紅葉にはちょっと早いけれど、どこか良い温泉に行きたい!涼しくなってきたので、長湯しても気持ちよさそうだし!ということで、長野県の有名温泉地、野沢温泉に行ってきました。今回の記事では、野沢温泉到着までのドライブの様子をご紹介します。
- ルート
- 越後のミケランジェロ、石川雲蝶の傑作が堪能できる西福寺!
- 八海醸造の雪室見学ツアーは無料でした!試飲コーナーも充実です。
- 十日町の小嶋屋総本店で、へぎそばと油揚げ。
- 神秘的な色の龍ヶ窪に感動。
ルート
野沢温泉は、下の地図上のF地点にあります。関東からは新潟県側からアクセスした方が便利ですが、長野側の飯山市から入っても便利。気分で選んでください(笑)
今回我が家は新潟側から。大和スマートICで関越道を降り、魚沼地方の観光地を巡ります。雨天なので屋内施設メインですが魚沼~十日町~津南と回るルートは景色も良く、楽しかったです。
越後のミケランジェロ、石川雲蝶の傑作が堪能できる西福寺!
我が家の柏を出発して3時間半ほど。雨天ですので行楽の渋滞もなく、塩沢石打SAで休憩です。見えている山は朝日岳?いや、手前の舞子スキー場の山でしょうか。
やはり関越トンネルを抜けて新潟県に入ると、旅も本番という感じでテンションが上がりますね!
大和スマートICを降り、石川雲蝶の彫刻で有名な、西福寺開山堂へ。
石川雲蝶は、幕末期に活躍した越後の名匠です。越後の三条(今の新潟県三条市)を拠点に活躍し、彫刻や、襖絵などの名作が今でも新潟県内各地に残っています。ただ、雲蝶の住まいは三条の大火で燃えてしまい、肖像画や人となりなどが分かる資料が残されていません。最近は、越後のミケランジェロ!などと呼ぶ人もおり、少し有名になってきているのかな?という感じもします。
境内の様子です。
こちらの鐘楼も良いです。鐘楼には雲蝶と並ぶ彫刻の名手、小林源次郎作の彫刻が施してあります。また、「勅許」の銘が打ってあり、戦時中も重要美術品として認められ、お寺に帰ってきた鐘だそうです。
袈裟のようにコケが。
開山堂内部は写真撮影禁止ですが、この向拝の彫刻もすごい。
西福寺ホームページより引用させていただきましたが、堂内の大彫刻、「道元禅師猛虎調伏の図」。透かし彫りの繊細さに感動しました。
子供達も「またお寺?」というリアクションだったのですが、この彫刻を見る頃にはそんな発言は全く聞かれなくなりました(笑)
それにしても、新潟県内に点在する雲蝶の作品。もっと見てみたいものです。
八海醸造の雪室見学ツアーは無料でした!試飲コーナーも充実です。
まだまだ冷たい雨は止みません。ということで再び屋内スポットへ。日本酒の八海山で有名な、八海醸造の運営する「魚沼の里」に行きます。
「魚沼の里」自体は広大な敷地にレストランや農園、ビール工房などが点在する空間ですが、今回は八海山雪室を見学します!
八海山雪室の建物には、おしゃれな雑貨屋さんとお土産屋さんも併設。
八海醸造の日本酒も沢山。そして、この樽の中には米焼酎が貯蔵されています。お酒の良い香りがして最高!
カウンターでは各種日本酒と焼酎の試飲ができます。運転手の私にはノンアルコールの甘酒を出していただきました。日本酒を試したかったところですが・・・甘酒も本当に美味しかったです。
雪室見学ツアーが始まりました。見学ツアーは30分毎で定員は10名までですが、無料で参加できます。
これが日本酒を冷温貯蔵する雪室の内部です。3月にブルドーザーで搬入した雪が、まだ残っています。これが1月まで残り、また春になる前に雪を搬入し、満杯にするそうです。
お酒もこのように一杯貯蔵されています。雪室3年という種類の八海山を買いましたが、今から飲むのが楽しみです!
雪室の内部の気温は5℃ちょうど。巨大な天然の冷蔵庫です!
十日町の小嶋屋総本店で、へぎそばと油揚げ。
さあ、昼食の時間です。有名なへぎそばを食べに、小嶋屋総本店にやってきました。
やはり新潟に来たらこれを食べねば!へぎそばです。のど越しが最高ですね。
栃尾の油揚げも注文しました。美味い!
神秘的な色の龍ヶ窪に感動。
十日町の小嶋屋総本店を出て、野沢温泉に直行しようかとも考えました。が、雨も上がりましたので、津南町の龍ヶ窪に立ち寄ります。
龍ヶ窪の名水ということで、名水スポットとして有名なようです。遊歩道を少し進むと、名水スポットが。スッキリとした味わいでした。
遊歩道はウッドチップが敷いてあり、子供にも歩きやすい道でした。
その道を進んでいくと・・・龍ヶ窪です。
紅葉が少しだけ始まっています。それを映した水面も素晴らしいです。
龍ヶ窪の奥にはこんこんと水が湧いているスポットがありました。1日43,000トンの水が湧いており、毎日龍ヶ窪の水が入れ替わっている計算になるそうです!
感動的な色を楽しめました。立ち寄って良かったです。
この後は、ゆっくりと国道を進み40分ほどで野沢温泉に到着します。野沢温泉での宿泊の様子は、また次回にご紹介します。
それでは!