親族の家の手伝いのため、君津市を訪問してきました。台風15号の直後は、3日間の停電と猛暑に悩まされたようですが、君津の市街地は日常を取り戻しつつあります。馴染みのお店も全てオープンし、ガソリンの給油制限や、行列なども一切ありませんでした。ただ、行ってみて少し気付いた点などを記録しておきます。
アクアラインは空いている。しかし・・・
今日はアクアライン経由で君津に向かいました。本来であれば3連休の中日。激混み必至の日です。時刻は9時少し前。川崎浮島のジャンクションから混んでいても不思議ではありません。
ただ、今日はこんな感じで全く渋滞はありませんでした。
やはり、観光どころではない、と自粛されているのでしょう。これはこれで、営業再開したお店にとっては痛いところです。
ただ、少し進んで木更津金田ICの出口は大渋滞でした。残念なのは、電気工事業者さんの車も混ざって並んでいたことです。木更津金田ICはアウトレット渋滞で有名ですので、袖ヶ浦ICや、木更津北ICを利用した方が・・・と思うのですが、その辺の情報共有は行われていないようです。
袖ヶ浦IC出口も混んでいました。観光客というより、地元がこちらの人が様子を見に来て・・・という行列でしょうか。
あとは、木更津南ICも渋滞の表示が出ていました。珍しいことです。
私達の最寄りの君津ICは、全く列がありませんでした。木更津南で降りるなら、君津で降りた方が、君津や木更津の市街地へも早く着きそうでした。
手伝いを終えて、君津の市街地から富津、金谷方面へ。
親族の家の片付け、手伝いなどを行います。幸い、大きな問題はなく、予定より早く作業が終わりました。市街地の様子を見ていきます。
君津の駅前通り。ガラスと外壁に被害が。
屋根の被害は至るところで見られます。屋根屋さんが至急必要ですが、かなりの待ち期間になるのではと懸念しています。
信号機 一部地域消灯あり、となっていますが、少なくとも君津~富津の主要道路はほぼ復旧していました。
自動車販売店の窓と屋根に被害が出ています。
あとは、ファミリーレストラン。無事なお店がほとんどなのですが、局地的に被害が大きく、気の毒です。
しかし、台風が来たのが深夜だったのは不幸中の幸いかもしれません。人がいたらと思うとゾッとします。
君津から南下し、富津の竹岡付近です。この辺に来ると、停電が目立ちます。
一般道も高速道路も、問題なく通行できるのですが、電気だけ通っていない状況。JR内房線も開通しています。
お気に入りの店の、「漁師料理 かなや」。復旧したら、ぜひ皆さん足を運んでいただきたい!眺望抜群で美味しい店です。
金谷港まで来ました。港近くのレストラン、売店などの屋根がはがれ、駐車場に落ちてしまっています。
ここも有名なスポットです。金谷港のBlue Fishというレストラン、お土産屋さんです。
建物も比較的新しいのですが、このように被害を受けてしまいました。ここも復活次第行ってみたいと思います!
神奈川の久里浜港からの船は、問題なく到着していました。一日でも早く復旧して、観光で千葉が、以前にも増して明るくなればと祈っています。
帰り道、大貫駅近くでは地元のお祭りが行われていました。電気も通っていない地域ですが、なるべく通常通りに過ごして、きちんと感謝の祈りを伝え、今後の幸福を祈りたい・・・という思いで、皆さん参加されていたのだと思います。印象的な光景でした。
君津から富津までを見てきて思ったこと。
何かボランティアとして、出来ることがあれば。と思っていましたが、率直な感想としては素人にはお手伝いできない部分が多いと感じました。瓦礫や泥が多いわけではなく、屋根と外壁の修繕、そして電気の復旧が喫緊の課題です。素人が屋根に登れば、二次災害の危険が高まり、余計迷惑を掛けることになります。
水、食料は主要道路がすいすい通れる状況ですので、物流の問題よりも、停電により冷蔵品の納品を控えていることによるものでしょう。地元の方も、君津市内まで出れば何でも揃うのは分かっているだけに、歯がゆい思いをされていると思います。君津市内もガソリンは既に行列もなく、通常の給油ができる状態でした。
まずは停電の復旧と、同時に屋根屋さんを優先的に手配して欲しいですね。被害が目立つ写真ばかりを掲載しましたが、実際は大丈夫なところとそうでないところの差が大きいです。無事なところは、いち早く復旧し、しっかりと観光客をお招きしたいはずです。
このブログでも、基本的には毎月房総地域には足を運び、復旧の様子をレポートしたいと思います。また、引き続き停電解消までは千葉県内の旅行記のアップを続けたいと思います。
同じ千葉県民として。頑張りましょう!
※よろしければ、ふるさと納税でのご支援もご検討いただければ幸いです。