東京都内の博物館なども、徐々に再開の知らせが届くようになりました。東武博物館も、6月2日から営業再開(元々月曜日は定休日)とのことで、嬉しい限りです。
日本科学未来館の毛利館長の再開に当たってのコメントも非常に参考になります。「risk≠0」(リスクはゼロではない、だから)というスローガンを掲げ、博物館側が来館者の安全のために努力することは勿論、訪問者側も出来る限りリスクを低下させる行動をする。物事を科学的に考え、双方でより良い環境を作り上げながら、人らしい生き方を目指す。というのが重要だというお話に、非常に共感しています。
話が逸れてしまいましたが、ちょうど3年前の今頃、東武博物館に行った記録をシェアしたいと思います。
東武博物館は、電車、バスの展示が充実。小さいけれど満足度高い博物館です。
東武博物館は、東京都墨田区の東向島駅の高架下に存在する博物館です。関東の大手私鉄の東武鉄道が運営する、本格的な博物館となっています。
入ると東武鉄道の歴史などの展示があり、まず目を引くのが1924年製造の最初の電車。東武鉄道が浅草~西新井間で始めて電化された際に導入された木造電車です。
車内も非常に珍しい。椅子がフカフカでした。こういう車両が今あったら人気が出るでしょうね。
これは今も浅草~日光または鬼怒川間で走っている特急スペーシアの個室です。この個室で鬼怒川温泉など、優雅に行ってみたいなぁ。
こちらはジオラマコーナー。選択した車両を自分で運転できます!
東武の車両が勢ぞろいする様は圧巻です。
リアルなシミュレーションです。通勤電車が運転できます。
こちらは1899年、東武鉄道が開業のためにイギリスから購入した蒸気機関車。美しいのももちろんですが、保存状態も素晴らしいです。
東武鉄道はバスの路線も多数。ということで、バスの運転体験もできます。これも子供達に人気でした。
屋外にもピカピカの車両が。戦後最初に新造した特急用の車両だそうです。内部にも入ることができました。
子供達は下をのぞき込んだり、興味深々でした。
博物館を見た後は、東向島で昼食です。たくさん店があり、昼に困ることはありません。中華料理屋さんで、ラーメンやチャーハンを食べて帰宅です。
下町の本格的な博物館は意外と楽しいところでした。さらに入館料が大人200円、子供100円と非常にお安い!
お近くにお住まいの方は週末のお出かけにぜひ、お勧めです。