皆さん、こんにちは!更新を長期間止めており申し訳ありません。
Stay Home!と、言われている中で過去の旅行記を掲載することも、自分の中で葛藤がありました。
かと言って、特別新しいことに取り組めている訳でもなく、皆さんにご紹介できるようなこともありませんでした。
ただ昨今、近隣の美味しいお店や、お世話になった観光地などが苦境に喘いでいる様子を耳にすることが多く、心を痛めています。「旅行をしたい!」という気持ちだけは切らずにいることを自分の中でも確認したいと思います。
きっと近い将来、外出自粛も解かれることを期待しています。人類は新しい出会いや、発見を求め、成長していかなければいけません。いつか来るその日のため、準備をする意味で過去の旅行記のアップをすることに致しました。
お付き合いいただければ幸いです。
本日は、東京の下町、葛飾区立石と堀切菖蒲園を散歩した記録です。
せんべろの街、立石の由来となった「立石」
東京都の東部、葛飾区は個性的な街が多い面白い区だと思います。
寅さんで有名な柴又、こち亀の亀有、総武線沿線の新小岩も活気がありますし、水元は美しい所です。そして、京成線沿線の立石にも触れなければいけません。大変良い街です。個人的にも短期間ですが住んだことがあり、愛着がある街です。
立石の良いところは、とにかく安いお惣菜屋さんや飲食店が多く、住んでいても全く飽きないところ。1,000円でべろべろに酔える・・・という意味で、せんべろの街、と言われているとか。「せんべろ」という言葉は、作家の中島らもが使い始めたということです(笑)
ただ、今回の散歩は立石のお店を回るのではなく、「立石様」というものがあるらしい!ということで、探しに行った散歩でした。
立石様、が祀られている立石稲荷神社は、京成立石駅から東へ徒歩10分ほど行ったところにありました。
6月中旬、梅雨の合間の晴れたこの日は大変暑かったと記憶しています。立石駅近くから歩き、ありました。立石。
草が生い茂っていますが、これが立石様です。
なんと千葉県の鋸山付近から古墳の石室を造る石材として運搬してきたものと考えられているとか。なかなか不思議な石です。
児童公園が隣接しており、少し遊びました。
ただ、この立石にも再開発の波が押し寄せています。今回の新型コロナウイルスで小規模な店は苦境に陥り、その後簡単に再開発され、高層ビルの1階にチェーン店が軒を並べるのでしょうか・・・そうならないことを祈ります。多様性がまた一つ消えてしまうのは明らかに損失です。
京成電車で堀切菖蒲園へ!
立石様から青砥駅まで歩き、京成電車で堀切菖蒲園駅まで移動しました。たったの2駅です。駅から堀切菖蒲園までは、徒歩10分程度です。
6月上旬から中旬が一番の見ごろです。様々な品種の菖蒲がたくさん!
いつも通っている高速の下に、こんな綺麗なところがあるなんて驚きです。
住宅街の中の別天地。
柳の木の下でお茶を飲んだりしながら、菖蒲をゆっくり眺められます。
帰り道、住宅街にもアジサイの花が咲いていました。梅雨とは言え、楽しい思い出も作れるものです。
近距離の散歩でしたが、非常に楽しい思い出になりました。今年もきっと綺麗な花を見せてくれることでしょう。
それではまた!