皆さんこんにちは!今回は地元の千葉県柏市、旧吉田家住宅歴史公園をご紹介します。ちょっと普段行かないスーパーに買い物しよう・・・ということで出かけた際に、『重要文化財 旧吉田家住宅』という立派な看板を見かけて、立ち寄ってみたのでした。
旧吉田家住宅歴史公園の場所
旧吉田家住宅歴史公園は、柏市北部に位置します。電車では柏駅、北柏駅、柏たなか駅のいずれかからバスに乗り、花野井神社で下車。そこから徒歩5分ほどです。バスの本数もそこそこありますので、比較的便利な場所にあります。
江戸末期の豪農のお屋敷を、くまなく見学。
旧吉田家住宅の前は、広い芝生広場となっています。子供たちが思い思いにサッカーなどに興じていました。展示されていた資料によれば、この芝生広場も一面畑だったようです。
長屋門の受付です。新蔵ギャラリーでは「利根川と共に生きる」という展示が行われているようです。ここで、入場料を支払い、中に入ります。
長屋門を入り、西蔵です。西蔵は長屋門カフェとして営業中。お土産に地元産のおかきを購入しました。
門には吉田家住宅最盛期とも捉えられる、明治27年頃の吉田家住宅の銅版画が展示されていました。当時は醤油の醸造場もここにありました。
まずは新蔵ギャラリーへ。
内部は展示スペースになっています。柱に厚板を落とし込んだ、板倉構法の造りです。
利根川での昔の暮らしや、水害の歴史などの展示が面白かったです。中でも、このように昭和28年頃に利根川で鮭漁が行われていたことには驚きました。写真をカラー化する技術も用いて、当時の様子がリアルに伝わってきます。
こちらは昭和30年代の鴨猟の様子です。
そして、利根川と江戸川を結ぶ利根運河には、船が行き交っていました。
新蔵を出て、主屋へ向かいます。茅葺きの立派な建物です。
中にはこれも立派なひな人形が展示されていました。
人形それぞれ、生き生きとした表情が見事です。
囲炉裏廻りには、工芸品も展示されています。
迷路かと思うくらい、広いお屋敷に子供たちは興奮していました。
柏にこんなところがあるとは驚きです。この建物は、映画、ドラマのスタジオとしても貸し出されているようで、いつか見る映画でこの吉田家住宅が見られるかもしれません。
まだまだ近所でも発見が沢山あるなと感じた休日の午後でした。それではまた!