皆さんこんにちは!今回は福島市といわき市を巡るドライブの様子をご紹介します。
福島県は全国3番目の広さを誇っており、海側から順に「浜通り」「中通り」「会津」と3つの地方に分かれています。それぞれに魅力が溢れていますが、今回は「中通り」と「浜通り」の代表的な魅力を駆け足で巡る旅になりました。
- ルート
- 安達太良SA下り線でした味わえない、桃ソフトを堪能。
- 福島で桃パフェを満喫!まるせい果樹園農家カフェ 森のガーデンへ。
- さらに桃の調達は続く・・・JAふくしま未来 農産物直売所ここら矢野目店へ。
- いわきに移動し、小名浜で海鮮ランチ!鮮魚食堂「うろこいち」へ。
- 常磐炭田の歴史を実感できる、みろく沢炭鉱資料館へ。
- いわき湯本温泉の日帰り温泉。古滝屋のロビーで湯上りも満喫!
ルート
柏(A地点)→福島市のまるせい果樹園(B地点)→農産物直売所「ここら」(C地点)→いわき市小名浜の「うろこいち」でランチ(D地点)→みろく沢炭鉱資料館(E地点)→いわき湯本温泉「古滝屋」(F地点)→柏(G地点)
の、日帰りドライブです。
走行距離:644km
安達太良SA下り線でした味わえない、桃ソフトを堪能。
いわきから郡山を抜け、安達太良SAで休憩。このSAからは、天気が良ければ安達太良山が一望できます!
このSAは雄大な景色の他にも、ぜひ味わっていただきたいのが、売店で売られている「ももソフト」です。
安達太良SA下り線でしか販売されていませんが、月間1万本を売り上げた、名物ソフトクリームです。
また、名物の「ウルトラマンティガ」の自動販売機も。円谷英二さんは福島の須賀川市の出身でしたね。
関東からだと家族も少し疲れてくる場所ですが、楽しい休憩ができるSAで大好きです。
福島で桃パフェを満喫!まるせい果樹園農家カフェ 森のガーデンへ。
以前も訪問した「まるせい果樹園農家カフェ 森のガーデン」。2回目の訪問です。
10時開店ですが、8時半の到着でリストの7番目。名前を書いて、開店を待ちます。
待っている間は、果樹園を散策。梨は8月中旬以降からがシーズンですが、既に美味しそう。
自分の庭でこんなに美味しそうな桃が生っていたら狂喜乱舞します。
直売所は8時頃から開いている様子。2箱ほど購入。PayPayが使えるのも地味に嬉しかったです。
売り場にも良い桃の香りがして、素晴らしいです。
また、果樹園内のスタッフの方々も皆さん挨拶をしてくれて、気持ちの良い空間でした。
パフェはいちご→さくらんぼ→桃→梨と移り変わっていくようです。
さくらんぼパフェが特に気になる・・・
さあ、ようやく開店時間となり桃パフェにありつきます。やっぱり桃の甘味、柔らかすぎず硬すぎずの適度な繊維感とジューシーさ、そして中のバニラアイス。早起きして来て良かったです。
息子はイチゴ氷を購入。これも良さそう。
この「まるせい果樹園農家カフェ 森のガーデン」については以前にも書いていますので、よろしければご参照ください。
さらに桃の調達は続く・・・JAふくしま未来 農産物直売所ここら矢野目店へ。
ご近所やら実家やらに渡す桃をもう少し購入すべく、農産物直売所を目指します。フルーツ街道にも何か所も直売所がありますが、近隣の農産物が終結するJAの農産物直売所も楽しいところです。
途中、福島交通飯坂線と遭遇!踏切待ちでじっくり見られて良かったです。
福島飯坂ICを過ぎ、もう少し市街地に入ったところに農産物直売所「ここら」があります。広い駐車場で停めやすい。
店内には贈答用の桃がズラリ。その場で地方発送を受け付けています。
こちらは家庭用の桃。簡単な梱包のため、発送はできません。1箱1,200円~1,800円程度で売られていました。いずれにせよ安い。
他にも米や野菜をたっぷり購入し、週末の買い物もここで済ませることができました。
いわきに移動し、小名浜で海鮮ランチ!鮮魚食堂「うろこいち」へ。
福島市内にも山ほど魅力はありますが、今回はここでいわき市まで戻ります。目指すは小名浜港の鮮魚食堂「うろこいち」。
1階は海産物を買えるスペースになっており、豪快にイクラなどが盛られていました。
メニューはマグロ類が充実。丼物にもかに汁が付いてきます!
私はこの中からびんちょう丼とチョイ刺しを追加でオーダー。
脂が良く乗っていて美味かった!チョイ刺しの中の本マグロやイカも最高でした。もちろんカツオも。
息子は鮭親子丼をオーダー。サーモンのお刺身が乗ってくると思いきや、しっかりした焼き鮭です!ご飯と合って、これも良さそうです。
店内も広く、大体のメニューが1,000円台で美味しく、良いお店でした!
また、コロナやオリンピックで頭の中は一杯ですが、震災のことも忘れてはいけません。
震災後、小名浜で海鮮を食べるのは初めてでしたが、大変良いランチでした。また行きたいと思います。
常磐炭田の歴史を実感できる、みろく沢炭鉱資料館へ。
海鮮丼でお腹が一杯になった後は、いわきの重要な産業だった常磐炭田の歴史を学びに行きます。
それにしてもいわき市はすごい地形が多いです。
湯本温泉を過ぎ、5kmほど山に入るとみろく沢炭鉱資料館です。駐車場から、すぐに採炭現場が再現されたものと、炭鉱の山神社が目に入ってきます。
かつて炭鉱で働いていた館長さんが、採炭現場を復元したものだとか。
下から3層目の黒い層が石炭です。
次男がゲームのマインクラフトにハマっていたので、実際の採炭現場に近い雰囲気の所を見せたかったのでした(笑)
こちらが炭鉱資料館。
当時の賃金計算表。これからだと実際に個人にいくら払われていたかは分かりませんが、危険と引き換えになかなかの高給だったのではないかと。
昭和15年の写真です。男性も女性も関係なく現場で働いている様子が分かります。
こちらは昭和25年の炭鉱かべ新聞。節電を呼びかける内容ですが、なかなか濃い内容です。
実際に使用されていた感じも良く分かります。綺麗な建物、展示ではありませんが、より一層リアルに感じられます。
当時のままの販売所とトロッコ。
この常磐炭鉱以外にも、日本にはかつて夕張、三池など各地に炭鉱がありました。石炭を掘り尽くして閉山になった訳ではなく、現在も国内には年間使用量の100年分以上の石炭が埋蔵されているそうです。技術、経済、世界情勢の変化によっては、再び脚光を浴びるときが来るかもしれません。
いわき湯本温泉の日帰り温泉。古滝屋のロビーで湯上りも満喫!
さあ、後はお風呂に入って帰ります。いわき湯本温泉と言えば、「道後温泉」「有馬温泉」と並び、1,300年以上の歴史を持つ日本三大古泉の一つです。毎分5トンという全国有数の湧出量も魅力です。
今回はスキー帰りなどにも何度も訪問している古滝屋へ。
過去には宿泊もしていますが、良い宿です。
日帰り温泉は19時受付まで。歴史ある名旅館ですが、日帰りの敷居も低く大変有難い限り。温泉も源泉かけ流しです。
フロントの雰囲気も大変良いです。
温泉は100%源泉かけ流し!豊富に湧出する温泉が贅沢に使われています。
男湯の内湯の様子(写真は公式ホームページより)
内湯から階段で上がる露天風呂です。街並みも一望できて爽快(こちらも写真は公式ホームページより引用)
宿泊すれば男女入れ替えで、女性もこの露天風呂を味わえますが、日帰りの時間帯は男性のみ。ただ、泉質的にも皆さんにお勧めできる温泉です。
湯上りは1階のロビーで。沢山の本が読み放題です。
ジャンルも多岐にわたっており、迷ってしまいます。
一部、販売している本もありましたので1冊購入。
100円でコーヒーもいただけます。お水は無料です。
子供達向けの本も充実しているので、ゆっくり湯上りを楽しめます。
グルメと歴史を味えた、今回も濃度の高い旅になりました。福島県もまだまだ行ったことのない場所が多い県ですので、また色々と探してみたいと思います。
それでは、また!