皆さんこんにちは!今回は、名古屋を出発し伊勢神宮にお詣り。その後、榊原温泉に宿泊した一日の記録です。一度は行ってみたかった伊勢神宮。おはらい町の活気とともに、今でも強く印象に残っています。
日程
1日目:柏→名古屋(前回記事)
ルート
名古屋から伊勢へのルートは、3連休の中日ということもあり結構な混雑でした。特に伊勢神宮内宮の駐車場から、街道に出るのには渋滞した記憶があります。時間にゆとりを持って、詰め込まない行程を組むことをお勧めします。
お伊勢参りは外宮から
伊勢神宮は、全国の神社の中心であり、格別のお宮として崇敬を集めています。本来は「神宮」といえば、伊勢のこの地を指すことになっているそうです。
伊勢神宮は2つのお宮、「内宮」と「外宮」がありますが、「内宮」が最も尊いお宮。まずは衣食住や産業の守り神である、「外宮」からお参りするのが習わしだそうです。
外宮は伊勢市の中心部に位置しており、割とオープンな雰囲気がしました。外宮の位置は下の地図の通りです。
まずは、正宮である豊受大神宮の前で一枚。
豊受大神宮は、内宮の天照大御神のお食事を司る神様で、衣食住、産業の神様として崇敬されているそうです。
先ほど「外宮」からお参りするのが習わし・・・と述べましたが、これは神宮の祭典「外宮先祭」にならっています。豊受大御神は天照大御神のお食事を司る神様ですので、内宮の祭儀の前に、お食事を奉るということです。偉い人の前に、その方の準備をする人をリスペクトし、お祭りをするということでしょうか。今の世の中でも学ぶべき所だと思います。よく、「なぜ私の所に先に来ないんだ!」なんて人がいますが(笑)
それにしても、流石は全国の神社の頂点。ゴミ一つ落ちていない砂利の上、清々しい林の中を歩くだけで、背筋が伸びます。
市内の中心部に位置しながら、本当に素晴らしい森も。実は伊勢市の4分の1は神宮の森。本州の原生林が残されている貴重なエリアでもあります。
活気あふれるおはらい町で伊勢うどん!
外宮にお参りし、今度は内宮へ。内宮の駐車場からはおはらい町通りという商店街を通ります。
駐車場から五十鈴川を渡る橋の上。おはらい町の全体が眺められます。
おはらい町の商店街はすごい活気でした。お土産物屋さんなどが立ち並ぶ、妻入りに統一された建物の中を楽しく歩きます。
このおはらい町は、江戸時代から伊勢神宮への参宮客で栄えた街。ただ、高度経済成長期には一度廃れてしまったそうです。その中で、当時の赤福の社長さんが江戸時代の街並みをよみがえらせ、今では活気あふれる商店街となっています。
途中、わらじやにて伊勢うどんと松阪牛丼のセットを注文。幸せ。
伊勢うどんは大阪の知人などにはあまり評判が良くありませんが(笑)、モチモチして美味しいと思いました。
神聖な雰囲気の内宮に参拝
外宮からおはらい町を観光し、いよいよ天照大御神お祀りする内宮へ。
内宮の地図は下の通りです。
宇治橋を渡り、神域へと入っていきます。
五十鈴川で清めてからお参りです。本当に別世界のようにきれいな所。この巨石を敷き詰めた石畳は、徳川綱吉の生母である桂昌院が寄進したものと伝わっています。
銅板葺きの立派な入母屋造りの神楽殿。御祈祷の受付なども行っています。
そして、御正宮です。八百万のの神様をまとめる中心的な存在。
巨木に囲まれ、清浄なオーラに満ちた空間でした。
まろやかなお湯の榊原温泉 源泉かけ流しの湯元榊原館に宿泊
伊勢神宮から名古屋方面に戻る形で約1時間ほど。榊原温泉は大変歴史のある温泉地です。奈良の都から伊賀を抜け、現在の青山高原を越えた榊原は、伊勢の入り口にあたる温泉地でした。古くから、この榊原温泉で身を清めてから、伊勢に行く習慣もあったそうです。
今回は順序が逆になってしまいましたが、ゆっくりと榊原温泉に入っていきます。今回宿泊したのは、榊原温泉唯一の源泉かけ流しのお宿、湯元榊原館です。
湯元榊原館の位置は下記の通りです。
榊原館のお部屋は、築年数が経っている割にはとても綺麗でした。
三重の野菜が美味しくいただける、健康的な会席料理です。グレードアップすれば、松阪牛や伊勢海老もいただけます。
食事処の雰囲気も良かったです。
温泉はとても滑らかで、すべすべになる感じの温泉です。源泉は31.2℃とぬるめです。長湯でリラックスできます。(以下の写真は公式ホームページより引用しています)
朝食も美味しく、健康的。
ぬるめの源泉には、夜も朝もじっくり浸かってリラックスできました。
次回は榊原温泉から鳥羽へ。水族館を楽しんだ後は、フェリーで伊勢湾を渡ります。それではまた!