子連れM氏の旅行ブログ

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大山ケーブルカーで、関東随一の眺望を楽しみに大山へ!大山豆腐や七沢温泉も満喫。

皆さんこんにちは!とある9月の休日、神奈川県の大山に行ってきました。大山は、神奈川県西部の伊勢原市に位置しており、丹沢山などの山々とともに丹沢大山国定公園に属しています。週末に気軽に行けるハイキングスポットとしても人気です。

 

今回のルート

いつも通り柏を出発し、部分開通している新東名の伊勢原大山ICで下ります。まずは大山の市営第一駐車場(地点B)へ。そこから大山をゆっくり観光します。大山観光の後は、道の駅 清川(地点C)で食材購入。最後は七沢温泉の七沢荘(地点D)で日帰り温泉に入浴し、東名高速の綾瀬スマートICから帰宅しました。

 

大山に到着!夢心亭にて、名物のとうふ料理を堪能。

新東名の伊勢原大山ICが出来て、大山までは非常に便利になりました。高速を降りて15分足らずで市営大山第一駐車場に到着です。大山第二駐車場の方が、ケーブルカー乗り場には近いのですが、週末の昼頃ということで満車。やや遠いですが、第一駐車場に駐車しました。駐車マスがやや狭いので注意です。

 

駐車場からこま参道までが徒歩15分ほど。ケーブルカー乗り場はそこからさらに10分以上歩くので、子ども連れでは30分ほどかかると思います。ただ、風情ある街並みを登っていくのは楽しいものです。

 

早速、名水スポットが現れました。暑い日に清水を飲むのは気持ち良いです。ペットボトルを持参して、飲みながら登っていくのも良いですね。

 

清水が汲めるスポットの横に、夢心亭というお店がありました。ちょうどお昼時でしたので入ってみます。

 

夢心亭の場所は以下の地図の通りです。

 

大山といえば豆腐です。これは期待ができそう。

 

入店すると、旅館のような和室に通していただけました。旅行気分が盛り上がります。

 

こちらが、ランチのゆば丼セットです。卵も地鶏の卵を使用しており、大変美味しい。

 

そして、軍鶏のチャーシューと湯葉のつけ麺。大山つけめんセットです。途中で豆乳を加えて、味変できます。セットに付いているお豆腐も絶品でした。

 

そしてこちらも良かった揚げ出し豆腐。すっかり食事で大山を堪能した気分になれました。

居心地がよく、ゆったり滞在してしまいました。少し急ぎめにケーブルカーに向かいます。

www.oyamatofu.mushintei.com

 

大山ケーブル駅まで、こま参道を登ります。

夢心亭を出て、こま参道までさらに道を登ります。途中、先導師○○という看板をよく見かけます。先導師とは、宿坊または宿坊の主人を指し、参詣者を大山阿夫利神社まで導く神職のことだそうです。ここで初めて知りました。

 

古い石碑なども点在しており、歩いていて飽きない道でした。

 

市営第二駐車場のところまで来ると、こま参道入り口です。振り返ると、伊勢原の街並みが遠く眼下に見えて爽快です。

 

車道と分かれ、階段が出てきました。ここからがこま参道です。

 

こま参道の途中もなかなか風情があります。このようにラムネを売っていたり、お土産屋さんや旅館があったりと、歩いていて飽きません。

 

所々屋根があり、両側をお土産屋さんが並びます。

 

登り切って少し歩くと、大山ケーブル駅に到着です。切符を買って、阿夫利神社駅を目指します。

 

最高の景色を見ながら、快適に山頂へ!大山ケーブルカーに乗車。

大山の山頂下の大山阿夫利神社までは、大山ケーブルカーで6分ほど。非常に楽に登ることができます。出発は20分おきですが、混雑時には増発もする様子。とはいえ、待ち時間も昆虫食などで楽しめます(笑)

 

大山ケーブル駅内には、乾燥した昆虫スナック?や。

 

タガメサイダーが販売されていました。

 

実は10数年前、私はカンボジアタガメやコオロギ(だったと思う)をおやつで食べたことがあるのですが・・・タガメサイダーは初めてです。ということで、購入しました。

とても爽やかな味で美味しい。正直、タガメの味はほとんど感じない程度ですが、まあ話のネタにはなりますね。

 

改札の時間となり、大山ケーブルカーが入線してきました。ピカピカの新しい車体です。

 

発車後、緑の中をぐんぐん高度を上げていきます。途中、味のあるトンネルもあったり、見ていて楽しい路線です。

 

そして眼下に伊勢原から相模湾まで見えてきました。絶景です。

 

途中停車駅の大山寺駅に停車。ここで下りとすれ違います。

 

終点の阿夫利神社駅に到着です。すでに最高の景色。

 

初めて乗車した大山ケーブルカーですが、気軽に乗れて素晴らしい眺望が楽しめる良い路線でした。

 

阿夫利神社駅の佇まいもなかなか良いものがあります。さあ、ここから阿夫利神社を参拝します。

www.ooyama-cable.co.jp

 

大山阿夫利神社からの関東平野の絶景!

大山阿夫利神社へは、さらに石段を登っていきます。大山は古くから、関東一円の農民や漁民から、水を司る神、航行守護の神として崇敬を集めてきました。

 

そして、関八州の展望台とも言われる大山阿夫利神社からの絶景です!伊勢原から藤沢、そして江の島まで肉眼で見ることができました。空気が澄んでいれば房総半島まで見えるそうです。

 

刀を持つ人の像がありました。江戸時代の大山詣は、木刀を奉納し、そして前年に納めた木刀を持ち帰って災難除け等を祈る習慣があったそうです。源頼朝が大山に真剣の太刀を納めたことが起源だとか。

いずれにせよ、これだけ爽快な景色を見られる、観光としての楽しみもあったことでしょう。

 

帰りの大山ケーブルカーはなかなかの混雑ですが、乗り切れないほどではありませんでした。再び絶景を見ながら下山します。

帰り道も、こま参道でゆば蒟蒻を購入したり、駐車場近くの小出とうふ店でお豆腐を購入したりと、色々楽しみました。

 

道の駅 清川 で丹沢の幸を購入。

大山を下山し、続いて食材の購入です。今回は道の駅 清川を訪問しました。場所は以下の地図の通りです。

 

玄関は古民家風の雰囲気です。夕方訪問したので、売り切れている野菜も多かったのですが、それでも充分。周辺産地の野菜や卵、お茶などを購入できました。

michinoeki-kiyokawa.jp

 

ドクターフィッシュの足湯?も楽しめる、七沢温泉 七沢荘。

清川村から少し戻る形ですが、日帰り温泉七沢温泉へ。七沢温泉は江戸時代に開湯した歴史ある温泉郷で、今でも丹沢をハイキングした観光客が訪れることの多い温泉です。厚木市街地からも意外と近く、最も都心に近い温泉郷ともいわれているとか。

今回は七沢荘を訪問しました。場所は以下の地図の通りです。

 

駐車場から階段を降り、受付に向かいます。2022年9月現在、リニューアル工事中のようで、仮設の受付のような感じでした。

 

岩を配置した遊び場もあり、先に子供たちと温泉を出ても楽しめそうです。

 

天狗の湯と名付けられたお風呂に入ります。どんな感じでしょうか。

 

pH9.54ということで、かなりのアルカリ性です。関東山地周辺はアルカリ性の温泉が多い印象がありますね。

 

七沢荘は、予想以上に露天風呂が広かったです。奥は熱め、手前はぬるめで調整されており、中央には寝湯もありました。そして予想通りのヌルすべ系の温泉で、癒されます。(以下の写真は七沢荘ホームページより引用)

 

内湯はこのような感じです。(以下の写真も七沢荘ホームページより引用)

 

ややぬるめのお湯にじっくり浸かった後も、冷たい温泉水をいただきます。

 

そして女性陣を待つ間、足湯で楽しみます。と思ったら、ここには何とドクターフィッシュが沢山泳いでいました。足の角質をついばんでくれますが、何ともくすぐったくて笑えてきます。暇つぶしには最高でした。

www.nanasawasou.jp

すっかり満足して、帰路につきます。帰りは厚木IC付近がかなり混雑していたので、厚木市街地や海老名を抜けて、綾瀬市内の綾瀬スマートICから東名高速に乗りました。渋滞箇所の大和トンネル直前で合流できるので、利用価値の高いスマートICです。

それにしても、大山は風情ある良い所でした。紅葉や新緑の季節も素晴らしいことと思います。また季節を変えて、再訪してみたいと思います。それではまた!