週末は、千葉県長南町の笠森観音に出かけてみました。笠森観音は、茂原市や大網白里市、そして市原市からも行きやすく、多くの参拝客でにぎわっています。
このような位置です。
そして、近年は子宝成就のご利益があると評判が広まり、一層の賑わいをみせています。
日本唯一の四方懸造をじっくりと。そして台風被害の現状を改めて知る。
無料駐車場に車を停め、参道を上がっていきます。結構急な石段を登り、両側には杉の大木が並びます。
根元がくっついている、不思議な杉の三本杉です。
見上げます。どの幹も、直径1m近くはあるでしょうか。非常に立派。
この穴を通るとご利益があるという、子授楠。
二天門をくぐり、注目すべき観音堂が見えてきます。岩山をすっぽり覆う形で建てた、日本唯一の四方懸造です。
登る際は、履物を脱いで登ります。階段もなかなか急です。
上がりました。古いお堂で、しっかりとお祈りをします。
房総丘陵の眺めも抜群。
一度下りて、下から構造に見惚れます。
裏に回りました。紅葉が見事。
杉の大木が折れています。台風によるものでしょう。
千葉県の紅葉の見ごろは、12月上旬ですね。非常に温暖です。
参拝を終え、お昼にします。駐車場横のレストランで昼食。
山菜そばとけんちんうどんです。
お会計のとき、レストランの方が話されていたことによれば、ここも台風で甚大な被害を受けたそうです。県道を挟んだ向かい側に霊園があり、そちらにも店を出していたそうですが、そこは強風で飛ばされてしまい、再開できない状態だそう。
袖ヶ浦から上総牛久に至る、途中の街も壁や屋根がブルーシートの家が多くあり、全く復旧が進んでいないことを目の当たりにしました。
なんとか穏やかな年末と、来年が良い年になりますように。
ふるさと納税ぐらいしか応援できることはありませんが、早く日常が戻りますように。