普段、高速道路を使いレジャーにお出かけの方はご存知かもしれません。NEXCO東日本のドラ割。事前に利用開始日と、所有するETCカード番号を登録すれば、期間内に対象地域の高速道路が定額で乗り降りし放題、首都圏発着プランなどもあり、お得です。
10月以降も設定のあるドラ割の種類。
下記リンクをご覧いただきたいのですが、10月以降も往復+周遊、または周遊のみが定額のドラ割が多数用意されています。新潟、信州、東北、北海道と、各地の観光地を回るには、素晴らしいプランです。
平日で高速料金の割引が少ない場合などは、大きな恩恵を受けることになりそうです。
事前の調査不足、我が家の失敗・・・
しかし、我が家の場合は失敗しました。
ドラ割申し込みまでの顛末は以下の通りです。
- 土日に軽井沢往復を計画する。事前に柏IC→松井田妙義ICの休日料金を調べると、3,980円であった。
- であれば、往復で3,980円×2=7,960円 であるはず。
- ドラ割を調べると、ぐぐっと群馬フリーパスが6,000円であり、首都圏往復+群馬県内乗り降り放題が付いている。その上、サービスエリアでコーヒーの割引等もあり、お得!
- 飛びついて申し込んだ。
これはこれで、良い判断だったと思っていたのですが、柏ICから松井田妙義ICのETCゲートを降りた際に、表示された金額を見て驚き。
あれ?2,700円って出たなぁ。
往復で6,000円払ったんだよね?
損、じゃない?
そうなんです。往復だけでも得・・・と思ったのですが、柏からの常磐道と、外環道の料金は対象外でした。私は常磐道と外環道を合算した金額で比較したために、元々比較対象として不適切な金額で検討していたのでした。まあ、ちょっと損だが、途中のコーヒーを割安で飲めたので良いか。と、思いました。
自らの選択ではあるが、悲劇は復路で。
さらなる悲劇は松井田妙義ICからの復路で発生します。
この日は、長野、新潟方面からの関越道上り線で、なかなか大きな渋滞が発生していました。坂戸西を先頭に30kmほど。さらに所沢付近でも10kmほど。東京までは2時間以上と表示されています。
それでは、北関東道で迂回して、東北道を使って南下することにしましょう。
すると、佐野手前で事故発生の一報。さらに館林から岩槻まで渋滞しているとのこと。これも2時間以上かかりそうです。
もう、先払いしてしまっているけれど・・・佐野から柏は下道でも1時間半程度。食事もトイレも好きなところに行けます。
仕方ない、佐野田沼で降りようか。
群馬周遊プランを先払いし、復路を非常に中途半端な栃木県内で降りたことで、これで復路の条件を満たさないことが確定しました。
NEXCO東日本さんの設定する範囲は、下の通りです。
(NEXCO東日本ホームページより引用)
周遊プラン代と、下仁田から佐野田沼の高速料金がダブルで発生するはずです。
結果的には、かなりの損失となりました。
いや、金額以上に、お得だと思ってわざわざ申し込んだものが裏目に出たのが、自分の中で残念な気持ちで一杯になります。
まあ諸々、予測が甘かった・・・ということです。
教訓その1.きちんと対象エリア内の料金、条件で比較する(当たり前です・・・)
教訓その2.事故渋滞に巻き込まれた場合のリスクを覚悟しておく。
こんな失敗するのは自分くらいかな・・・(笑)。もし、皆様も検討される際はお気を付けください!