子連れM氏の旅行ブログ

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モノトーンの風景が美しい。新潟県のムイカスノーリゾートとトミオカホワイト美術館。(2015年3月の記録)

皆さんこんにちは!今回は新潟県南魚沼市(旧六日町)、ムイカスノーリゾートとトミオカホワイト美術館に行った際の様子をご紹介します。2015年3月の記録とちょっと古いですが、お付き合いいただければ幸いです。

当時、グルーポン(懐かしい・・・)にて、ムイカスノーリゾート(当時は六日町スキー場でした)の1日券と、レストランor売店1,000円券+スキー場内温泉入浴券のセットで2,700円!という、シーズン終盤ならではの格安チケットを発見し、ちょっと遠いかな?と思いつつ、急遽出かけた旅でした。

 

ルート

柏→ムイカスノーリゾート(地点B)→トミオカホワイト美術館(地点C)→六日町駅前ショッピングセンターララ(地点D)→柏

3月に入ると、関越道のスキー渋滞も落ち着いてきていました。往復ともに最短経路の、外環→関越道というルートで、六日町ICにアクセスしています。

 

コンパクトながら、楽しいコースと絶景が楽しめるムイカスノーリゾート。

六日町ICを出て、5分ほどでムイカスノーリゾートに到着です。3月ともなると、道路上の積雪もほとんどなく、運転は快適でした。場所は以下の地図の通りです。

 

駐車場からゲレンデには、併設されているホテル方面へのエスカレーターに乗った記憶があります。フラットな移動ではありませんでした。

コースマップは以下の通りです。1つ1つのコースは短めですが、バランスよく初級と中級のコースが配置されています。(以下のマップはムイカスノーリゾートホームページより引用)

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さあ、滑り出しましょう。ただ、あいにくこの日は小雨模様でした。気温が高めなのが救いです。

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こちらは第1ペアリフトを降りた所だと思います。あまり有名ではないスキー場で、3月ということもあり、お客さんは少ない状態でした。

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分岐点には分かりやすくコース案内があります。意外と有名なスキー場でも案内が少ない所も多いので、これは好印象でした。

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3月の新潟の雪は柔らかく、子供の練習には最適です。どんどん練習し、来シーズンにつなげて行きます。

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こちらは山頂付近からだと思います。写真では表現しきれませんが、水墨画のような風景に本当に感動しました。霧の向こうに、肉眼では八海山が見えていました。

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お昼近くになり、少しずつ霧が晴れてきました。八海山方面だと思いますが、本当に綺麗ですね。

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全般的には、コースは地元のちびっ子向けという印象でした。但し、なだらかなコースにもモーグルもどきのコブが作ってあったり、旗門が設置されていたりと、子供たちにも飽きない工夫が随所にされていました。混雑もないので、ゆっくり家族で滑るには良いスキー場です。

 

ランチはスキー場内のレストランで、越後もちぶたタレカツ丼をいただきました。ここは魚沼です。丼のお米から本当に美味しく、感動!

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食後はムイカスノーリゾート内の日帰り温泉で温まり、退散。急遽出かけたスキー場でしたが、大満足です。(日帰り温泉は2022年2月現在休止中です)

www.muikamachi.com

 

今度は美術館で白の世界を堪能。トミオカホワイト美術館へ。

イカスノーリゾートの近くに、トミオカホワイト美術館があります。地図は以下の通りです。

 

トミオカホワイト美術館は、新潟県の高田(現上越市)出身の画家、富岡惣一郎の作品を所蔵、展示している美術館です。富岡惣一郎は、「トミオカホワイト」という独自の白油絵具を開発し、刀鍛冶に特注した長いペインティングナイフで国内外の雪国の景色を描き続けた画家です。特にアメリカ人には、「東洋の白」「俳句そのもの」と好まれ、「トミオカホワイト」と親しまれたそうです。

美術館も六日町と八海山の背景に合う、真っ白な建物です。

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展示スペースは広くて天井も高く、雪国を描いた大作をゆっくりと眺められます。2色のモノトーンの世界に引き込まれる、贅沢な空間でした。(展示スペースの写真は、トミオカホワイト美術館ホームページより引用)

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ラウンジではアコースティックギターを弾いている方がいらっしゃり、その脇のテーブルには画用紙と鉛筆がありました。八海山の見えるラウンジで、しばらくお絵描きタイムです。

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美術館を出るタイミングで、ようやく青空が。これで、このシーズンは雪景色も見納めかな・・・ということで、じっくりと目に焼き付けました。

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美術館横の雪の量も1m以上ありました。全国有数の豪雪地帯ですが、景色は素晴らしかったです。

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www.6bun.jp

帰りに六日町駅前のショッピングセンターララにて、日本酒やお米、野菜などの買い物をして帰宅です。八海山を眺めながら、スキーと美術館で贅沢な時間を過ごすことができた旅でした。新潟は3月上旬でも、十分雪景色が楽しめます。大雪に見舞われる可能性も低い時期ですので、意外と3月上旬の訪問もお勧めかもしれません。

それではまた!