連日にわたりお届けしてきた、北海道&東日本パスのご紹介記事も、今回が最後です。当時は若かったため、かなりハードな移動を試みていますが、この切符を利用してのんびり鈍行列車で回るもよし、格安で楽しい移動ができる切符です。
本日は、会津若松市内を観光し、お昼前に磐越西線に乗車し新潟まで。新潟からは信越本線の快速で長岡へ。長岡からは上越線、高崎線を乗り継ぎ、千葉県内の実家まで帰省するルートです。
会津若松市のシンボル、鶴ヶ城を見学。
朝、会津若松駅前からバスに乗り、鶴ヶ城に向かいます。年の瀬の会津若松駅前。雪は多いものの、タクシーやバスが慌ただしく行き来しており、活気を感じました。
バス停から、鶴ヶ城に向かいます。石垣越しに天守閣を見上げて。
雪が積もっていて分かりませんが、現存する天守閣では珍しく赤瓦なのだそうです。
天守閣には登ることもでき、市内の眺望が楽しめます。
戊辰戦争のことに思いを馳せるのはもちろんですが、街並みを見ているだけで歴史を感じます。やはり、古くからの城下町は良いですね。
鶴ヶ城を見学した後、白虎隊伝承史学館に行きました。飯盛山の入り口付近には、白虎隊の歴史を伝える記念館が複数あり、歴史を学ぶことができます。
小規模な館内でしたが、会津藩の歴史を学ぶことができました。旧幕府軍は、現代の歴史では抵抗側だったのですが、果たして。いろいろ考えさせられました。
そして、この寒さの中そばソフトを買って、外で食べたのも良い思い出です。
あとは、関東へ帰るのみ。ただ、冬はなかなかスムーズには帰してくれません。
雪は絶えず降り続けていましたが、列車は順調に新潟駅に到着。
駅弁を購入し、昼食としました。鮭はらこ弁当。大変美味しかったです。
新潟から長岡までは、昔の特急列車を流用したような快速列車で非常に速く、快適でした。
スムーズに長岡駅に到着です。向かいには懐かしい車両が止まっていますね。
長岡から先は、どんどん雪の量が増えます。
まさに豪雪地帯。やはり雪の量としては、山岳部を除いてはこの辺りが一番多いのでしょうか。まだ12月ですから恐れ入ります。1、2月とさらに積雪は増えるのでしょう。
この駅はどこか忘れてしまいました。おそらく六日町辺り。列車は遅れはじめていました。
この後、大雪のために越後湯沢で列車は打ち切りとなりました。
水上まで行かないと、高崎行きの上越線に乗り換えられないのですが・・・
と思っていたら、なんと高崎まで新幹線に振り替えられました。奇跡。
青春18きっぷのような、この切符で新幹線に乗るのは違和感がありますが、お言葉に甘えることにしました。
結局、高崎駅は予定よりむしろ早い到着となり、その後は高崎線で大宮、その後東武野田線で実家に帰宅しました。
もちろん、もっと観光したいところはたくさんありましたが、移動自体が非常に楽しかった旅でした。子供たちが大きくなったら、また夫婦でこんな旅をしたいな・・・と思う、今日この頃です。
それではまた!