皆さんこんにちは!10月も半ば、気温も涼しくなってお出かけ日和となってきました。今回は大分昔の話・・・2005年に稚内へのドライブ記録です。
当時は学生で、突如遊びに来た友人と「宗谷方面に行ってみよう!」と盛り上がり、早朝出かけた懐かしい思い出です(笑)
- ルート
- 快走路のオロロンラインをひたすら北上!
- 日本最北端の市、稚内市内を観光!(稚内公園、稚内駅)
- 昼はかなり奮発し、南稚内で寿司ランチ!
- 日本最北端を目指して、さらに北上!宗谷岬へ。
- 油分タップリの豊富温泉で、疲れを癒して帰宅!
- ちょっと遅い夕食。あさひかわラーメン村で旭川ラーメンをいただきます。
ルート
札幌を出て、往路は石狩から留萌を通る、通称オロロンラインという道路で稚内まで。稚内公園や稚内駅を観光しつつ、宗谷岬に到達します!
宗谷岬からは帰り道、豊富温泉の日帰り温泉を堪能し、旭川のラーメン村で晩御飯。あとはひたすら走り、札幌帰着です。
学生ですので全て一般道で。札幌を5時頃出発し、稚内着が11時半頃。宗谷岬を出発したのは14時半頃で、旭川到着は21時。というようなコースです。札幌到着は深夜ですね。体力がありました(笑)
快走路のオロロンラインをひたすら北上!
札幌を出発して、まずは隣町である石狩市のイオンで朝食を買い出します。誰もいない広大な店内ですが、煌々と灯りが。今は24時間営業していないかもしれません。時代を感じます。
時代を感じるといえば、イオンの入り口にこんな看板も。
なぜイオンで「阪神がんばれ」なのかは、謎でした。当時の日本シリーズはロッテが相手でしたね。福浦の大活躍などもあり、ロッテの圧勝でした(笑)
車はさらに北上。南北に長い石狩市を北上します。日の出の時間になりました。
国道213号で、石狩川を渡ります。いよいよドライブの本番です。
日本海を左手に見ながら快走。
これは恐らく、石狩市の北端にあたる雄冬岬です。かなり険しい崖が海に迫っており、迫力のある景色が続きます。
ひたすら快走路ですが、スピードには要注意。
留萌を過ぎると、道は平坦になってきます。風力発電も目立ち始めました。
道の駅 えんべつ富士見で休憩します。「ももちん」って何のキャラクターでしょう?ゆるキャラの先駆けかもしれません。
スピードオットセイ?
北海道らしい道です。
北上を続けます。幌延町のオトンルイ風力発電所を見ながら走り抜けます。今は休憩所なども作られて、写真も撮りやすいようですね。
稚内市抜海の街に入る前に、烏帽子型の岩が。この辺りに抜海岩陰遺跡という、土器が多数出土した遺跡があるそうです。
抜海名物、は食べたことがありませんが、看板に描かれているアザラシは学生時代に実習で数えさせられたなぁ・・・猛烈に寒かったのを記憶しています。
日本最北端の市、稚内市内を観光!(稚内公園、稚内駅)
長い長いドライブもいよいよ目的地。稚内市に到着しました。
稚内市は人口35,000人程度の街です。関東の感覚からすると小さな街に思えますが、宗谷地方の中心地で漁業関係や畜産関係の仕事で訪れる人も多く、人口の規模にしては商店が多い印象です。
街中のスーパーで美味しそうな魚が売られています。近くに良いキャンプ場も沢山あるので、こんな食材を市内で仕入れてキャンプ!なんてのも贅沢ですね。
とりあえず、市街地を一望できる稚内公園に立ち寄りました。稚内港から、利尻・礼文への船が出ています。また、サハリンへもチャーター航路が年数回出ています。昔はここから樺太への定期航路が出ていたんだな・・・としみじみ。
北を向くと、樺太島民慰霊碑「氷雪の門」の手前に、望郷の念を刻んだ石碑があります。稚内からたった約43km先に、サハリン(樺太)があります。
10月下旬の稚内。紅葉も綺麗でした。良い所です。
次は稚内駅に行ってみましょう!青看板にロシア語の記載があるのも稚内らしいですね。
こちらが2005年当時の稚内駅です。今はすっかり新しくなったようですが、この当時の駅舎もなかなか良い味を出していますね。
もちろん日本最北端、稚内駅です。
国土の端っこを中心に描いた地図を見ると、少し価値観が変わる感覚がします。これは与那国島でも味わった感覚ですが。
昭和を感じる駅名標です。まだ残っているでしょうか?
まさに終着、稚内。という雰囲気で大好きでした。
レールは紛れもなく、ここが最北端です。
最北端の線路、の看板から駐車場の向こうには北防波堤ドームが見えています。当時はこれが観光名所だとは知らずに、スルーしてしまった・・・(泣)昭和初期の名建築です。
札幌行きの特急が当時は4往復もありました。特に、最後の22時発は夜行の急行です。
昼はかなり奮発し、南稚内で寿司ランチ!
やはり、稚内は海産物が美味しい街ですのでお寿司を食べよう!ということで、南稚内駅近くの「寿し処 へそまがり」へ。
学生の分際で、奮発してしまいました。が、ものすごく美味しかった記憶があります。また行きたい・・・
ウニもイクラも大トロも、最高でしたね。
日本最北端を目指して、さらに北上!宗谷岬へ。
稚内市街地から宗谷岬へは、さらに40分ほどです。途中、稚内空港を通り過ぎます。
新千歳からの路線が多いようです。また、日によって羽田からの直行便もありますので、いつか乗ってみたいと思います。
富磯という集落に差し掛かりました。風力発電が立っているのは宗谷丘陵です。
多分、このセイコーマートが最北端のコンビニでしょう!ということで、富磯のセイコーマートを撮影。
そして、いよいよ宗谷岬に到着です!
はるばる来ました。本当に遠かった・・・けど、嬉しい瞬間です。
空気が澄んで晴れた日には、サハリンがはっきりと見えるはずです。間宮林蔵が樺太方面を今も見つめています。
日本最北端を謳う店がたくさん(笑) ただ、オフシーズンの夕方だからでしょうか、人気はありません。
www.welcome.wakkanai.hokkaido.jp
油分タップリの豊富温泉で、疲れを癒して帰宅!
宗谷岬からは復路です。帰りは夜ですので海沿いではなく、途中に街の多い国道40号線経由で帰宅することにしました。
途中、豊富温泉という特徴ある温泉があるので、入って帰ります。
豊富温泉は、1926年(大正15年)、石油試掘時に天然ガスとともに噴出した温泉です。
とても油分が多く、確かに灯油のような匂いがします。かなり特徴ある温泉で、好みは分かれるところ(笑)
ただ、私は大好きな温泉です!関東からはなかなか行けませんが・・・
この時は、ニュー温泉閣ホテルの日帰り温泉を利用しました。
(画像はホテル公式ホームページより引用させていただきました)
料金も510円とホームページに出ています。当時とさほど変わっていませんね。
ちょっと遅い夕食。あさひかわラーメン村で旭川ラーメンをいただきます。
結構疲労困憊してきましたが(笑)旭川に到着。ラーメン村なら間違いない!ということで、あさひかわラーメン村へ。
旭川ラーメンは醤油ベースです。札幌、函館と並んで、北海道を代表するラーメンの一つ。いし田のチャーシュー麺をいただきます!
疲れた体には浸みる・・・本当に美味しかったです。
今でも有名店が沢山入っているようです。旭山動物園の観光の後など、立ち寄るのに便利な場所ですので、ぜひお勧めです。
ラーメンをたっぷり食べて、札幌には深夜に到着しました。稚内の異国情緒も感じられ、とても充実した旅。またいつか、最果て感漂う場所に行ってみたいものです。
それでは!