子連れM氏の旅行ブログ

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常磐道をひたすら北上!仙台周辺を2泊3日で満喫した旅。(3日目:松島巡りの観光船と瑞鳳殿など)

皆さんこんにちは!仙台周辺への旅行もいよいよ最終日となりました。この日は朝からあまり天気が良くありませんでしたが、伊達政宗公所縁の文化財など、色々と見て行きたいと思います。

 

今回の旅程

ここで改めて今回の旅程をご紹介します。

1日目:柏→名取市閖上(かわまちテラス、震災復興伝承館)→東北大学総合学術博物館→秋保温泉泊(伝承千年の宿 佐勘)

2日目:秋保温泉→磊々峡→秋保大滝→松島泊(松島センチュリーホテル)

3日目:松島→瑞巌寺→松島島めぐり遊覧船→瑞鳳殿仙台市内(牛タンなど)→柏

ここまでの旅の様子は、過去記事をご覧いただければ幸いです。↓

kozure-m.hateblo.jp

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3日目のルート

宿泊した松島センチュリーホテル(地点A)にそのまま車を停めさせていただき、瑞巌寺、松島の遊覧船などで松島海岸を観光しました。その後は車で仙台市内に移動し瑞鳳殿(地点B)、一番町周辺(地点C)の徳茂一番町で牛タンディナー、長町ICから仙台若林JCTを経由し、ひたすら常磐道で帰宅しました。

 

伊達家の菩提寺である瑞巌寺を見学。華麗な襖絵を堪能。

松島センチュリーホテルをチェックアウト後、周辺の観光スポットを散歩します。港の近くには五大堂が。坂上田村麻呂が建立した毘沙門堂が始まりとされています。

 

そして訪れたかった瑞巌寺へ。私は約20年ぶりの訪問です。当時はまだ10代でした(笑)

 

昔は鬱蒼とした杉並木だったような気がします。

 

参道の右側には洞窟遺跡群があります。壁面には供養塔や戒名が刻まれたものが残されており、供養場として使用されていたとのことです。

 

昔と少し雰囲気が違うなと思ったら、ここも勿論津波の被害を受けた所でした。

 

津波到達地点から奥は、大きな杉の木も残っています。

 

本堂に向かいます。まずは大屋根にのった入母屋造の煙出が特徴的な、庫裡(台所)です。

 

こちらが玄関となっています。拝観は庫裡の入り口からとなり、内部は撮影禁止です。

 

本堂内部の「孔雀の間」の写真です。(この写真は瑞巌寺のホームページより引用させていただきました。)此の世の浄土を具現化した部屋とのことで、桃山美術の豪華さが際立っています。狩野派の襖絵で彩られた空間は、時代は少し違いますが名古屋城の本丸御殿を思い出させる空間でした。

 

そして、1609年に建てられた立派な建築が現在も見学できる、素晴らしい空間でした。

この後、宝物殿で歴史的な資料を見学しました。襖絵の修復の様子なども紹介されており、面白かったですね。

zuiganji.or.jp

 

2020年就航の新造船「仁王丸」で松島島巡り。

瑞巌寺を見学した後は、事前にwebで予約していた「仁王丸」で松島島巡りを楽しみます。

 

桟橋にピカピカの新造船「仁王丸」が着岸。これは期待できます。

 

船内はこのような感じです。真新しい船内が気持ち良い空間でした。

 

さあ、出航です。座席は船の右側か左側か、どちらが良いだろうか・・・と思っていましたが、ほぼ後方のデッキで過ごしていたので関係なかったですね(笑)

 

松島の数々の向こうに、塩釜市内が見えます。塩釜も大きな港がある街ですね。

 

大きく4つ穴が開いた形が特徴的な、鐘島です。

 

比較的波が高いので、大きな船である仁王丸は安心でした。

 

こちらが有名な仁王島です。よくこの形で残っているものです。

途中、色々な離島にも小学校があったりするのが見えて、絶景だけではなく島々の生活感も感じられて面白かったです。眺めるだけでは味わえない、松島の魅力を楽しめました。なお、以下の公式ホームページからWEB予約をしておくと、割引がありますのでお勧めです。

www.matsushima.or.jp

 

松かま 総本店で「むう」を味わう。

松島と言えば笹かまです。港近くの休憩所には、笹かまの自動販売機もありました!

 

そして、松かま 門前店へ。地図は以下の通りです。

 

ここは各種の笹かまの他、「むう」というお豆腐揚かまぼこが有名です。店頭で揚げている様子が大変美味しそうでした。

 

店内に入り、大きな「むう」をいただきます。なんとも言えない、しっとりとした食感と、蒲鉾の風味がたまらない・・・

結局、この「むう」が昼食代わりとなりました。

 

伊達政宗が眠る霊屋、瑞鳳殿へ。

仙台市内に移動し、瑞鳳殿に向かいます。松島から仙台は近く、車で1時間もかかりません。場所は以下の地図の通りです。

 

瑞鳳殿の駐車場からは、杉並木の参道を登っていきます。

 

生憎の雨模様でしたが、しっとりとした雰囲気もまた良いものでした。

 

参道を登り切って、瑞鳳殿の中に入ります。入り口には小規模なお土産屋さんもありました。

 

瑞鳳殿を正面から見ます。伊達政宗公が眠る霊屋です。

 

桃山文化を彷彿とさせる豪華な彫刻です。こちらは、2001年に仙台開府400年を記念して大改修されたものだとか。

 

豪華な姿はどこから撮っても絵になります。

 

東北の歴史と文化に思いを馳せられる、素晴らしい空間でした。

瑞鳳殿の敷地内には資料館もあり、発掘調査の様子なども資料で見ることが可能です。小規模ですが、充実した展示でした。

 

瑞鳳殿を出て、2代藩主、3代藩主の霊屋もお参りします。

 

こちらは感仙殿です。2代藩主の忠宗の霊屋であり、瑞鳳殿と同じく豪華絢爛な造りです。

しっとりとした雰囲気に包まれながら、豪華な建物が映える素晴らしい空間でした。

www.zuihoden.com

 

仙台市内で買い物、そして締めの牛タンディナー!

旅の最後は仙台の街中を散歩します。雨天でしたが仙台はアーケード街が発達しており、傘無しでも買い物が楽しめます。車は近隣のコインパーキングに駐車しました。

 

息子の靴が古くなっていたので、商店街で購入。その後は有名な「白松がヨーカン」のお店へ。「白松がモナカ」を購入しました。

 

そして、一番町の「炭焼牛たん 徳茂」へ。場所は以下の地図の通りです。

 

牛タンの名店は数多くありますが、このお店は入りやすく、家族で入れる広めのテーブル席もありますのでお勧めです。連休中ということもあり、一応事前に予約は入れておきました。

 

牛タンのユッケです。本番の定食が到着するまでのおつまみですが、美味しい。

 

そしてジューシーな牛タンです。やはり美味しい。もっと食べたい・・・と思いながら、あっさり完食しました。

tabelog.com

非常に名残惜しいところではありますが、そろそろ連休も終わりです。あとは常磐道をひたすら南下し、柏まで帰宅しました。それにしても距離の割には近く感じる仙台です。また、暇を見つけて色々と巡ってみたいなと思いました。それではまた!