子連れM氏の旅行ブログ

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秋の函館方面ドライブ2泊3日(3日目 銀婚湯温泉からの帰宅 2008年旅行記)

函館方面への2泊3日のドライブも、いよいよ最終日。この日は午前中までの観光で、函館空港から柏に帰ってしまいます。もう、ほとんどすることはありません。ひたすら家族で温泉に浸かっていくのみです。

 

ルート

銀婚湯温泉を出発し、函館空港までの間、赤レンガ倉庫に寄り道してお土産などを購入。その後、12時50分のANA854便で、羽田空港へのフライトで、ゆとりの帰宅です。

 

銀婚湯を最大限に楽しむ、朝風呂三昧。

本日は、実質的にはもう帰るだけ。欲張ってもっと観光するところはいくらでもありますが、若干名残惜しい、腹八分目で帰るのも良いものです。

 

朝早く、宿の敷地内を散歩し、温泉まで歩きます。涼しく澄んだ空気が、とても贅沢に感じます。

吊橋を渡り、お風呂へ。

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それぞれの隠し湯には、入湯札を持っているグループしか入れませんので、実質の貸切となります。

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朝はどんぐりの湯に入りました。渓流沿いでここも素晴らしい湯です。

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こんな感じで、散歩しながら外湯めぐり。

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まあ、くどいようですがお勧めの宿です。また計画したいです。

www.ginkonyu.com

銀婚湯温泉 予約ページ

 

 

金森赤レンガ倉庫で、お土産探し

銀婚湯をチェックアウトして、空港に向かうまでの間、金森赤レンガ倉庫に寄り道してお土産を調達します。

港沿いの倉庫群が、おしゃれなショッピング街に変わっており、観光客でにぎわっていました。函館山も見られて、景色の良いところです。

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函館空港は小さな空港なので、お土産はここで調達するのが良いと思います。お店の数も多く、見ごたえがありました。ライブハウスなんかもあり、大人同士だったら夜飲み歩いても楽しそうなところです。

hakodate-kanemori.com

 

あとは函館空港でラーメンを食べ、羽田空港へ。15時前には羽田空港に着いて、のんびりバスで柏に帰りました。道南も魅力ある良いところです。派手ではありませんが、北海道らしい大自然と、歴史とお洒落な街並み、そして美味しい海鮮が同時に味わえる、コンパクトにまとまったエリアです。皆様もぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

秋の函館方面ドライブ2泊3日(2日目 函館観光と銀婚湯温泉 2008年旅行記)

少し移動が長かった1日目から、2日目は函館を観光して、銀婚湯温泉までのドライブです。トラピスチヌ修道院から、五稜郭、いくら丼、大沼公園、そして銀婚湯で温泉三昧という、道南満喫ツアーとしました!

 

ルート

 

静かにたたずむ、トラピスチヌ修道院

朝、宿を出てまず向かったのはトラピスチヌ修道院です。名所ですが、函館市街から少し離れている(と言っても車で15分程度ですが)ので、今まで行ったことがありませんでした。

レンガの外壁と、半円アーチの窓が印象的です。

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前庭も綺麗でした。函館は地形も面白い上に、温泉もあり、さらにこのように洋風の建築が混在する上に漁師町でもある。とても魅力のある街です。

じっくりと見学させてもらい、精神的にもリフレッシュできました。

www.ocso-tenshien.jp

 

五稜郭は、五稜郭タワーから眺めるのがお勧めです!

トラピスチヌ修道院で精神的にもゆっくりとしたところで、にぎやかな五稜郭に行きます。函館の有名な観光地ですが、元々は黒船来航後、ヨーロッパの城郭都市を参考にして作られた要塞です。

 

銃や大砲の発達とともに、防御側の銃の死角も少なくする構造が考案され、誕生したのが五稜郭のような星の形をした城でした。

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現在は公園として、春はお花見でにぎわう桜の名所としても知られています。

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五稜郭内には、五稜郭タワーがあり、空から全体を見ることができます。

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入ると、GO太くんというゆるキャラがいました。

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五稜郭タワーは、タワーに登るのももちろん楽しいのですが、五稜郭歴史回廊という展示スペースが非常に面白かったです。幕末の歴史を中心に、ただ北海道(蝦夷地)側の視点で見ることができます。榎本武揚を総裁とする旧幕府軍中心の仮政権が蝦夷全島を平定した話など、少し教科書視点と違う部分もあり、非常に興味深いものです。

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これが上から見た五稜郭です。素晴らしい眺め。

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これは立待岬方面でしょうか。函館の市街地が一望できます。

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こちらは函館港方面です。

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登ってよかった五稜郭タワーでした。

www.goryokaku-tower.co.jp

 

きくよ食堂のいくら丼!函館の海鮮はやはり美味かった。

一度函館駅近くに行き、海鮮丼でお昼ご飯にすることにしました。函館といえばイカ。透き通っていますが、若干黄色みが感じられるイカは最高です。一瞬歯ごたえを感じながらも、すぐに口の中で融けていく・・・あぁ、すぐにでも函館に行きたくなってきた。ここまで書いて、写真を撮っていない(笑)

そして、イカ刺しを食べつつ、メインで注文したのはいくら丼。

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量もさることながら、北海道のいくらはなぜこんなに美味いんだろう。

幸せなお昼でした。

hakodate-kikuyo.com

 

午後は大沼公園で自然を満喫。

さあ、満腹で多少眠いところですが、大沼公園まで40分ほどのドライブです。大沼公園は、渡島駒ケ岳の火山活動でできた大沼、小沼を含む国定公園で、湖沼と駒ケ岳の絶景が見事な観光地です。

 

貸しボートで、湖沼を散策します。

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少し紅葉には早いですが、それでも澄んだ空気と湖は最高です。

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こんな感じでのんびりと。遊歩道も良さそうでしたが、やはり貸しボートがお勧めかと思います。

 

渡島駒ケ岳の雄姿と大沼。見事です。

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大沼周辺に滞在するのも、贅沢な時間が過ごせそうです。

onumakouen.com

 

旅の一番のお楽しみ、銀婚湯温泉で一泊

さあ、今回の旅の一番の楽しみは銀婚湯温泉です。まあ、今まで宿泊した宿にランク付けするのは難しいことですが、私個人的には真っ先に名前が思い浮かぶ宿です。今回は2度目の宿泊で、その後はなかなか泊まれていませんが、またいつか宿泊したいと思っています。

 

とても自然環境に恵まれた宿です。一軒宿の温泉ですが、広大な敷地の中に様々な源泉が湧いています。内湯も合わせて11ヶ所の温泉があり、一泊ではとても回りきれません。贅沢です。もちろん全て源泉掛け流しです。

 

チェックイン直後はもみじの湯へ。

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外を歩いていきます。

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もみじの木に囲まれた、露天風呂。泉質も弱アルカリ性で優しく、何度も入りたくなる感じです。

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もちろん野天風呂風だけではなく、きちんと旅館内には内湯や綺麗な露天風呂もあります。

夜、旅館の男湯の露天風呂に入っていたら、キツネか何か小動物が現れました。目が悪くて特定できませんでしたが、クマでなくて良かった(笑)

 

この宿の良いところは、お料理も美味しいところです。道南の恵みをたくさんいただきました。

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www.ginkonyu.com

銀婚湯温泉 予約ページ

 

また道南に行くときには、ぜひ泊まりたい宿です。一泊目の、やや都会的な湯の川→銀婚湯の流れも最高でした。さあ、次は最終日です。銀婚湯を満喫してから帰ります。

秋の函館方面ドライブ2泊3日(1日目 登別から函館へ 2008年旅行記)

秋を一足早く感じたかったことと、両親の銀婚式記念に、北海道の道南への旅行を計画しました。ここには銀婚湯温泉という、イチオシの温泉があるのですが、それは2泊目の楽しみに取っておきます。初日は、新千歳空港から、登別経由で函館へ向かいます。宿泊はこちらも楽しみ、函館の湯の川温泉としました。

 

ルート

ANA53 羽田空港 8:00発 → 新千歳空港 9:30着で北海道上陸です!

その後は、地図の通りのルート。大滝のきのこ王国、登別の地獄谷を見て、函館山の夜景を楽しみました。その後、夜は湯の川温泉でゆっくりです。

函館空港着の飛行機にしなかった理由は、ただ単に函館への往路便が取れなかったからです(笑)

 

なぜか立ち寄ってしまう、大滝のきのこ王国

新千歳空港に着陸し、レンタカーを借りてドライブスタートです!特にこの時期(2008年10月11日)は、本州との気温差が大きく、いち早く秋らしい涼しい空気を味わうことができて、爽快そのもの。

レンタカーを乗り出し、まずは支笏湖方面へ。今回はオロフレ峠を経由して登別方面に向かいますので、支笏湖の南岸を通ります。湖面はたまにしか見られませんが、紅葉し始めた木々の間を通るドライブは最高です。

途中、大滝村(現、伊達市大滝区)に「きのこ王国」が存在します。ここはきのこ料理が中心のレストラン、兼お土産屋さんです。札幌に住んでいたときから、なぜか引き寄せられるように、道南方面へのドライブでは立ち寄ってしまうスポット。今回も懐かしく、立ち寄りました。

存在感のあるヒグマが出迎えてくれます。

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お料理はマイタケの天ぷらと、なんと言ってもきのこ汁が最高!

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通過するタイミングがお昼時でない場合は、きのこ汁だけでも召し上がることをお勧めします。北海道のきのこの出汁が、本当に良い味を出しています。

www.kinoko-oukoku.com

 

 

紅葉の時期もお勧め!登別の地獄谷

きのこ王国で、ランチを楽しんだ後は登別に向かいます。途中のオロフレ峠は紅葉の名所で知られています。ただ、この年は10月11日で既に紅葉は終わりかけでした。北海道の早い秋に驚きながら、登別に下りていきます。

定番の観光地とは言え、素晴らしい景色の地獄谷です。

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直径約450m、面積約11haの、スケールの大きな爆裂火口跡です。

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湧き出した温泉が流れていきます。谷に沿って数多くの湧出口や噴気孔があり、まさに地獄谷にふさわしい景色です。硫黄の匂いもなかなか。

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ここから奥の方に見える温泉街に、温泉がいくらでも供給されていくというわけです。

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遊歩道が整備されており、かなり奥の方まで歩いていけます。

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山も少し紅葉が進んでいて、美しい景色です。

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遊歩道の終点には鉄泉池という間欠泉があります。熱そう!すごい迫力でした。

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秋に登別でゆっくり一泊、なんてのも良いかもしれませんね。温泉街も楽しそうでした。

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noboribetsu-spa.jp

 

函館まで移動し、夜景を堪能!あとは湯の川でゆっくり

登別を15時前に出発し、函館までは3時間ほどのドライブです。今は道央自動車道も延伸されたため、もう少し早く移動できると思いますが、そこそこのロングドライブとなります。

当初は宿にチェックインしてから夜景を・・・と思いましたが、夕食の時間を少し遅くさせていただき、夜景を見てからチェックインすることにしました。

函館の市街地を過ぎて、函館山に一気に車を走らせます。18時ごろ、函館山に到着し、ちょうど良く素晴らしい夜景が見られました。

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手持ちのデジカメですので、当時はこれが限界・・・ただ、しばらく見入ってしまう美しさです。

あと、ご注意いただきたいのは、結構函館山は寒いので、念入りに防寒対策をなさってください。

334.co.jp

あとは、湯の川プリンスホテル「渚亭」にチェックイン。カニに、イカに、いかにも北海道らしいお料理で、大満足でした。

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屋上の露天風呂からの景色も良かったです。

nagisatei.info

湯の川プリンスホテル渚亭 予約ページ

翌日は、函館をたっぷり観光していきたいと思います!

高速道路が定額で、対象地域乗り降りし放題のドラ割!しかし我が家は失敗した・・・

普段、高速道路を使いレジャーにお出かけの方はご存知かもしれません。NEXCO東日本のドラ割。事前に利用開始日と、所有するETCカード番号を登録すれば、期間内に対象地域の高速道路が定額で乗り降りし放題、首都圏発着プランなどもあり、お得です。

 

10月以降も設定のあるドラ割の種類。

下記リンクをご覧いただきたいのですが、10月以降も往復+周遊、または周遊のみが定額のドラ割が多数用意されています。新潟、信州、東北、北海道と、各地の観光地を回るには、素晴らしいプランです。

www.driveplaza.com

 

平日で高速料金の割引が少ない場合などは、大きな恩恵を受けることになりそうです。

 

事前の調査不足、我が家の失敗・・・

しかし、我が家の場合は失敗しました。

ドラ割申し込みまでの顛末は以下の通りです。

  • 土日に軽井沢往復を計画する。事前に柏IC→松井田妙義ICの休日料金を調べると、3,980円であった。
  • であれば、往復で3,980円×2=7,960円 であるはず。
  • ドラ割を調べると、ぐぐっと群馬フリーパスが6,000円であり、首都圏往復+群馬県内乗り降り放題が付いている。その上、サービスエリアでコーヒーの割引等もあり、お得!
  • 飛びついて申し込んだ。

これはこれで、良い判断だったと思っていたのですが、柏ICから松井田妙義ICのETCゲートを降りた際に、表示された金額を見て驚き。

あれ?2,700円って出たなぁ。

往復で6,000円払ったんだよね?

損、じゃない?

そうなんです。往復だけでも得・・・と思ったのですが、柏からの常磐道と、外環道の料金は対象外でした。私は常磐道と外環道を合算した金額で比較したために、元々比較対象として不適切な金額で検討していたのでした。まあ、ちょっと損だが、途中のコーヒーを割安で飲めたので良いか。と、思いました。

 

自らの選択ではあるが、悲劇は復路で。

さらなる悲劇は松井田妙義ICからの復路で発生します。

この日は、長野、新潟方面からの関越道上り線で、なかなか大きな渋滞が発生していました。坂戸西を先頭に30kmほど。さらに所沢付近でも10kmほど。東京までは2時間以上と表示されています。

それでは、北関東道で迂回して、東北道を使って南下することにしましょう。

すると、佐野手前で事故発生の一報。さらに館林から岩槻まで渋滞しているとのこと。これも2時間以上かかりそうです。

もう、先払いしてしまっているけれど・・・佐野から柏は下道でも1時間半程度。食事もトイレも好きなところに行けます。

仕方ない、佐野田沼で降りようか。

 

群馬周遊プランを先払いし、復路を非常に中途半端な栃木県内で降りたことで、これで復路の条件を満たさないことが確定しました。

NEXCO東日本さんの設定する範囲は、下の通りです。

周遊エリアイメージNEXCO東日本ホームページより引用)

 

周遊プラン代と、下仁田から佐野田沼の高速料金がダブルで発生するはずです。

結果的には、かなりの損失となりました。

いや、金額以上に、お得だと思ってわざわざ申し込んだものが裏目に出たのが、自分の中で残念な気持ちで一杯になります。

まあ諸々、予測が甘かった・・・ということです。

 

教訓その1.きちんと対象エリア内の料金、条件で比較する(当たり前です・・・)

教訓その2.事故渋滞に巻き込まれた場合のリスクを覚悟しておく。

 

こんな失敗するのは自分くらいかな・・・(笑)。もし、皆様も検討される際はお気を付けください!

沼津から堂ヶ島へ、西伊豆旅行記(2006年10月 その2)

西伊豆堂ヶ島温泉でゆっくりしてから、翌日は堂ヶ島の遊覧船に乗ろうと考えていました。しかし、この日は晴天であったのですが波が高く、なんと遊覧船は欠航!そこでプランを変更し、ホテル近くの「らんの里 堂ヶ島(残念ながら現在は閉園)」、松崎の「伊豆の長八美術館」を楽しみました。

 

ルート

堂ヶ島から南下し、下田を通り街並みを眺めながら、東伊豆を北上しました。ただ、日曜日の夕方は混みましたね。渋滞の中、少しずつ進み、藤沢で既に20時ごろ。藤沢のびっくりドンキーで夕食となったのも、良い思い出です。柏に着いたのは夜遅くでした。

 

らんの里 堂ヶ島の思い出

堂ヶ島の駐車場脇に、今でも加山雄三記念館があります。2013年迄は、その奥に「らんの里 堂ヶ島」がありました。日比谷花壇さんが経営されていて、世界のらんが展示されている、とても面白いところだったのですが、残念です。再開などは叶わないものでしょうか・・・

なかなか、ランを中心に見られるのは貴重な体験でした。

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ヒスイラン、とも呼ばれるバンダ属のラン。濃紫から青色の色が美しいランです。

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これはカトレアっぽいですね。綺麗です。

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うーん、これは何だったでしょうか。もっと記録しておけば良かった。

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これはオンシジウムです。可愛らしい花です。個人的に黄色い花は好きです。

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途中、熱帯の昆虫もいたり、子ども達に見せたら楽しかったのになぁ、と。つくづく閉園が残念です。

駿河湾の景色も良いです。

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堂ヶ島を見ながら。海の色が綺麗ですね。

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そこそこ長い時間滞在した記憶があります。面白いところでした。何かの偶然で、再開してくれたら嬉しいのですが。

 

松崎のなまこ壁の街並みと、伊豆の長八美術館を見る。

このまま伊豆半島を南下し、下田から一周して東側を北上、伊東、熱海を抜けて帰ろうと思いつきます。今考えれば、混雑を知らないというのは恐ろしい行動を取るものです(笑)。伊豆半島は見所が山ほどあるので、一度に全部回ろうとせず滞在し、帰りは中央部の有料道路を通って渋滞を避けるのが本来であればお勧めです。

堂ヶ島から南へ少し行った松崎は、なまこ壁という独特の、平瓦を漆喰で接着したデザインの建物が多く残っています。狭い範囲ですが、歩いて写真を撮ったりすると楽しいことでしょう。

www.mapple.net

そして、分かりやすい場所に伊豆の長八美術館があります。ここは漆喰芸術の美術館、という非常に珍しいコンセプトの美術館です。江戸時代から続く、西洋に勝るとも劣らない壁画技術を堪能できます。少し子ども達にとっては、渋いかもしれませんが(笑)

www.izu-matsuzaki.com

全く良い写真が残っていなかったので、松崎はご紹介したリンクにアクセスしていただければ、様子がよく分かると思います。

そして、今回は既に閉園したテーマパークをご紹介するという、かなり実用性に乏しい内容となり、申し訳ありません。ただ、伊豆の雰囲気を感じていただけたら、ということと、個人的な備忘録という意味合いもありますので、ご容赦いただければと思います。

いずれにせよ、伊豆の秋は混雑も少なく、気軽に行ける良い季節だと思います。海の混雑も終わり、お出かけにはお勧めの時期です。

それでは、また!

沼津から堂ヶ島へ、西伊豆旅行記(2006年10月 その1)

また随分と昔の旅の記憶です。ちょうど、長女が産まれる前、仕事も休みとなったタイミングで、ゆっくりとした一泊旅行を計画しました。まだ北海道から出てきて1年も経っていない頃、本州にもこんな美味い魚と、絶景があるのかと思ったものでした。

 

ルート

往路は至って普通のルートを通っています。沼津から西伊豆の海岸沿いを南下しました。絶景ルートであると同時に、意外とカーブが多く、地図上の距離よりも長く感じるので少し注意が必要です。所要時間にもゆとりを持って計画されることをお勧めします。

 

沼津港はお寿司屋さんが一杯。ふらっと入っても美味しい寿司が楽しめました。

沼津ICを下りた頃には、もう昼時になっていました。街をぶらぶらしつつ、お寿司屋さんを探します。

沼津港付近も、当時から結構な賑わいですね。

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漁港といえば、ネコ。

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美味しそう・・・結局、魚がし鮨さんに入りました。今思えば、チェーン店ですね。ただ、静岡には言わずと知れたハンバーグレストラン「さわやか」をはじめ、質の高いチェーン店が多い印象があります。ここも、チェーン店とは思えないクオリティでした。

www.uogashizushi.co.jp

あぁ、美味そう!

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大ぶりのネタが嬉しい、近海にぎりセット!カニ汁も付いていて結構感激しました。

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たらふく食べた後は、宿に向けて、西伊豆を南下していきます。

 

堂ヶ島への、西伊豆絶景ドライブ。

沼津から先は、西伊豆の海岸線を辿るように県道を南下します。結構カーブが多く、地図上で思うよりも長いドライブとなりますが、景色は最高。

 

途中、夕映えの丘に立ち寄り、休憩。駿河湾越しに見える富士山が素晴らしい。のですが、13年も前のガラケーの写真で、大変申し訳ない(笑)。皆さん、ぜひ行って、ご自分の目でご覧いただければと思います。

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戸田港を取り囲むように伸びる、御浜岬。見事な砂嘴(さし)で、美しい景色です。御浜海水浴場もありますので、夏に泳いでみたいですね。

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www.city.numazu.shizuoka.jp

土肥、賀茂といった町を通過して、堂ヶ島に到着。堂ヶ島も絶景です。

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www.nishiizu-kankou.com

今宵の宿は「アクーユ三四郎」。部屋からも絶景が見られて大変良かったです。マッサージチェアが風呂上りに無料で使えたのも良かったですね。そして、お料理も美味しかった。静岡最高。と思ったものでした。

www.ac-sanshiro.com

翌日に続きます。

 

歴史と大地の力を感じる軽井沢ドライブ(2日目)

軽井沢旅行の2日目は、北軽井沢方面に回って大地のパワーを満喫しようという計画です。最初は中軽井沢の石の教会 内村鑑三記念館に立ち寄り、その後に鬼押出し、白糸の滝というルートをたどりました。

初日の様子はこちら↓

kozure-m.hateblo.jp

 

ルート

朝はゆっくりとして、追分を出たのが11時頃。ゆっくり出発して回りました。帰りは上信越道が渋滞していたため、碓氷軽井沢ICで高速に乗らずに下仁田ICまでもみじラインを通っています。峠道で楽しい道です。その後は、関越、東北道の渋滞を避けて、佐野付近から渡良瀬遊水地の脇を抜け、古河、野田と通って柏に帰着するルートです。

 

自然と融合した石のアーチ、神秘的な石の教会

北軽井沢までの途中、石造りの非常に神秘的な教会があると知って、立ち寄ってみました。この辺りは星野地区として、人気のエリアです。少し道に迷いましたが、無事到着。

広葉樹の林に溶け込むように、石の塀が見えてきます。

 

内村鑑三の「無教会思想」を体現した石の建築。祈りの場こそが教会である、自然の中に祈りの場がある、という(間違っていたらごめんなさい)考え方を現した建築です。

 

ちょうど結婚式の最中でしたので、30分ほどゆっくり待たせてもらいました。

 

入口はこんな感じです。美しい石畳と緑が素晴らしい。

 

石のアーチが重なりあう、ユニークな形。

 

しばらく待ち、中に入れるようになりました。林の中を教会へと歩きます。

 

荘厳な入口です。ここから先は、撮影禁止でした。

 

建物の中の様子は、リンク先をご覧いただきたいと思います。素晴らしい空間でした!

www.stonechurch.jp

駐車場までの坂道。あぁ、軽井沢は美しい。

 

有名観光地、鬼押出しはやはり凄かった。

中軽井沢から北上し、もう少し標高を上げていきます。ここから鬼押ハイウェーに入り、浅間山からの溶岩が覆う景観が魅力の鬼押出しに向かいます。

とっても美しいドライブルート。曇りなのが残念ですが、それでも爽快です。

 

鬼押出し園に到着。ここの建物も知る人ぞ知る、昭和の名建築です。全てがスロープでつながれている、斬新な建物。

昼食はこの中のラーメン屋さんで食べました。

 

さあ、溶岩を見ながら歩いて行きます。浅間山は雲に隠れていますが、雄大な景色。

 

強風で、めまぐるしく雲が動いていきます。

 

初夏の頃は、高山植物も綺麗なようです。今はウルシが色づいていて、秋の訪れを感じました。

 

こちらは草津白根山方面かな?素晴らしい景色です。

 

この辺りも紅葉が始まっていました。

 

期せずして、ヒカリゴケの撮影に成功。綺麗に光っています。

 

1783年(天明3年)の大噴火の際、最後に流出したのが鬼押溶岩流。迫力をまざまざと感じながら、遊歩道を歩きます。

 

天明の大噴火の際は、この先まで火砕流が猛スピードで下っていき、鎌原村を飲み込みました。

 

再度振り返って浅間山。溶岩の上にも、今はたくましくマツ類を中心に樹木が生えています。

 

10数年ぶりに訪れましたが、改めて凄いところだと感じました。

 

遊歩道の途中。上野の寛永寺の別院の観音堂があります。

 

さらに素晴らしかったのが、植物の紹介もとても丁寧。見ていて飽きません。

景色も素晴らしいですし、何より火山の力を感じるには最高の場所ではないでしょうか。軽井沢からも近いところですので、ぜひ足を伸ばしてみることをお勧めします。

www.princehotels.co.jp

 

最後は白糸の滝で、明日への活力をチャージ。

鬼押出しを見終わった段階で、午後3時半を回っていました。もう帰っても良い時間ですが、10分ほどで白糸の滝に着きますので、欲張って回ってみます。

 

白糸の滝入口、ここから少し登ります。

 

上品に、まさに糸のように水が流れ落ちています。水も本当に綺麗で、ぼんやり時間を過ごすには最高の場所です。

 

端の方では、間近で滝を触ることもできます。遠くから見るのとは違い、結構な水圧に驚きます。

 

くっきりと層が分かれているところから、浅間山の伏流水が出ています。面白い。

 

白糸の滝と駐車場を結ぶ遊歩道も、このようなせせらぎの脇を通り、良い散歩道です。

 

白糸の滝を下りて、旅の最後。いわなの塩焼き、きのこ汁、手づくり湧水とうふをいただきました。いわなも久しぶりに食べましたが、美味しいですね。

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水槽のイワナ

gurutabi.gnavi.co.jp

 

1泊2日の軽井沢でしたが、とても良い旅行になりました。ここまで軽井沢が魅力的な場所だとは・・・今まで、少し気取った別荘地、という先入観を持っており、きちんと観光したことが無かった軽井沢ですが、やはり人気になるだけの理由がありますね。深い歴史と、自然に囲まれたとても魅力的な場所でした。

さあ、次はどこに行こうかな!