子連れM氏の旅行ブログ

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冬の滋賀、福井の雪景色満喫ドライブ2泊3日(2日目 余呉湖と彦根城 2013年12月の記録)

皆さんこんにちは!今回も引き続き、滋賀から福井への2泊3日ドライブの様子をお届けします。旅は2日目を迎え、滋賀県の琵琶湖東岸を気ままにドライブしていきます。

前回までの記事↓

kozure-m.hateblo.jp

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今回の旅程

ここで改めて、今回の2泊3日の旅程をご紹介します。

0日目:22時頃、柏を出発→常磐道、首都高、中央道、東名道、北陸道を経由し福井方面へ

1日目:福井県立恐竜博物館→尾上温泉 旅館紅鮎泊

2日目:尾上温泉→余呉湖→彦根城→虹岳島(こがしま)温泉 虹岳島荘泊

3日目:虹岳島温泉→気比松原→敦賀赤レンガ倉庫→長浜観光→北陸道、東名道等経由で柏

今回の記事は2日目の道中のご紹介です!

 

2日目のルート

尾上温泉 旅館紅鮎をチェックアウトし、まずは余呉湖(地点B)へ。その後、道の駅湖北みずどりステーション(地点C)で休憩し、彦根城(地点D)を見学。あとは一路若狭へ。2泊目は三方五湖水月湖畔にある虹岳島温泉です。

 

琵琶湖の奥の静かな湖、余呉湖。

尾上温泉から少し北へ。古戦場として有名な賤ケ岳が魅力的ですが、すっかり雪山となっているためにその奥の余呉湖へ。場所は以下の地図の通りです。

 

一旦、余呉湖観光館の駐車場に停め、「どんな所かな?」と散策します。シャーベット状に凍った余呉導水路脇ですが、この沿道は実は桜の名所のようです。余呉湖では魚釣りもでき、ワカサギ釣りやウナギ釣り!も有名だとか。

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余呉湖を一周する県道が通っており、冬の神秘的な風景を見ながらのドライブが楽しめます。

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余呉湖の南が賤ケ岳です。有名な賤ケ岳の戦いにて、豊臣秀吉柴田勝家を破り、信長後継の地位を確立するわけですが、その戦いでこの余呉湖は兵士の血で染まったといわれています。

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ところで、柏で借りたレンタカーはきちんと冬仕様。4WDにスタッドレス装着です。ベチャ雪、圧雪、夜のアイスバーンなど、色々神経を使うドライブでしたが安定した走りでした。

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このように、湖面が大変穏やかで鏡のように周りを映し出すことから、「鏡湖(きょうこ)」とも呼ばれます。

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特に観光施設がある訳ではありませんが、静かで大変良いところでした。

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道の駅 湖北みずどりステーションで小休憩。

余呉湖からは琵琶湖沿いを南下し、彦根を目指します。宿泊した尾上温泉 旅館紅鮎を過ぎた辺りで急に天候回復。気温も4℃まで上がり、ドライブ日和になってきました。道の駅 湖北みずどりステーションで休憩します。場所は以下の地図の通りです。

 

早朝に旅館から見た景色から一変し、青空の下、琵琶湖西岸まで見渡せる素晴らしい眺望です。

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自由気ままに雪と戯れる長女。

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この辺りは記憶が曖昧ですが、道の駅で何かテイクアウトし、軽い昼食とした記憶があります。さあ、本日の主目的である彦根城に進みます。

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彦根城も見応えたっぷり。

一度見てみたかった彦根城。場所は以下の地図の通りです。

 

彦根城は、井伊家三十五万国の礎として、1604年(慶長6年)から二十数年の年月をかけて築城された城です。井伊家の13代藩主、井伊直弼日米修好通商条約に調印した大老として有名ですね。開国のヒーローの一人でもあります。

現在ではひこにゃんが全国的に有名。ひこにゃんの雪だるまは作りやすそうです。

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彦根城の全体図です。今回は訪問しませんでしたが、彦根城博物館や、玄宮園といった庭園もあり、じっくり見学する場合は半日はかかります。(以下の地図は彦根城公式ホームページより引用)

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表門から天守までは高低差50m。段数で約140段あります。また敵兵が攻めてきたときに一気に駆け上がれないように、微妙に不規則な階段です。雪に慣れていない方は登るのに苦労するかもしれません。

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表門から天秤櫓までの間に架かる、廊下橋。この橋は有事には落とせるように設計されているとか。正面に見える天秤櫓とともに、彦根城の防衛上重要な橋です。

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また、上の写真の石垣が左右で違うのも特徴的です。右側は築城当時の打込ハギという積み方で、左側は江戸時代の嘉永年間の落し積みとなっています。

 

橋からの景色は絶景です。

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見学客の方の遊び心。

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我が家も少し大きめの雪だるまを作りました。

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天秤櫓の内部です。武器庫として使われていたとか。

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さらに、太鼓門櫓方面へ登っていきます。

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こちらは時報鐘です。江戸時代から彦根の街に時を知らせており、今も1日5回鳴らされているそうです。こういう音が残っている街には憧れますね。時代は違えど、札幌の時計台が現代でも鳴るのも良いものです。

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さあ、本丸広場まで登ってきました。琵琶湖方面の絶景です。

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本丸の内部は、まるでハシゴのような階段が多いので注意です。

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天守からの眺めは最高です。

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彦根城天守外観です。切妻破風、入母屋破風、唐破風など多彩な様式が見られ、国宝に指定されています。青空と雪の白さで、映えます。

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ちなみに切妻破風は、底辺のない三角形状の屋根。入母屋破風は底辺のある三角形状。唐破風は山形に丸みを帯びた形状の屋根。と捉えていただければ。(かなり雑な説明で怒られそうですが・・・)

彦根城天守が美しいだけでなく、そこに到達するまでの様々な防衛上の工夫も当時のままに残っており、大変面白いお城でした。

hikonecastle.com

さあ、ここからは再び北陸道を北上し、敦賀ICまで。当時は若狭方面に高速道路が伸びておらず、一般道をしばらく走り三方五湖水月湖畔にある虹岳島温泉に宿泊です。次回の記事は虹岳島温泉の宿泊記といたしますので、よろしければ次回もぜひご覧ください。それでは!