魚沼地方と野沢温泉への旅も、旅館さかやでのチェックアウトまでの僅かな時間となりました。若干の名残惜しさがありますが、チェックアウトが11時なのがせめてもの救い、ゆっくりと野沢温泉の朝を味わい、帰宅することにします。
前回までの記事↓
野沢温泉の朝市も、なかなか味わい深いものでした。
旅館でいただいたパンフレットで、野沢温泉でも朝市が開かれることを知りました。
GoToトラベルの地域共通クーポンもありますので、早速行ってみます。
野沢温泉の中心街にこのように朝市が出ています。秋の味覚のキノコとか、野沢菜を中心に様々な商品が販売されています。
美味しいコーヒーやパンも。チョコチップクッキーなども買いながら、良い朝でした。
野沢温泉の外湯めぐりを満喫!
一度旅館に戻り、朝ご飯を頂きました。朝ご飯の内容は前回の記事をご参照ください。
朝食後に外湯巡りです!
まずは、旅館の隣の大湯へ。
やや熱いですが、新鮮な源泉がドバドバと出ています。旅館の隣だけあって、泉質は旅館さかやのあつ湯に入った感覚と同じでしたが、外湯の雰囲気もこれまた良いです。
一応成分表を撮影していたので、掲載しておきます。硫黄泉でしたが、ややアルカリ性。妻は野沢温泉の湯を絶賛しています。
続いて、河原湯へ。こちらもかなり熱い湯でした。地元の方が、この辺りがややヌルいよ!と、場所を譲ってくださいました。ありがとうございます。
泉質は同じく単純硫黄泉なのですが、お湯がやや緑色をしているように見えました。少し違う泉質のように感じます。
さて、更に温泉街を下っていき、上寺湯。ここが一番「効くなぁ!」という感じ。ピリっとくる熱さがクセになりそうなお湯でした。
上寺湯で一緒に入った方が、「一番入りやすい温度なのは、熊の手洗い湯だよ!」と教えてくださいましたので、更に下って熊の手洗い湯へ。
確かに、ここは40℃そこそこな感じで、大変入りやすかったです。ここもやや緑がかった色に見えましたが、光の加減かもしれません。いずれの湯も、源泉100%かけ流しで、言うことない名湯ですが。
最後、旅館に帰る途中で麻釜湯にも立ち寄りました。ここも新鮮な湯の花が舞う、良い硫黄泉でした。
正直、どの湯も甲乙つけ難いところ。そんな悩みを旅館に持ち帰る・・・という、本当に贅沢な体験ができる、本当に野沢温泉は良い所です。
野沢温泉街を散歩しながら、お土産を購入。
野沢温泉の温泉街は、起伏に富んだ街並みで、これも大変趣があります。
とりあえず、麻釜方面に散歩しましょう。途中、お土産屋さんでたっぷりとお土産を購入しました。以前、このお土産屋さんで焼きトウモロコシを購入しながら、スキー帰りに散歩した記憶もあります。冬に野沢温泉を訪れた記録も、いつかご紹介できたらと思います。
名物の麻釜です。地元の方が活用している源泉。湯けむりが漂います。
麻釜の奥にたたずむ、御嶽神社です。湯けむりが漂い、良い雰囲気です。
真正面のお土産屋さんで、温泉玉子も販売されています。若干の硫黄の香りがして、大変美味しいものです。
秋に野沢温泉を訪れるのは初めてでしたが、本当に良いですね!
高低差があるので、色んな角度から温泉街を楽しむことができます。楽しい街です。
野沢温泉は開湯700年の歴史があると言われている大変歴史のある温泉です。その魅力を改めて堪能した午前中でした。
野沢温泉から帰宅までのルート
さあ、ここからは帰宅です。帰りのルートはこのような経路になりました。
野沢温泉からは塩沢石打ICから関越道に乗るのが、関東までの最短距離となります。今回は、関越道が結構な渋滞でしたので、途中の鶴ヶ島JCTから圏央道を経由し、東北道に迂回するルートを取りました。
途中、栄村の「道の駅さかえ」でシャインマスカットを使ったスイーツを購入。これは美味しそうでした。(子供たちが全て食べたため、確かめられず・・・)
直売所でキノコやリンゴなどを購入し、ここでGOTOトラベルの地域共通クーポンは使い切りました。
関越道に乗って、埼玉県に入り上里SAで休憩です。14時頃でしたが、遅めの昼食を取りました。
ただ、結構大きいSAでも地域共通クーポンは使用できない状態なのですね・・・
長野県内で使い切っておいて正解でした。
上州ぽ~く亭の「溶岩焼きロース・バラ豚丼」です。帯広の豚丼を思い出す味わいで、かなり満足です。
その後、日曜日の午後で少し車の流れは悪かったものの、夕方には柏に到着。距離は往復で653kmと、結構走りましたが疲労感はあまりありません。振り返れば、迫力ある彫刻と自然。そして、温泉の恵みを堪能しきれた、良い2日間でした。
また良い旅がしたいものです。それでは!