皆さんこんにちは!今回も冬の福井ドライブの続きです。福井市内のアットホームなホテル、リバーサイドすづやで1泊してから、2日目は永平寺と越前海岸などをドライブします。
前回の記事↓
- 今回の旅程
- 2日目のルート
- 曹洞宗大本山の永平寺にて、歴史の重みを感じます。
- 戦国時代の街の様子が垣間見える貴重な遺構。一乗谷朝倉氏遺跡。
- 絶景の越前海岸旅情公園
- 越前かに・・・はお高くて、せいこがにの丼をいただきましたが、美味しい!
- 侵食作用が生んだ芸術。呼鳥門。
今回の旅程
1日目:柏→東京から東海道新幹線で岐阜羽島駅→レンタカーで三方五湖へ、ジェットクルーズ船で観光→三方五湖レインボーライン→常神半島→千鳥苑(へしこ)→日本海さかな街、味世司で海鮮丼→福井市内ホテル、リバーサイドすづやにチェックイン→ヨーロッパ軒総本店(夕食)→リバーサイドすづや泊
2日目:福井→永平寺→一乗谷朝倉氏遺跡→かに八(ランチ)→越前海岸(呼鳥門)→あわら温泉 つるや泊
3日目:あわら温泉→東尋坊→岐阜羽島駅→東海道新幹線、常磐線経由で柏
今回は2日目の様子をご紹介します。
2日目のルート
福井市内、リバーサイドすづや(地点A)→永平寺(地点B)→一乗谷朝倉氏遺跡(地点C)→越前海岸旅情公園(地点D)→かに八でランチ(地点E)→呼鳥門(地点F)→あわら温泉 つるや泊(地点G)
歴史ある永平寺からスタートし、越前海岸の絶景も楽しめる良いルートでした。
曹洞宗大本山の永平寺にて、歴史の重みを感じます。
福井市内を出発し、永平寺までは30分ほどのドライブです。場所は以下の地図の通りです。
市内よりは少し雪が多く、凛とした空気に包まれています。
永平寺は言わずと知れた曹洞宗の総本山。鎌倉時代の1244年に道元により開かれたお寺です。現在も禅を志す修行僧が毎年100人ほど入山してきて、修行に励んでいるところです。敷地は約10万坪と広大です。
観光客が見られる境内の図はこのような感じです。(永平寺門前観光協会ホームページより引用)
通用門から入り、この吉祥閣という建物で受付を済ませて拝観します。
樹齢500年以上と言われる杉の大木の向こうに、唐門が見えます。本当に静かで落ち着いた空気が漂っていました。
そして傘松閣の大広間へと進みます。天井には日本画家144名による230枚の花鳥風月画が描かれており、見事。今のカメラで撮影したら、もっと豪華な感じに撮れたと思います。
花鳥風月画の中から、鯉・唐獅子・リスの三種類の絵を見つけると願いが叶うそうです!
傘松閣を出て、綺麗に磨き上げられた廊下を進んでいきます。
こちらが法堂で、毎朝の読経が行われる場所です。
中央に本尊の聖観世音菩薩が祀られ、階段の左右には阿吽(あうん)の白獅子が配されています。天蓋には中国宋代式の八面鏡が付いています。
永平寺の台所、大庫院前には大きなすりこぎが吊り下げられています。3回なでると料理上手になるとの言い伝えが。
冬のひんやりした空気が似合う、素晴らしい空間でした。
参拝後、永平寺の門前町で朝ご飯代わりのお蕎麦をいただきました。ただ、そこの記憶はあるのですが記録が全く無く(泣)。具体的なご紹介は控えます。
戦国時代の街の様子が垣間見える貴重な遺構。一乗谷朝倉氏遺跡。
永平寺の次は、一乗谷朝倉氏遺跡を回ります。場所は以下の地図の通りです。
一乗谷は、戦国武将の初代朝倉孝景が本拠地として以来、5代103年にわたり朝倉氏の拠点となったところです。中世の越前の中心として繁栄し、全盛期には人口1万人を数えたとか。朝倉氏は5代義景のときに織田信長に滅ぼされてしまい、一乗谷は忘れ去られたようになってしまいますが、昭和42年の発掘調査で埋もれた城下町跡が発見され、現在に至っています。
発掘された礎石の上に、このように復元された街並みが再現されています。戦国時代の建築資材と、当時の技法を用いて造られており、井戸なども復元されています。
あまり人の訪れることのない冬だからこそ、しみじみと当時の様子に思いを馳せることができました。
職員の方が、見学しやすいように除雪をしてくれています。
町屋や武家屋敷の内部も忠実に再現されており、本当に面白いところでした。
復元町並から橋を渡り、朝倉義景館跡に進みます。
こちらは雪が融けないと、建築跡などは分かりませんね(笑)
ただ広大な敷地に大邸宅が建っていたことは分かります。栄華を極めた一乗谷の様子を想像しながら、次に行きます。
また、一乗谷は現在も発掘調査が進んでおり、車で3分ほどの距離には福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館があります。当時は存在を知らず訪問できませんでしたが、また一乗谷に行く際には行きたい施設です。
絶景の越前海岸旅情公園
続いて、越前海岸方面に向かいます。国道沿いに、越前海岸旅情公園というところを発見したので、まずは立ち寄ります。
このように荒々しい岩が間近で見られたり。
急に海に落ち込む様子はスリルがあります。
夕暮れ時には、この日本海に夕陽が沈みます。絶好の夕陽スポットですね。
越前かに・・・はお高くて、せいこがにの丼をいただきましたが、美味しい!
冬の福井と言えば、越前かにですね!ということで、街道沿いの越前かに専門店 かに八へ。
越前かには想像以上にお高く・・・せいこがににしました。ただ、こちらの丼も美味しい!せいこがにとは、オスより一回り小さいメスのカニだそうですが、卵がたっぷりあって美味しいです。初めて食べましたが、良かったですね。
侵食作用が生んだ芸術。呼鳥門。
かに八でランチを食べた後は、さらに北上します。少し行ったところに、呼鳥門という珍しい岩があるということで、行ってみました。
それにしても越前海岸はダイナミックな地形が連続する、素晴らしいドライブコースです。
そして、こちらが呼鳥門です。海にせり出した岩に大きな穴が。波と風の侵食作用によってできた穴だということで、昔はこの下の道路が国道だったとか。なかなかここまでの規模の穴は見かけませんね。
越前海岸を満喫し、2泊目はあわら温泉のつるやへ。この先は次回の記事でご紹介したいと思います。そして、本年もマイペースで投稿を続けてきましたが、お付き合いいただきありがとうございました。2022年も引き続きよろしくお願いいたします!
皆様が良い旅がたくさんできる、良い年になりますように。