子連れM氏の旅行ブログ

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東京の隣の宿場町。草加をぶらぶら半日散歩。(2024年6月の記録)

皆さんこんにちは!蒸し暑い日が続きますが、如何お過ごしでしょうか?次男、次女を連れて、近場のドライブ。どこに行こうかな・・・ということで、今回は埼玉県草加市に行くことにしました。草加せんべいや、松原団地など東京のベッドタウンのイメージでしたが、予想外に歴史的な雰囲気を色濃く残す宿場町。美味しいお店や貴重な体験もでき、面白い散歩になりました。

 

今回のルート

柏(地点A)→草加(地点B)→柏(地点C)ということで、ドライブとしては単純に草加市までの往復です。片道1時間弱で、ちょうど良い週末のドライブでした。

 

ちなみに駐車場は草加駅前のりそな銀行近くのタイムズで。

 

屋根のあるスペースがあり、夏場の駐車には最適です。車に戻ってもすぐに冷房が効き、快適にドライブがスタートできます。

 

草加の旧町地区をぶらぶら散歩。古いだけではなく、おしゃれな店も多い。

さあ、りそな銀行近くのコインパーキングに駐車し、散歩をスタートします。時刻は11時半前、ランチも食べられそうです。

ちなみに今回の散歩ルートは以下の地図のような感じです。

(上の地図は、草加市観光ガイドブックより抜粋させていただきました)

 

駐車場を出て、旧日光街道方面に向かいます。駅前通りは首都圏の主要なベッドタウンの駅と似た雰囲気。草加は東京都足立区に隣接し、人口24万人程度。草加駅には東武スカイツリーラインの急行も停車し、都心に直通しています。

 

さて、旧日光街道に入りました。一転して、味のある古い街並みに変わります。

 

こちらは藤城家という有形文化財。明治記の町屋建築として貴重な建物のようです。

 

通りには非常に古そうな案内標が。

 

千住町まで○○里○○町、越ヶ谷町まで○○里○○町と書かれています。いつから立っているのでしょうか。

 

日光街道の本陣はここに置かれていたようです。江戸を出て、千住宿草加宿→越ヶ谷宿→粕壁(現・春日部)宿→杉戸宿・・・と続いていく日光街道スカイツリーラインの急行停車駅のようです。

 

さて、ちょうど11時半ということでランチにします。旧日光街道にある「洋食屋 アターブル」へ。場所は以下の地図の通りです。

 

外観はこのような感じです。草加は古い建物をリノベーションして新しいお店などに活用するよう取り組んでいるようで、旧街道の活性化につながっていますね。

 

私はハンバーグステーキを注文。とてもジューシーなハンバーグで、幸せになりました。サラダのドレッシングも美味。

 

次男の注文したオムライス。これも良さそう。

 

次女はお子さまランチです。食後にアイスも付いて、お得です。

 

コーヒーも美味しく、ゆっくりできました。そして和室の丸テーブルというのも良いです。家で食べているような感じで落ち着きました。

tabelog.com

 

食後、少し旧日光街道を戻るような感じで、ecoma coffeeで珈琲豆を購入。場所は以下の地図の通りです。

 

こちらも古めの建物をリノベーションして開店したような感じです。先ほどの「洋食屋 アターブル」と同様に開店6周年とのことでした。

 

このような、エチオピアの珈琲豆を購入。爽やかな味だということで、飲んでみるのが楽しみです。

 

さて、草加松原方面に向けて散歩していきます。味のある店が多いです。

 

もちろん、草加せんべいのお店も点在しています。看板のせんべいがリアル。

 

この先のカーブを曲がると、県道に合流して旧町地区は終わりです。

 

旧町地区の最終地点にある「おせん公園」には、草加せんべい発祥の地の碑がありました。

 

草加松原の散歩と、まつばら綾瀬川公園での水遊び!

旧町地区から信号を渡ると、綾瀬川沿いの草加松原となります。入り口に芭蕉庵という休憩施設があります。

 

望楼が特徴的。この存在自体は何度か車で通ったときに気付いていましたが、ゆっくり散歩して見るのは初めてです。

 

望楼の中にも入ることができます。

 

夏場は若干暑いですが、木の香りがして良いです。

 

上からの眺めはこのような感じ。松原と街並みが見渡せます。

 

大分暑い日でしたが、風鈴の音色に癒されつつ歩いていきます。

 

草加松原の遊歩道は主要な道路を太鼓橋で渡ることができます。上からの眺めも爽快です。

 

この太鼓橋を渡って、さらに松原を散歩していきます。

 

東京近辺にしては、かなり立派な松林が続きます。市民の方々がランニングをしたり、良い空間です。

 

松原の途中のハープ橋から、まつばら綾瀬川公園に行くことにしました。場所は以下の地図の通りです。

 

ここは綾瀬川のせせらぎの近くで、桜の木も多いです。お花見シーズンも良さそうですね。

 

木の下でお弁当を広げて食べている方も多かったです。

 

そして、暑かったので水遊び!すぐ乾くから・・・と、広場で思いっきり遊ばせました。

 

ひとしきり遊んだ後は、もう少し北に歩きます。こちらは著名な日本文学研究者、ドナルド・キーン氏が名付けたという漸草庵。中では冷たい抹茶とお菓子がいただけるようです。

 

静かで良い空間でした。散歩の休憩に最適です。

 

「伝統産業展示室 ぱりっせ」でお土産購入とレザークラフト体験。

さて、松原の北端付近に「伝統産業展示室 ぱりっせ」があります。場所は以下の地図の通りです。

 

内部はこのような感じで、草加せんべいや、特産の革製品が売られています。トートバッグなどもお洒落で良い感じの製品があり、かなり惹かれました。

 

篠原ともえさんがデザインした、エゾシカ革の着物が展示されていました。格好良いです。

 

革製のカナディアンカヌー。その他にも革製品の歴史などが解説されており、見ごたえのある展示でした。

 

そして、月1回の第4土曜日に開催されているというレザークラフト体験。運よく開催されていたので、体験してみます。革を湿らせ、手で整形していきます。小学生でも意外と簡単にでき、20分ほどの所要時間ですのでお勧めです。出来上がりもお洒落。

 

さて、帰りは獨協大学前(草加松原)駅からスカイツリーラインで草加駅まで戻ります。1区間のみ電車に乗りました。

 

各駅停車のみの駅にしては、お客さんが多く立派な駅です。日中は10分間隔の様子。

 

日比谷線直通の中目黒行きが来ました。これであっという間に帰れます。

草加駅からは、再び車で帰宅です。それにしても、ここまで充実した観光が出来るとは思っていませんでした。近場のベッドタウンと思いきや、知らない魅力がある良い街でした。自宅近辺にも色々な街がありますので、少しずつ開拓していきたいですね。それではまた、次回の記事もよろしくお願いいたします!