました。
厚真ICでおり、富川のドライブインで名物の北寄貝定食をいただきます。
ただ、この国道沿いのドライブインは日高自動車道が完成した後、客足が遠のいてしまい、今はレストランの営業は不定期(休業したという口コミも・・・)なようです。下記の食べログの口コミの通り、親切で盛りも良く、美味しかったのですが。もし開店していたら、ぜひ行ってみてください!
国道は快走路。景色も素晴らしいものがあります。
遠く、雪をかぶった日高山脈が見えます。
途中、休憩がてら牧場の馬を見学。競馬も大好きなので、テンションが上がります。北海道在住時は、牧場巡りなども楽しみました。また行きたいなぁ。
有名な馬産地が続きます。静内は活気あふれる街です。
競走馬の産地ならではの絶景です。本当に素晴らしい。
冬の襟裳岬。この日は穏やかで助かりました。
PM3時頃、ようやく襟裳岬に到着です。日高の最南端です。猛烈な風が吹くことが多いこの地ですが、この日は奇跡的に穏やかでした。
何もない・・・と唄われてしまったこの場所ですが、風の館という博物館などもあります。風の館は強風を体験する施設などがあり、なかなか面白いところです。そして何よりも、えりもに定住するために防風林を整備した先人たちの、大変な苦労があって今があります。
日高山脈から続く岩の列。一度、訪れることをお勧めします。
あまり冬に訪れる方は多くないかもしれません。ただ、大変綺麗な所です。幸い日高は北海道内では積雪が少ない地域ですので、運転もそれほど大変ではありません。ぜひお勧めです。