子連れM氏の旅行ブログ

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巾着田のヒガンバナを満喫した後、関八州見晴台や長瀞へ。埼玉も絶景のフルコース!(2017年9月の記録)

皆さんご無沙汰しております。秋の行楽シーズン、如何お過ごしでしょうか?なかなか天気が安定しない今日この頃、無理に遠出する計画は立てにくいものです。しかしながら、近場でも意外と素晴らしい景色が見られるところがあり、関東付近も奥深いものだな・・・と感じます。

今日は2017年9月、埼玉県西部の日高市にある巾着田から、関東山地を走り長瀞町まで走ったドライブの様子をご紹介します。ちょうど秋のお彼岸の季節に、素晴らしいヒガンバナが見頃を迎えています。

 

今回のルート

柏を出発し、圏央道の圏央鶴ヶ島ICで下道へ。巾着田(地点B)を観光し、続けて鎌北湖横を通過し、奥武蔵グリーンライン経由で関八州見晴台(地点C)で休憩。その後、御食事処正丸(地点D)で昼食、長瀞岩畳(地点E)、秩父満願の湯(地点F)と経由し、花園ICから関越道で帰宅しました。

奥武蔵グリーンラインは道幅の細い林道ですが、カーブ途中で視界が開けたときの景色は最高です。また走りたい道の一つです。

 

魅惑的な赤い絨毯のような景色。秋の巾着田

出発時は直接秩父盆地に行こうとしていましたが、ちょうど巾着田ヒガンバナが見頃を迎えているということで、急遽ルート変更。圏央鶴ヶ島ICから20分ほどで巾着田曼殊沙華公園に到着です。場所は以下の地図の通りです。

 

到着したのは午前10時ごろ。既に一番近い駐車場は満車だろうな・・・ということで、手前の民間の空き地を利用した駐車場に停めました。朝一番を逃した際は、即断即決が重要です(笑)

 

駐車場から巾着田までの道沿いにも、ヒガンバナが見られます。

 

オフィシャルな駐車場からは離れていましたが、この地域の雰囲気を味わえて良いです。

 

まだ巾着田には着きませんが、ヒガンバナの群生が見事です。

 

いよいよ巾着田に入りました。高麗川が蛇行して巾着のような形となったところが巾着田です。川に囲まれているということも、行って初めて知りました。なかなかの清流です。

 

川沿いや林の中に遊歩道が伸びています。まずは川沿いを散策。鮮やかな赤と清流の景色に癒されます。

 

埼玉も日高市付近まで来ると、自然を満喫できるスポットが多くて良いですね。

 

遊歩道からも簡単に川に降りられます。

 

広い河原でひとしきり遊びます。

 

子供を満足させたところで、雑木林の中のヒガンバナ群生地に入っていきます。木漏れ日が当たり、コントラストが素晴らしいです。

 

ヒガンバナの群生地の中でも全国最大級の巾着田。このように雑木林の中に群生しているのも珍しいそうです。

 

ヒガンバナは中国原産の帰化植物で、日本に生えているヒガンバナは3倍体のため種で増えずに球根で増えます。人為的に植えるか、球根が川などに流されて定着するかのいずれかの増え方で広まったと考えられています。

 

実はこの日は台風が通過した翌日でした。風で倒れたヒガンバナも散見されましたが、これはこれで美しい。

 

ヒガンバナの球根には毒があり、ネズミやモグラ除けに田んぼの畦道に古くから植えられたそうです。それにしても美しい景色です。

 

巾着田を抜けると、屋台が沢山出ていました。焼きだんごなどの食べ歩きも楽しめます。

www.kinchakuda.com

 

関東平野を西側から一望!関八州見晴台へ。

続いて秩父方面に向かいます。国道ですぐに行けるのですが、今回は敢えて林道を通り、関八州見晴台へ。場所は以下の地図の通りです。

 

やや細く曲がった林道を小一時間走り、関八州見晴台の入口に到着しました。付近に路肩に数台停められる駐車場があります。

 

少し登るとこの絶景です。こちらは北西方面の熊谷市方面の景色です。

 

首都圏から簡単に到達できる見晴台ですが、標高は771mとなかなかの高さです。

 

ここでお弁当を食べたら最高でしょうね。

 

こちらは東京方面。遠くにビル群が見えます。

 

そしてこちらは所沢市方面。西武ドームベルーナドーム)が見えています。

 

西側を見ると、関東山地が続いています。関東山地もこの辺りから東西へ60kmほど、南北も50kmほどの広がりを持つ、意外と大規模な山地です。

 

山々の後ろには、ちらっと富士山も見えました。

少々アクセスしずらい場所にありますが、素晴らしい絶景が楽しめました。

www.yamakei-online.com

 

ランチは国道沿いの御食事処 正丸で。ボリューム満点の舞茸天ぷらを楽しみます。

食事についてはノープランで移動していましたが、国道に出て目に留まった「御食事処 正丸」へ。場所は以下の地図の通りです。

 

大きな鮎の塩焼きです!これを見ると、山に来たな・・・という感じがしてきますね。

 

そして、手前が鹿刺しと奥が舞茸天ぷらです。鹿刺しを食べられるのも珍しい。そして、奥の舞茸天ぷらの大きさはほぼ拳大でした!

 

お蕎麦も美味しく大満足。ボリュームたっぷりでこのお店はお勧めです。

tabelog.com

 

古くからの景勝地長瀞岩畳を観光!

秩父盆地に到着し、少し北へ移動すると長瀞です。今回は代表的な観光地の長瀞岩畳へ。場所は以下の地図の通りです。

 

岩畳までの道は、名物のかき氷や、買い物が楽しめる商店街になっています。

 

商店街を抜けて長瀞岩畳へ降りて行きます。

 

川下りも出ています。今回は乗りませんでしたが、次回は乗ってみたい。

 

長瀞の瀞(とろ)とは、川の水が深くて流れが静かな所という意味だそうです。澄んだ水と、薄く剥がれやすい岩石の性質が作り上げた絶景が広がっています。

 

この辺りの岩石は非常に古く、成り立ちを調べると非常に面白いです。(説明は大変長くなってしまいますので、割愛・・・)

 

ちょうど良い椅子のようになっており、思い思いに寛げます。

 

子供も天然のアスレチックのような地形を楽しんでいます。

 

昔は、この近くの宝登山神社の参拝客が、この岩畳で月を見ながら宴会を楽しんだそうです。そうした情景も思い浮かべながら、今の景色を楽しむのも良いものです。

 

徐々に夕暮れとなりました。この後は予定を詰めずに、しばらくのんびりして温泉に向かいました。

www.chichibu-geo.com

 

滝見風呂とすべすべの温泉が良かった、満願の湯。

長瀞からほど近い場所に、充実した日帰り温泉施設があります。以下の地図の場所にある、秩父温泉 満願の湯です。

 

滝を眺めながら入ることができる滝見風呂をはじめとした露天風呂が充実しています。(以下の写真は満願の湯のホームページより引用させていただきました。)

 

やはり滝見風呂が一番印象に残っています。お湯はアルカリ性のヌルすべ系の温泉です。(以下の写真も満願の湯ホームページより引用。)

 

内湯はこのような感じです。山奥に来たような静かな雰囲気も良かったです。(以下の写真も公式ホームページより引用)

www.chichibuonsen.co.jp

ゆっくり疲れを癒し、花園ICからスムーズに帰宅しました。近場を適当にドライブした感じでしたが、絶景のフルコースが楽しめて良いドライブでした。埼玉も良いところです。ヒガンバナが見頃の今、ぜひ出かけてみては如何でしょうか?それではまた!