子連れM氏の旅行ブログ

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夏の近畿地方をゆっくりと回った6日間。5日目:明日香村で歴史に思いを馳せる(2009年8月の記録)

皆さんこんにちは!今回も古い旅行記ですが2009年8月に近畿地方を回った際の様子をご紹介します。実質最終日の5日目は、京都を出発して奈良県の明日香村を訪問。教科書でしか見たことがない、あるいは想像したことのない風景に感動しました。

 

今回の旅程

ここで、今回の旅程をご紹介します。

1日目:柏→東名、新名神等を経由し京都→比叡山延暦寺→京都泊

2日目:京都→白浜で海水浴、花火鑑賞→白浜の旅館むさし泊

3日目:白浜→潮岬→串本町内の松寿司でランチ→三段壁→千畳敷→円月島→京都泊

4日目:京都→金閣寺→京都泊

5日目:京都→明日香村(石舞台古墳、甘樫丘など)→京都泊

6日目:京都→新名神、東名等で柏

今回は5日目の明日香村観光の様子をご紹介します。

今までの記事は、下のリンクからよろしければご覧ください。

kozure-m.hateblo.jp

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5日目のルート

5日目は京都(地点A)を昼過ぎにゆっくり出発し、まずは明日香村の梅山古墳付近(地点B)を散策。その後は石舞台古墳(地点C)、甘樫丘(地点D)と巡り、京都に帰りました。大体14時30分から18時過ぎまで明日香村に滞在していました。

経由した道路等は、記憶がかなり曖昧なため、今回はGoogleのお勧めルートを示しています。

 

のどかな明日香村を散策

奈良県も中学生時代の修学旅行以来の訪問です。当時は奈良公園東大寺などを訪問した記憶はありますが、明日香村までは足を延ばしませんでした。

石室の壁画で有名な高松塚古墳は修復中で見学できず。(2020年に修復作業が終わり、現在は見学可能です。)

まあ、この情報を承知で明日香村に向かったので問題ありません。まずは吉備姫王墓(きびひめのみこのはか)にある「猿石」を見学します。

場所は以下の地図の通りです。

 

吉備姫王墓は欽明天皇陵に付随する陪塚(ばいづか)とされています。西側に猿石と呼ばれる4体の花崗岩の石像があり、なんともユーモラスな姿が楽しめます。

 

周囲は本当にのどか。飛鳥時代の人々も同じ景色を見ながら暮らしていたのだな・・・と思うと、一歩一歩味わいながら歩こうかという気分になります。

 

それなりに暑いですが、ゆっくりと歩いていきます。田んぼだけではなく、スイカ畑などもあり、本当に普通の農村といった感じです。

 

こちらの巨大な石は「鬼の雪隠」です。

 

そしてこちらが「鬼の俎(まないた)」です。鬼が旅人をこのまな板で料理し、その後先ほどの写真の雪隠で用を足した。という、なかなかホラーな言い伝えが残されています。

 

石舞台古墳の存在感!

のんびり散歩を楽しんだ後は車に戻り、石舞台古墳へ。場所は以下の地図の通りです。

 

蘇我馬子が眠っているのではないかというお墓です。墳丘の盛土が全く残っていないことで、特徴ある石室がそのまま見学できます。石の総重量は約2,300トンということで、当時どのようにしてこの古墳を作ったのか。なかなか不思議なことだらけですね。

yamatoji.nara-kankou.or.jp

 

続いて、「亀石」を見学しました。確かに亀に似ています。これも、作られた当時は北を向いていたのが、現在は南西を向いているそうで、この「亀石」が西を向いたときには、大和国一帯が泥の海に沈むという怖い言い伝えがあります。

やはり明日香村は、京都とも違ったミステリアスな遺跡が沢山ありますね。何度も訪れたくなる魅力があります。

 

甘樫丘(あまかしのおか)からの絶景

最後に、甘樫丘(あまかしのおか)の展望台からの景色を堪能していきます。場所は以下の地図の通りです。

 

展望台からは大和三山(香具山、畝傍山耳成山)や藤原京跡が見られます。下の写真の手前の山は畝傍山だと思います。

 

飛鳥の明日香の里を・・・というのは、こういう景色だったのですね。良い所です。

yamatoji.nara-kankou.or.jp

明日香村の散歩は最高でした。京都とは違った魅力があり、想像力が掻き立てられる感じがしました。またいずれ、高松塚古墳も合わせて回ってみたいと思います。

夜に京都に帰り、休憩をきちんと取り体調は万全。最終日はゆっくり帰宅しました。

それではまた!次回の記事もよろしくお願いいたします。